モスバーガー
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ファイル:Taiwan Mos Burger Zhonghwa Store.jpg 店舗例(台湾) | ||||
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ファイル:ThinkPark.JPG モスフードサービス本社(東京都品川区大崎)- ThinkPark Tower | ||||
| 種類 | 株式会社 | |||
|---|---|---|---|---|
| 市場情報 |
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| 略称 | モス、モスフード | |||
| 本社所在地 |
ファイル:Flag of Japan.svg 日本 〒141-6004 東京都品川区大崎二丁目1番1号 ThinkPark Tower 4階 | |||
| 設立 |
1972年(昭和47年)7月21日 (株式会社モス・フード・サービス) | |||
| 業種 | 外食産業(東証業種名は「卸売業」) | |||
| 事業内容 | フランチャイズシステムによるハンバーガー専門店「モスバーガー」の全国展開、その他飲食事業 | |||
| 代表者 | 櫻田 厚(取締役社長) | |||
| 資本金 | 114億1,284万5千円 | |||
| 売上高 |
連結:623億0,187万7千円 単独:485億1,597万0千円 (2008年3月期) | |||
| 総資産 |
連結:454億7,918万2千円 単独:415億7,817万6千円 (2008年3月31日現在) | |||
| 従業員数 |
連結:907人 単独:354人 (2008年3月31日現在) | |||
| 決算期 | 3月31日 | |||
| 主要株主 |
紅梅食品工業(株) 4.37% 日本生命保険相互会社 4.20% (株)ダスキン 4.11% (2008年3月31日現在) | |||
| 主要子会社 |
(株)トモス 99.2% (株)モスクレジット 100% (株)エム・エイチ・エス 100% (株)四季菜 100% | |||
| 関係する人物 | 櫻田 慧(創業者) | |||
| 外部リンク | www.mos.co.jp | |||
モスバーガー (MOS BURGER)は、モスフードサービス(英文名称 Mos Food Services Inc.)が展開する日本発祥のハンバーガーチェーン、および同店で販売されているハンバーガーである。
目次 |
概要
日本人の好みにあったハンバーガーを提供することを掲げ、日本のハンバーガーフランチャイズ店でのシェアは、日本マクドナルドに次ぎ第2位。
素材を厳選し、注文を受けてから作る「アフターオーダー方式」[1]など、スローフードのような作りをしているのが特徴である。ファーストフード店として分類はされているが、「ファーストフード」という語が表すように「すぐに食べる」ことは出来ず、ハンバーガーという商品をメインとして扱っていることからファーストフードとされているだけだとも言え[2]、ファーストフードではなく「ハンバーガーレストラン」と分類される場合もある。その味の良さから人気があり、利用したいハンバーガー店ランキングでも上位にランキングされている[3]。
1990年代後半のマクドナルドに端を発するファーストフードチェーンの値下げ戦争の中で、ハンバーガーを10円程度しか下げず、大幅な値下げを行うことはほとんどなかった。そのため、「モスは味の割に高い」と言われることもあるが、これは、「当時一番売れているタバコの値段を元に“モスバーガー”の値段を考える」という、基本的なポリシーを遵守してのことである(櫻田の講演より)。
名前の由来
モスバーガーのMOSは、MはMountain(山のように気高く堂々と)OはOcean(海のように深く広い心で)SはSun(太陽のように燃え尽きることのない情熱を持って)という意味とされている。初期にはMOST delicious hamburgerのポップを店頭に貼っていたため、これの略だとも思われたこともあったようだが、MOSの意味に変化はないという。[2]大本の由来は、創業者・櫻田慧がモス・フード・サービスの前に起こした会社Merchandising Organizing Systemの頭文字である。
歴史
創業
日興証券を脱サラした櫻田慧(1937年1月19日-1997年5月24日、60歳没。岩手県大船渡市出身。東京都立大森高等学校、日本大学経済学部卒)、渡辺和男、吉野祥が、1972年3月12日東京都板橋区成増で1号店をオープンさせる。この際、アメリカのハンバーガーショップ「トミーズ(Tommy's)」を経営の参考とした。
創業以前から低価格が売りであるマクドナルドとの差別化を考えていたモスバーガーは、高価格、高品質という高級路線を今日まで歩んできた。高いコストをかけてでも商品の味の向上を徹底させるという経営戦略は、「日本人は味覚にうるさいので、食べ物はうまくなければいけない」という創業者たちの理念に基づいている。創業当時は資金不足のために他のファーストフード店より宣伝力が弱く、一等地への進出も難しかったため、顧客に口コミで評判を広めてもらうことでしか事業拡大が見込めなかったことも高級化を行った理由の一つである[4]。
商品開発の際、櫻田前社長は試作品の新開発メニューを必ず満腹の状態で試食するというポリシーがあった。「満腹の状態で食べても美味しいと感じられる商品こそが本当に美味しい食べ物である」というこだわりからであったが、その行為が寿命を縮めることとなったためか、前述の通り1997年に60歳の若さで亡くなっている。
赤モスから緑モスへ
鳥インフルエンザの発生や外国産野菜の残留農薬の問題等が頻発して「安いだけではダメ、安心して食べられる安全で安いものがいい」という消費者の意識が高まった2004年、モスでは1996年ごろから減農薬や有機栽培の野菜を使い始めていた[5]が、そのことをより広く知らせアピールするために従来赤色であった看板を「安心、安全、環境」を象徴するとして緑色へ転換し始め、従来の店舗を看板の色より赤モス、新型の店舗を緑モスとした。同時に「ただのファーストフード」からの脱却を目的に、ファーストフードらしい内装からレストランに近いイメージの木目調を基調としたゆったりした内装への改装も進め、高級ハンバーガー「匠味」を始めとする緑モス限定の高級感のあるメニューの提供を始める。しかしこれにより「安ければそれだけでいい」と考える一部の消費者に対して「モスは高い」とのイメージを与えることになった。
緑モスの見直し
当初計画では2008年度中に緑モス化を完了する予定であったが、原料価格高騰もあり不可能となった、さらに、ファーストフードの領域を逸脱したメニューの提供による店舗側の混乱や、一部店舗の禁煙化により客足が遠のいた店もあり、緑モスへの改装費用負担も相まって本社の方針に反発するフランチャイズオーナーもいた。櫻田社長は「緑モスの路線は間違っていない」としながらも、今後は「ルールを見直しながら緑モスへの転換を進める」としている。[6]この軌道修正を受け、赤モス・緑モスという呼称は公式には使用されなくなり、緑モス限定メニュー「モスのごはん」は「一部店舗限定」と公式サイトでは表記されるようになった。また、緑モスの代表格メニューであった匠味も、2008年に販売を終了した。
沿革
- 1972年
- 1973年5月 - 「テリヤキバーガー」発売。
- 1973年11月 - フランチャイズ第1号店「新瑞店」(愛知県)オープン。
- 1976年10月 - 50店舗目「コザ店」(沖縄県)オープン。
- 1979年1月 - 100店舗目「小豆島店」(香川県、現存せず)オープン。
- 1984年6月
- 商号を「株式会社モスフードサービス」と変更。
- 「テリヤキチキンバーガー」発売。
- 1986年
- 1987年
- 8月 - 「ホットドッグ」発売。
- 12月 - 「モスライスバーガー」発売。
- 1988年8月 - 「(株)なか卯」と資本提携。
- 1989年
- 9月 - 「ロースカツバーガー」発売。
- 12月 - 米国1号店「カラカウア店」(ハワイ)オープン。
- 1990年12月 - 「モスライスバーガーやきにく」発売。
- 1991年
- 1992年9月 - 「モスチキン」発売。
- 1993年5月 - シンガポール1号店「イセタンスコッツ店」(シンガポール)オープン。
- 1998年10月 - 1,500店舗目「恵庭店」(北海道)オープン。
- 2002年9月 - キッチンモスをオープン。時間別メニューやバーガー以外のメニューを提供し上級感を狙った実験店。[7]
- 2003年4月 - 宅配ピザチェーン「ストロベリーコーンズ」と提携しモスバーガーの宅配サービスを本格化するが、後にこの業務提携は解消。
- 2004年
- 2005年
- 3月 - 「日本のバーガー匠味十段」発売。ハンバーガー単品の値段が1,000円と、大手では初で話題になる。
- 4月 - ハワイの店舗閉店
- 2006年
- 2007年
- 2008年2月 - ダスキン(日本国内にて、ドーナツチェーンのブランド「ミスタードーナツ」を展開)との資本業務提携を発表[9]。
- 2009年
- 2010年6月10日 - 日本テレビ『スッキリ!!』との共同企画第2弾「テリー伊藤のざくざくラー油バーガー」を期間限定で発売。
- 2011年
メニュー・店舗・特徴・サービス
メニューの特色
| 商品名 | カロリー | 炭水化物 | たんぱく質 | 脂肪 | 食塩 |
|---|---|---|---|---|---|
| モスバーガー ファイル:MOS Burger 2007-01.jpg | 400 | 36.6g | 14.7g | 21.7g | 1.8g[11] |
| テリヤキバーガー ファイル:MOS TeriyakiBurger 2007-01.jpg | 435 | 38.6g | 13.8g | 25.1g | 2.3g[12] |
| ライスバーガー | 235 | 43.5g | 4.2g | 4.3g | 2.0g[13] |
日本人の味覚に合わせたソースや合挽き肉を使用したパティ(一時期牛肉100%のパティを使用)は他の米国系フランチャイズ・チェーンとは一線を画した独特のものである。
1973年には世界で初めてテリヤキバーガーを発表。このテリヤキバーガーを売るために、常連客の女子高校生からの提案で、彼女の高校の文化祭で50個のテリヤキバーガーを無料で配るなど認知度を上げる工夫を凝らした[14]。
1987年にはパンの代わりに米をベースにしたライスバーガーが発売され、現在のモスバーガー主力メニューのひとつになった。農林水産省から表彰される。
さらに1990年代後半からは農業者団体との提携[要出典]から原材料の国産化・産地/生産者の可視化を進め、店頭の掲示板に産地と生産者名を掲示するようになった。近年の「安心・安全」という消費マインドを先取りしたとも言えるだろう[誰によって?]。現在では生野菜の全てが日本国内の提携農家が生産したもの[15]となっており、これらの野菜の一部は、モスバーガー公式オンラインショップ[16]にて購入することが可能である。
2003年から一部店舗において「日本のバーガー匠味」シリーズを発売。当初価格設定が580円(チーズ入り640円)というこれまでにない高価格設定で、高級志向を打ち出す。匠シリーズは2008年に販売終了したが、現在では味と価格のバランスを考慮し単品価格400円前後の商品として開発された「とびきりハンバーグサンド」シリーズがそのコンセプトを受け継いでいる。
MOS BLT01.JPG
2011年4月26日から期間限定発売された、とびきりハンバーグサンドB.L.T.(スライスチーズ入り) |
MOS Chicken01.JPG
モスチキン |
MOS Kuro-Koshō Chicken01.JPG
黒胡椒チキン |
MOS Kaisen01.JPG
ライスバーガー海鮮かきあげ(塩だれ) |
店舗の形態
ディック・ブルーナモデル店舗
内装や食器にディック・ブルーナのイラストを使用した店舗。関東に4店舗存在。
実験店舗
ThinkParkの大崎カフェ店舗では立地条件からサラリーマンやOL層をねらった独自メニューとして、ケーキやビールジョッキをメニューに置いている。
サービス
テレフォンオーダー
注文から受け取りまで時間がかかることもあり、モスバーガーでは電話による注文を受け付けている。多くは持ち帰りで利用されるが、店内での飲食の場合も利用可能である。また、オフィス街にある一部の店舗では、配達も行っている(要追加料金)。
電話で注文した利用客に対しては、受取り時に10円玉が入ったぽち袋を渡している。これは注文時の電話代であり、「利用客の電話代費用を負担する[1]」という意味である。
その他
一部の店舗にNTTコミュニケーションズの公衆無線LANサービス「ホットスポット」やNTTドコモの公衆無線LAN「Mzone」、NTT東日本・NTT西日本の公衆無線LAN「フレッツ・スポット」のアクセスポイントを設置している。
環境への配慮
モスバーガーの特徴として、他のファーストフード店に比べると環境への配慮がなされているという点がある。具体的には店内の食事にはガラス製のグラス、陶製のマグカップを使用、持ち帰りには紙袋のみでビニール袋は出さないなど。(一部店舗では、お店から本部等会社への要望もあり、雨の日用としてビニール袋を使用している店舗もある)
その他飲食事業
新規事業
- 80℃ Cafe&Kitchen
- モスバーガークラシック - 旧モスズ・シー (MOS's-C)
- マザーリーフ - 紅茶とアメリカンワッフルを中心にしたカフェ
- カフェレジェロ - セルフスタイルのマザーリーフの新業態店
- まめどり
- ステファングリル - カジュアルレストラン
海外事業
主にアジア地域に事業を展開
- 台湾 摩斯漢堡 - 安心食品服務(股)有限公司が運営 日本モスフードと台湾東元電機集團の合弁会社
- 魔術食品工業(股)有限公司 - 台湾モスバーガーにライスバーガー、冷凍食品を提供
- 香港
- シンガポール イスラム教徒もいるので豚肉は不使用。
- インドネシア 上記と同様にイスラム圏に付き豚肉は提供しない。
- タイ
関連会社
- シェフズブイ - シェフズブイ(ベジタブルレストラン、ベジタリアンレストランではない)を展開。
- トモス - ちりめん亭(中華そば)を展開。
- 四季菜(しきな) - AEN(四季の旬菜料理)を展開。
- サングレイス - 「モスの生野菜」など原料生鮮野菜の安定供給を目指して平成18年に農業生産法人株式会社野菜くらぶなどと合同出資して設立された。
脚注・出典
関連項目
- モスド (MOSDO!) - ミスタードーナツとの提携による共同事業ブランド。
外部リンク
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