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パイプライン輸送

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

パイプライン輸送(パイプラインゆそう)とは、石油天然ガス等を恒久的に設置した導管により輸送するものをいう。世界各国で多く利用される。また、農・工業用水、水力発電所の発電用水などの輸送も広義の意味でパイプライン輸送の一部。

目次

パイプラインへの襲撃

  • パイプラインの破壊は、一国の経済を左右することとなりかねず、戦争内乱テロの標的となりやすい。
  • 2006年5月12日 ナイジェリア国営石油公社のパイプラインが爆発。死傷者は推定200人という大惨事となった。爆発の原因は、地元住民がパイプラインに穴を開け、窃盗していた際に何らかの火が引火したものとされている。
  • 2010年12月20日メキシコプエブラ州ペメックスが管理するパイプラインが爆発。27人が死亡、52人が負傷。爆発の原因は、何者かが石油の抜き取りを行なったものと推測されている[1]

日本の状況

  • 日本における石油、ガスなどのパイプライン輸送は、土地の所有権が細分化されている上に地価が高いこと、起伏が多い地形や地震などの理由から採算が合わず少なかったが、天然ガスの分野では石油資源開発(JAPEX)が精力的にパイプラインを敷設した。JAPEXの総延長は2009年1月現在、苫小牧市小樽市新潟市仙台市、白石〜郡山の間など総延長826kmにも及ぶ。
  • ロシアサハリン州沖で天然ガス田(サハリン1)の開発が進められている。この天然ガスの輸送には、ロシア〜日本間の大規模パイプラインの建設が検討されてきた。しかし、2004年11月に、開発の主体であるエクソンモービル社は中国のエネルギー需要の伸びに目をつけ、日本向けのパイプライン輸送を白紙撤回する方針を固めた。2006年には全量が中国へ輸出されることが決定し、計画は頓挫した。

海外のパイプライン

出典

  1. ^ メキシコで石油パイプラインが爆発、27人死亡。街は火の海に(AFP.BB.NEWS 2010年12月20日)

関連項目

外部リンク