1. TOP
  2. Kiraku辞典
  3. メインページ

ブリタニカ百科事典

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ブリタニカ百科事典(Encyclopædia Britannica)は、英語で書かれた百科事典。最初はイギリスのエディンバラで発行されたが、現在はアメリカ合衆国で発行されている。

目次

歴史

1768年からエディンバラでアンドルー・ベル、コリン・マックファーカー、ウィリアム・スメリが共同で100分冊を週刊で発行したのが始まりである。これは、イギリスの教養を要求するブルジョワジーに受け入れられて成功し、完成後の1771年に3巻にまとめて初版とした。大項目主義をとり、一流学者の44論文と単行本からの抜粋で構成された。

第10版は丸善とのタイアップで日本にも輸入され、大英百科全書として紹介された。1902年[1]発売記念価格として通常の半額[注釈 1]での販売、書籍では初めてとなる月賦での分割払い(通常価格になってからは一括払いのみ)、そして新聞の一面広告などのキャンペーンを行った。1906年にも、増補版の出版を機に同様のキャンペーンを行っている。伊藤博文後藤新平新渡戸稲造徳富健次郎犬養毅など各界の著名人が買い求め、広告でもそれを誇示していた。

1897年にアメリカ人のホレース・エバレット・フーパーが版権を入手し、第9版以降を刊行。1928年から版行権はシアーズ・ローバック社に移り第11版が刊行された。第14版で大規模な改稿を終わり、1936年以降は必要部分を改稿する形をとった。1938年からは旧版所有者を対象にして年鑑を発行した。

1941年、シアーズ・ローバック社からシカゴ大学に版権が寄贈され、ウィリアム・ベントン基金の元で刊行が続けられたが、1996年1月にスイスの実業家ヤコブ・サフラが版権を買収している。

第15版は全面改稿される形で1974年に発行された。この版は、日本で翻訳され、項目の追加・改訂を行った後、「ブリタニカ国際大百科事典」として日本で発売された。原典はその後の83年に改訂されている。 現在は第15版(全32巻)が市販されている。CD-ROMやDVD-ROMの形でも販売されている。

しかし2003年以降、冊子形式の日本語版の発行はされていない。

1999年10月19日から、オンラインによる全文検索サービス『ブリタニカ・ドットコム』を開始。当初無料であったためアクセスが殺到しサーバがダウンした。2001年から年間50ドルの使用料が必要となっている。

2006年6月1日からは大学や図書館向けに『ブリタニカ国際大百科事典』オンラインデータベースサービス「Encyclopædia Britannica Online Japan」(BOLJ)を開始した。

2009年1月23日に、『ブリタニカ・ドットコム』の修正案を利用者が提示できるようにするとした。ウィキペディアとは違い修正案は、編集者のチェックを受け反映されることになっている。匿名ではなく寄稿者リストに名前が載ることになるため、修正案の提出には本名(フルネーム)と、連絡用メールアドレスが必要となっている[2]

発行年度

  • 第1版 1768–1771(発行年度)
  • 第2版 1777–1784
  • 第3版 1788–1797
  • 第4版 1801–1809
  • 第5版 1815
  • 第6版 1820–1823
  • 第7版 1830–1842
  • 第8版 1853–1860
  • 第9版 1875–1889
  • 第10版 1902–1903
  • 第11版 1910–1911
  • 第12版 1921–1922
  • 第13版 1926
  • 第14版 1929–1973
  • 第15版 1974–現在

脚注

[ヘルプ]

注釈

  1. ^ クロース版175円、総革版280円など。

出典

  1. ^ 丸善 (2007-8-28). “商品の原点あり|丸善株式会社” (日本語). 2009-1-24閲覧。
  2. ^ ITmedia (2009-1-23). “ブリタニカ百科事典オンライン版にユーザー投稿機能” (日本語). 2009-1-24閲覧。

関連項目

外部リンク