スエズマックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スエズマックス(英語: Suezmax)は、積み荷を搭載した状態でスエズ運河を通航することのできる船の最大サイズを示した言葉で、ほぼタンカーに対して用いられる。スエズ運河には閘門がないので、重要な制限要素は喫水と、スエズ運河橋があることから高さだけである。
現在の運河の通航路深さは最大16 mまでの喫水が通航でき、満載状態のスーパータンカーは喫水が深すぎて通航できず、一部の積み荷を他の船に移し替えるか、パイプラインを使って送ってしまうか、あるいはスエズ運河を通航することを回避して代わりに喜望峰を迂回しなければならない。現在、運河は18 - 20mに浚渫されているところである[要出典]。
スエズマックスの典型的な載貨重量トンは約15万トンで、幅は46 mである。もう1つ重要な注意点が高さで、スエズ運河大橋の高さである68 mの制限がある。スエズ運河を通航できる幅にも制限があって70.1 mであるが、これを超えるのはほんの一握りのタンカーのみであり、こうしたタンカーは幅以前に喫水でスエズ運河を通航不可能である[要出典]。運河当局は通航可能な幅と喫水の表を作成しており、これは変化しがちである。
2010年までに、スーパータンカーが通航できるように最大喫水が22 mまで拡大されることが予想されている。現時点では、スーパータンカーは一部の積み荷を運河に入る前に降ろして、運河沿いのパイプラインで送って、通航後に再び積み込まなければならない[要出典]。
同じような言葉として、パナマ運河、マラッカ海峡、セントローレンス海路を通航可能な最大の大きさとしてそれぞれパナマックス、マラッカマックス、シーウェイマックスという言葉がある。アフラマックスのタンカーはスエズマックスよりも小さく、8万トンから12万トンほどのものを指す。
出典
| |||||||||||||||||




