ロマ・プリータ地震
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ロマ・プリータ地震(ロマ・プリータじしん、Loma Prieta earthquake)は、1989年10月17日17時4分にアメリカカリフォルニア州北部で発生した地震。地震の名前はサンフランシスコ郊外でサンノゼ市の南にあるロマ・プリータ山付近が震源地だったことによる。サンフランシスコ地震とも呼ばれるが、この名前は1906年の地震を指すことが多い。
概要
アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコ周辺を襲い、大災害を発生させた。マグニチュード6.9。サンアンドレアス断層によって引き起こされたとみられ、1906年のサンフランシスコ地震以来の大地震となった。この地震による死者は63人にのぼり、ビルディングなどの建造物の損傷の他に、高速道路などが倒壊する被害が発生した。
サンフランシスコのキャンドルスティック・パークではワールドシリーズの第3戦が行われる予定だったが、試合の開始前に地震の強い揺れが襲ったため中止となった。この模様はABCで全米にテレビ中継されていたことに加え、日本でもNHKの衛星放送で生中継された。
サンフランシスコ市内では火災が発生し、多くの住宅で地震による被害が発生した。サンフランシスコの対岸にあるオークランド郊外を走る高速道路では、1950年代の古い設計であったため、揺れに耐えきれず高架橋が倒壊した。この高速道路はダブルデッキ式であったため、上層の高架が崩壊して下層を走行していた自動車を押し潰し、上層を走行していた自動車も高架道路から投げ出されるなどした。下敷きとなった高速道路では41人の死者と多くの負傷者を出し、負傷者の中には瀕死の重傷を負っていた人や押し潰された自動車の中から3日ぶりに救出された人もいた。この被害は全世界の新聞・ニュースで大きく取り上げられた。
サンフランシスコ・オークランド・ベイブリッジも地震により橋の一部が崩落したが、僅か1ヶ月後の11月18日に復旧した。




