カキシメジ
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| カキシメジ Tricholoma ustale | |||||||||||||||||||||||||||
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| ファイル:Tricholoma.ustale.-.lindsey.jpg カキシメジ
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| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Tricholoma ustale (Fr. : Fr.) Kummer | |||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||
| カキシメジ (柿占地) | |||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Burnt knight |
カキシメジ(柿占地、Tricholoma ustale)はハラタケ目キシメジ科キシメジ属のキノコ。毒キノコとして知られる。
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解説
秋、クヌギ、シラカシといった広葉樹林やマツなど針葉樹林の地上に生える。傘は3 - 8センチ・メートル程度で色は栗褐色及び薄い黄褐から赤褐色まで幅があり、湿っていると幼菌時に粘性を示す。柄は根元はやや膨むがつばやつぼなどはない。ひだは密で柄に湾生し白いが、のちに褐色のシミが生じる。胞子は楕円形で1個の油球がある。
ツキヨタケやクサウラベニタケと並び、もっとも中毒例の多いキノコのひとつである[1]。「見た目の派手なものは有毒であり、地味なキノコは食べられる」という迷信から、本種が食用と誤認されるものと考えられる。
地方名はオショウモタシ(東北)、カキモタセ(新潟)、コノハシメジ(青森、秋田)マツシメジなど。日本以外ではヨーロッパで見られる[1]。
毒性
毒成分は水溶性のウスタル酸(あるいはウスタリン酸とも。Ustalic acid)である。ウスタル酸は2002年になって発見された[2]。なお青酸生産能もあるが微量であるため中毒を起こすには至らない。
中毒症状
喫食後30分 - 3時間後で、Na+/K+-ATPアーゼを阻害して頭痛、腹痛、嘔吐、下痢を引き起こすが[3]食量により変動する。医療機関により胃の内容物を吐かせ点滴療法により1 - 3日で回復する。本種による死亡例は報告されていない。
類似の食用種
外見が似ていて地上に生える食用のチャナメツムタケ(Pholiota lubrica)やニセアブラシメジ(クリフウセンタケ、Cortinarius tenuipes)、シイタケなどと間違われる場合がある。
また地方名では、食用であるニセアブラシメジ(クリフウセンタケ)をカキシメジと呼ぶ地域がある[4]。
| 発生年 | 発生件数 | 摂食者総数 | 患者数 |
|---|---|---|---|
| 2000年 | 1件 | 10人 | 8人 |
| 2001年 | 2件 | 6人 | 6人 |
| 2002年 | 4件 | 16人 | 16人 |
| 2003年 | 1件 | 7人 | 4人 |
| 2004年 | 3件 | 8人 | 8人 |
| 2005年 | 2件 | 9人 | 9人 |
| 2006年 | 1件 | 5人 | 5人 |
| 2007年 | 0件 | 0人 | 0人 |
| 2008年 | 1件 | 4人 | 3人 |
| 2009年 | 1件 | 2人 | 2人 |
出典
脚注
- ^ 長野県内におけるきのこ中毒発生状況 1999 - 2008年 (PDF)長野県 食品・生活衛生課
- ^ Ustalic acid as a toxin and related compounds from the mushroom Tricholoma ustale Yosuke Sano, Kazutoshi Sayama, Yasushi Arimoto, Takahiro Inakuma, Kimiko Kobayashi, Hiroyuki Koshino and Hirokazu Kawagishi Chem. Commun., 2002, 1384-1385
- ^ 日本農芸化学会中部支部 第143 回例会 「食の安全・安心:現状と今後の課題」講演要旨 2005年6月4日(土) 静岡県立大学13411 講義室 (PDF)
- ^ 仙台市食品監視センター『食品監視センターだより第56号』(平成19年11月号) (PDF)3つの名前を持つきのこ! 果たしてその正体は? (地方名に注意)
外部リンク
- 中毒の原因となる毒キノコ(カキシメジ) 東京都福祉保健局
- カキシメジ




