タスクフォース
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タスクフォース (task force) は、軍隊で、任務(タスク)のために編成された部隊のこと。これから一般化して、軍隊に限らず、具体的な特定の目的のために一時的に編成される部局や組織のこと。タスクと略すこともある。
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軍隊のタスクフォース
任務のために編成、つまり、「任務編成」される部隊をタスクフォース (task force) と言い、日本語では任務部隊と訳される。通常は有事の際などに編成されるが、常設のものもあり、特に第二次世界大戦後に多い。タスクフォースに対し、「平時編成」されるタイプコマンド (type command) は、法令や政府決定などで編成が定められている、いわば官公庁である。
タスクフォースは、指揮官がみずからの裁量で編成する。タスクフォースは1つまたは複数のタイプコマンドから選出される。時には統合作戦を行うに当たって統合任務部隊 (Joint Task Force, JTF) として複数の軍隊(たとえば陸軍と海軍)にまたがって編成される。また、合同任務部隊 (Combined Task Force, CTF) として複数の国の軍隊や組織にまたがることもあり、合同統合任務部隊 (Combined Joint Task Force, CJTF) として編成される場合もある。実際の訓練や作戦行動はタスクフォースを単位とする。
合同任務部隊の例
アメリカ海軍のタスクフォース
アメリカ海軍では、タスクフリート(task fleet; TFLT)の下に任務編成される部隊をタスクフォース (task force; TF) と呼ぶ。なお、タスクフリートとは、太平洋艦隊・大西洋艦隊などの下に編成されている、第○艦隊と番号で呼ばれている部隊である。
タスクフリート自体も任務編成された部隊だが、通常はタスクフォースとは呼ばない。訳す場合は、タスクフリートは任務艦隊、タスクフォースは任務部隊となり、さらにその下には、任務群、任務隊、任務分隊が編成される。ただし、これらの訳語は必ずしもこの意味で使われるとは限らない(タスクフォースを任務艦隊と呼ぶこともあるなど)。
代表的なタスクフォースである空母打撃群は、航空母艦とその飛行隊に加え、これを護衛・支援する水上戦闘艦(ミサイル巡洋艦・ミサイル駆逐艦・フリゲート)・補給艦・原子力潜水艦などで構成される。タスクフォースすなわち空母打撃群のように思われることもあるが、空母打撃群の他にも、水上戦闘艦を中心とするもの(水上戦闘群)、揚陸艦を中心とするもの(遠征打撃群)など、さまざまなタスクフォースがある。
タスクフォースの具体的な編成については以下を参照。
その他のタスクフォース
- アメリカ陸軍デルタフォースに所属するタスクフォース20は、イラク戦争で大量破壊兵器やサッダーム・フセイン大統領(当時)の捜索などを行った。
- JTF-2(統合タスクフォース2)は、1993年に発足したカナダ統合軍の特殊部隊である。
企業経営用語としてのタスクフォース
いわゆるプロジェクトチームあるいはクロスファンクショナルチームよりも小さな単位の集団を意味することが多く、企業経営用語としては特別作業班と訳すのが妥当といえる。
また内部監査や機密事項を職掌とすることが多い。常設の機関というよりも臨時であることも多く、戦略性と機動性が重視された組織を指すのが一般的である。企業名、或いは作戦名としても多用される。




