イルフォード (写真)
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ファイル:Ilford FP4 HP5 XP2.jpg
イルフォードのフィルム、左からFP4プラス、HP5プラス、XP2スーパー
イルフォード(Ilford )はイギリスの写真用品メーカー及びそのブランドである。
モノクロフィルム、印画紙などの資材が主力であり、特にフィルターを換えることで色々な階調で使えるマルチグレードペーパー、カラーネガ現像で白黒ネガを得られるXPシリーズのフィルムが特徴的な製品として知られる。以前はカメラ製造もしていた時期がある。
日本における総代理店は永年、中外写真薬品が受け持っていたが、2008年4月以降はサイバーグラフィックスに移管している。 銀塩需要が減少し各社、製品の縮小を行っている中にあって、代理店と協力し精力的に製造販売活動を行っている。
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歴史
- 1879年 - アルフレッド・ハーマン(Alfred Hugh Harman )が写真乾板製造の会社として創業。
- 1891年 - 社名がブリタニア・ワークス(Britannia Works Company )となる。
- 1902年 - 社名をイルフォード(Ilford Limited )に変更。
- 1940年 - マルチグレードペーパーを発売。
- 1948年 - 「ウィットネス」発売。
- 1949年 - 「アドヴォケイト」発売。
- 1980年 - XP1フィルム発売。
- 1983年 - 本社をチェシャーのモバリー(Mobberley )に移転。
- 1987年 - 中外写真薬品と日本総代理店契約を締結。
- 1991年 - XP2フィルム発売。
- 1998年 - XP2スーパーフィルム発売。
- 2004年 - 破産により破産管財人の管理下に置かれる。
- 2005年 - ハーマン・テクノロジー(Harman Technology Ltd. )として再編され、ブランド名は「イルフォード・フォト(Ilford Photo )」に変更される。
- 2005年7月 - スイスのインクジェット関連製品を製造する部門をハーマン・テクノロジーと分社化し、イルフォード・イメージング(Ilford Imaging Switzerland GmbH )として王子製紙グループが買収したが、2010年4月Paradigm Global Partners LLP に売却された。
- 2008年 - ハーマン・テクノロジーが中外写真薬品との代理店契約を解除。サイバーグラフィックスと日本総代理店契約を締結。国内への製品供給を継続中。
- 2011年 - 代理店変更に伴って取り扱いを中止していた一部のフィルムや印画紙、薬品類の取り扱いを再開。
フィルム製品一覧
ISO50
- パンFプラス50 - 超微粒子フィルム。現像にパーセプトールなどの微粒子現像液を用いることでさらに微粒子な描写を得ることができる。
ISO100
- デルタ100
- パン100
ISO125
- FP4プラス125
ISO400
- HP5プラス400
- デルタ400
- パン400
- XP2スーパー400 - 現像は一般的なカラーネガ現像であるC-41による。優れた粒状性と広いラチチュードを備えた高性能フィルムで写真家からの評価も高い。
ISO3200
- デルタ3200 - 非常に高感度のフィルム。各社のフィルム製品の中で最高感度を誇る。最高の仕上がりを得られる公称ISO感度は1000。
その他
フィルム現像剤
- ID-11 - コダックD-76と同等の標準現像剤。
- イルフォゾル3
- イルフォテックDD
- イルフォテックDD-X - 微粒子濃縮現像液。
- イルフォテックHC
- イルフォテックLC29
- イルフォテックRTラピッド
- マイクロフェン(Microphen ) - 増感特性に優れた微粒子現像剤。
- パーセプトール(Perceptol ) - 超微粒子現像剤。
- フェニゾール(Phenisol )
印画紙製品一覧
単階調
- イルフォスピードRCデラックス
- イルフォブロムギャラリーFB(Ilfobrom Galerie FB )
多階調
- マルチグレードIV RCデラックス
- マルチグレードIV RCポートフォリオ - IVデラックスより厚手のRCタイプ印画紙。
- マルチグレードRCクールトーン - 冷黒調RCタイプ印画紙
- マルチグレードRCウォームトーン - 温黒調RCタイプ印画紙
- マルチグレードRCエクスプレス
- マルチグレードIV FB
- マルチグレードFBウォームトーン - 温黒調バライタ印画紙
デジタル用
- イルフォスピードRCデジタル
- ギャラリーFBデジタル
印画紙現像剤
- ブロモフェン(Bromophen )
- ハーマンクールトーンデベロッパー(Harman Cooltone Developer )
- ハーマンクールトーンデベロッパー(Harman Warmtone Developer )
- 2150XL
- 2000RT
- マルチグレードデベロッパー - 濃縮タイプの印画紙現像液
- PQユニバーサル
カメラ製品一覧
120フィルム使用カメラ
126フィルム使用カメラ
- スポーツマン126
- スポーツマンCインスタント(1967年発売)
127フィルム使用カメラ
- スプライト127(1962年発売)
135フィルム使用カメラ
エレクトリックシリーズ
- エレクトリックCR
- エレクトリックL
- エレクトリックSR
スポーツマンシリーズ
ドイツのダコラ・カメラヴェルク(Dacora-Kamerawerk )が製造したOEM。
- スポーツマン(1957年発売)
- スポーツマンF
- スポーツマスター(1961年発売) - ダコラマチック4Dそのもの。
- スポーツマンオート(1962年発売)
- スポーツマンオートRF(1962年発売)
- スポーツマスターマニュマティック(1962年発売)
- スポーツマンプロンター125(1963年発売)
- スポーツマン300
その他のカメラ
- ウィットネス(1948年発売)
詳細は「ウィットネス (カメラ)」を参照
- アドヴォケイト(Advocate 、1949年発売) - アイボリーのエナメル焼き付け仕上げが特徴的なカメラ。レンズは当初ダルメイヤーのアナスチグマット35mmF4.5で後にF3.5となった。シャッターはロータリー式。
- K1モノバー(K1Monobar 、1962年発売) - 24×36mm(ライカ)判のモノレールカメラ。ケネディ・インストルメンツが製造したOEM。
- スプライト35
- スプライトラピッドフラッシュ




