ウラベニホテイシメジ
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ウラベニホテイシメジ(裏紅布袋占地、学名Entoloma sarcopum Nagasawa & Hongo.)は、ハラタケ目イッポンシメジ科イッポンシメジ属のキノコ。山にキノコ狩りに行って目にすることも多い。旧学名は、Rhodophyllus crassipes (Imaz.et Toki) Imaz.et Hongoであったが、近年になって1924年にセイロン島で発見された別のキノコにつけられた学名であったことが判明し(=同名)、種小名が新しく付けられた[1](現在は属名もRhodophyllus からEntoloma に変更されている)。
コナラを中心とした広葉樹林によく生える[1]。傘は径7~12cm、先の丸い円錐形から中高の平らに開く。表面は平滑で灰褐色に薄く覆われ、のち細かいかすり模様となり、指で押したような丸い模様が出る(これは本種のみの特徴)。ひだはやや疎、汚白色のち肉色となる。柄の長さは10~18cm、白色、中実。
食用である。大型でボリューム感があり、歯切れのよさが身上。キノコそのものは、ややうまみに欠け、あまりだしは出ない。全体的にほろ苦く、多少粉臭が気になるので、さっとゆでこぼして料理するとよい。油炒めや醤油を使った味付けにあう。
似た仲間に有毒のイッポンシメジやクサウラベニタケがあり誤食が多いことや、東北地方や関東地方など本菌のことを「イッポンシメジ」と呼ぶ地方があることなどから、新聞などでも有毒と誤って掲載されたこともあるが、全くの食用菌である。これらのキノコは傘の表面に光沢があるのに対し、本菌には傘の表面に白い粉のようなものがあって光沢がなく、丸い模様が出ることで同定できるが、キノコの状態によっては誤認することがあるので注意が必要。
脚注
- ^ 長沢栄史著「増補改訂版 日本の毒きのこ」(学習研究社、2009年 ISBN 4054042635)P.142




