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オルモック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ファイル:Ph locator leyte ormoc.png
オルモック市の位置

オルモック(オルモク、Ormocセブアノ語:Dakbayan sa Ormoc)はフィリピン中部、レイテ島西海岸にある都市。オルモック湾に面している。レイテ州内に位置する一級市である。市の名前の由来は古いヴィサヤ語で低地を意味するオグモック(ogmok)から。2000年の国勢調査では、人口は154,297人、世帯数は31,542。面積は490.5平方kmでバランガイの数は110。オルモック市はフィリピンで最初の州から独立した市(non-provincial city、independent component city)である。レイテ州内にあるが、レイテ州政府の管轄外である。

港湾農業林業のほか、火山が多く、火山を生かした観光地熱発電も行われている。

1991年11月、オルモック地域は台風セルマ(Tropical Storm Thelma、台風25号、地元名ウリン Uring)に襲われ、鉄砲水と地すべりで5,000人以上の死者を出した。特にオルモック市に被害が集中している。

見所

レイテ・マウンテン・トレイル(Leyte Mountain Trail)
トレッキングコース。市内のダナオ湖から始まり、40km先のマハグナオ火山自然公園に至る。
熱帯雨林ツアー
多くの(マハグナオ Mahagnao、マラグスム Malagsum、カスズ・ラン Casudsu-Ran、ダナオ Danao)、ギナバン滝(Guinaban falls)、熱帯雨林、中央アマンディウィン(Amandiwing)山地からの平野やサマール島の眺望が楽しめる。また、華やかな色彩のや珍しいシカイノシシ、巨大なシダなど豊富な熱帯の植物相動物相も見所の一つ。
ダナオ湖
ダナオ湖(Lake Danao)はバイオリンの形をした3kmの長さの湖で、海抜640mの位置にある。湖には巨大ウナギが住むといわれている。ボートの貸し出しや、湖上レストランもある。
トンゴハン温泉自然公園
トンゴハン温泉自然公園(Tongonan Hotsprings National Park)は州全域に電力を供給する地熱発電のもととなる渓谷である。フィリピン最初の地熱発電が行われた場所。

文化

オルモックの人々はオルモック人(Ormocanon)と自称する。彼らはレイテ島西部一帯同様、セブアノ語を話す。人々は州都タクロバンのあるワライ語圏のレイテ島東部よりも、海を挟んだセブ島にかかわりを持つ。

多くのフィリピン人同様、オルモック人も多くはカトリック教徒で、町の守護聖人を祝う祝典を年一度行う(オルモックの場合、聖ペテロパウロが守護聖人で、6月28日6月29日が祭典の日)。また年中を通してカトリックにかかわる祭典が行われる。

外部リンク