1. TOP
  2. Kiraku辞典
  3. メインページ

中国自動車道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

高速自動車国道
(有料)
中国自動車道
総距離 540.1 km(国内2位)
制定年 1964年昭和39年)
開通年 1970年(昭和45年)- 1983年(昭和58年)
起点 吹田市吹田JCT
主な
経由都市
川西市宝塚市西宮市神戸市津山市
新見市三次市広島市山口市
終点 下関市下関IC
接続する
主な道路
記法
記事参照
Template(■ノート 使い方) ■ウィキプロジェクト 道路

中国自動車道(ちゅうごくじどうしゃどう、CHUGOKU EXPRESSWAY)は、大阪府吹田市から兵庫県岡山県広島県島根県経由して山口県下関市へ至る高速道路高速自動車国道)である。中国道と略される。法定路線名は中国縦貫自動車道である。なお、吹田JCT - 神戸JCT山口JCT - 下関ICアジアハイウェイ1号線 AH1 にも指定されている。

目次

概要

中国地方のほぼ中央部を東西に貫く形で建設されており、1983年昭和58年)に全線開通した。総延長は500km以上にも及び、高速自動車国道の中では東北自動車道に次いで長い。高速道路網としては初期の部類に入り、元々中国縦貫自動車道国土開発幹線自動車道の路線名)の路線が指定された際には、中国地方においては高速道路網の東西軸は1本のみを建設するとされていたため、山陽地方からも山陰地方からもほぼ等距離にアクセスできる中国山地沿いの位置に建設された(その後、1966年(昭和41年)に公布された国土開発幹線自動車道建設法で山陽自動車道が計画され、さらに1987年(昭和62年)の国土開発幹線自動車道建設法の改正で山陰自動車道の計画が策定された)。

しかしながら長大トンネル等の土木技術が確立途上にあった時期の建設であり、山肌を縫うように建設された結果、高速道路としてはカーブやアップダウンの多い線形となり、大半の区間で最高速度が80km/h以下に制限されている。1997年平成9年)に山陽自動車道が全線開通すると、通過交通の大半が直線的に計画された山陽自動車道へシフトする状態となっている(最高速度交通量の節を参照)。現在は日本を縦断する国土軸においては山陽自動車道を補完する役割を担っている。また、中国山地沿いの各都市(津山市新見市庄原市三次市美祢市など)や、米子自動車道浜田自動車道等を介して接続される山陰地方の各都市にとっては、他地域との交流の上で欠かせない重要な交通ルートとなっている。

近畿地方では、高速自動車国道の路線としては、中国縦貫自動車道は起点の吹田市において近畿自動車道天理吹田線の終点であり、吹田市 - 神戸市において山陽自動車道吹田山口線と重複している。大阪府道2号大阪中央環状線(側道)と併せて関西内陸の中心都市を通過していることから、交通量が極めて多く渋滞の発生が顕著である(交通量の節を参照)。関西4環状ネットワークにおいては関西中央環状道路として、さらに明石海峡紀淡海峡を横断する一周約240kmの環状道路を形成する。

さらに、舞鶴若狭自動車道敦賀JCTまで全線開通した暁には、北陸自動車道名神高速道路と当路線とを組み合わせての環状道路も完成することになっている。また1995年の兵庫県南部地震で、京阪神の交通網が大きく寸断された際、道路以外も含めた交通の大動脈の中で、対面通行となりながらも唯一機能した道路でもある。このことで、交通の大動脈の大半が神戸市の海沿いを通っている集中ぶりが改めてクローズアップされることとなった。

毎年10月-11月にかけて、交通量が多く道路の劣化が激しい宝塚IC付近を中心に中国道集中工事が行われる。例年大規模な渋滞が発生するが、集中工事方式を採用することで年間の工事渋滞や規制件数が大幅に低減する。同じく交通量が多い東名高速道路や名神高速道路でもこのような集中工事方式が採用されている。

なお、広島北JCTは開通時期の関係から神戸方面→広島自動車道が本線で神戸方面→吉和・山口方面が分岐側となっている。

通過市町村

接続高速道路

インターチェンジなど

  • IC番号欄の背景色がである区間は既開通区間に存在する。施設欄の背景色がである区間は未開通区間または未供用施設に該当する。未開通区間の名称は全て仮称である。
  • (数字)は、他路線の番号。<数字>は、予定番号。
  • スマートICは背景色で示す。
  • 路線名の特記がないものは市町道
  • BSのうち、○は運用中、◆は休止中の施設。無印はBSなし。
    • 新見ICは◎としている。これは当該BSは本高速道路に属すIC設備に併設されているBSが休止中で、IC近隣に設置された施設でIC設備からも離れているBSが運用中のためである。しかし実際の運用上の扱いは一緒である。
IC
番号
施設名 接続路線名 吹田から
(km)
BS 備考 所在地
1 吹田JCT 名神高速道路 京都名古屋東京方面
近畿自動車道
0.0 大阪府 吹田市
中国吹田IC 府道2号大阪中央環状線 1.0 宝塚・岡山方面出入口
2 中国豊中IC 府道2号大阪中央環状線 池田方面 8.3 大阪方面出入口 豊中市
中国池田IC 国道176号バイパス) 豊中方面 10.5 宝塚・岡山方面出入口 池田市
3 宝塚IC 国道176号(バイパス)
県道42号尼崎宝塚線
16.6 兵庫県 宝塚市
- 宝塚東TN - 18.3 トンネル参照
- 宝塚西TN - 20.1
- 西宮名塩SA - 24.1 西宮市
4 西宮山口JCT 阪神高速7号北神戸線 27.1 大阪方面接続
5 西宮北IC 県道82号大沢西宮線 29.8
5-1 神戸JCT 新名神高速道路(建設中)
山陽自動車道
31.6 新名神高速道路とは2016年度接続予定 神戸市
- 長尾BS - 33.6
5-2 神戸三田IC 六甲北有料道路 36.7
- 赤松PA - 38.4
6 吉川JCT 舞鶴若狭自動車道 40.3 三木市
7 吉川IC 県道17号西脇三田線
国道428号
43.7
7-1 ひょうご東条IC 県道91号はりま東条インター線 47.7 加東市
- 東条BS - 49.7
- 社PA - 55.8
8 滝野社IC 国道175号(社バイパス)
県道17号西脇三田線
59.4
- 泉BS - 66.6 加西市
8-1 加西IC 県道24号多可北条線 69.1
- 北条BS - 72.2
- 加西SA - 75.6
福崎町
9 福崎IC 播但連絡道路 79.2
- 夢前BS/SIC - 86.0 スマートICは本線直結型で接続予定 姫路市
- 安富PA - 94.5
10 山崎IC 国道29号 99.6 宍粟市
- 山崎JCT 播磨自動車道(建設中) 103.3 2020年度開通予定
- 山崎TB - 103.9 2004年12月20日廃止
- 揖保川PA - 106.6
- 葛根BS - 110.2
- 南光BS - 113.8 佐用町
10-1 佐用JCT 鳥取自動車道 117.2
11 佐用IC 国道373号 119.2
- 上月PA - 125.7
- 杉坂TN - トンネル参照
岡山県 美作市
11-1 作東IC 県道86号作東インター線 131.3
- 作東BS - 133.9
- 楢原PA - 136.4
12 美作IC 県道51号美作奈義線 139.4
- 勝央JCT 美作岡山道路(構想中) 設置予定 勝央町
- 勝間田BS - 144.0
- 勝央SA - 145.3
13 津山IC 国道53号 150.7 津山市
- 津山北BS - 156.0
- 二宮PA - 159.1
14 院庄IC 国道179号 161.1
- 久米BS - 166.5
- 美作追分PA - 173.9 真庭市
15 落合JCT 米子自動車道 175.0
16 落合IC 国道313号 181.6
- 真庭PA - 184.6
17 北房JCT 岡山自動車道 190.8
18 北房IC 国道313号 193.4
- 呰部BS - 196.5
- 布瀬BS - 205.5 新見市
18-1 大佐SA/SIC 県道32号新見勝山線 209.5
- 熊谷BS - 215.6
19 新見IC 国道180号 221.6
- 神郷PA - 228.8
- 哲西BS - 237.9
20 東城IC 国道182号 246.4 広島県 庄原市
- 帝釈峡PA - 248.6
249.5
広島・北九州方面
米子・大阪方面
- 帝釈BS - 259.7
- 本村PA - 265.9
267.0
広島・北九州方面
米子・大阪方面
21 庄原IC 国道432号 276.6
- 七塚原SA - 283.1
283.2
広島・北九州方面
米子・大阪方面
- 和知BS - 286.5 三次市
- 三次JCT 松江自動車道(建設中)
尾道自動車道(建設中)
288.6 2012年度開通予定
22 三次IC 国道375号
県道470号三次インター線
293.6
- 江の川PA - 299.1
302.0
米子・大阪方面
広島・北九州方面
- 高宮BS - 308.3 安芸高田市
23 高田IC 県道64号三次美土里線 313.8
- 美土里BS - 315.8
- 本郷PA - 317.9
322.2
米子・大阪方面
浜田・北九州方面
24 千代田IC 県道5号浜田八重可部線 328.9 北広島町
25 千代田JCT 浜田自動車道 330.9
- 安佐SA - 339.9
340.4
山口・広島方面
浜田・大阪方面
広島市
26 広島北JCT 広島自動車道 343.0 浜田・大阪方面⇔広島道が直通
- 牛頭山TN - 345.8 長さ 約3600m
トンネル参照
26-1 加計BS/SIC 国道191号 355.0 広島・大阪方面出入口 安芸太田町
27 戸河内IC 国道191号、国道186号 360.4
- 筒賀PA - 363.2
- 境TN - トンネル参照
廿日市市
28 吉和IC 国道186号 376.6
- 吉和SA - 379.1
- 冠山TN - トンネル参照
山口県 岩国市
- 深谷PA - 395.5
29 六日市IC 国道187号 403.6 島根県 吉賀町
- 朝倉PA - 408.5
- 米山TN - トンネル参照
山口県 周南市
30 鹿野IC 国道315号 430.6
- 鹿野SA - 432.2
432.8
北九州方面
広島方面
- 串BS/CB - 439.7 BSは休止中 山口市
31 徳地IC 国道489号 447.4
- 荷卸峠PA - 455.7
- 仁保BS - 460.6 休止中
32 山口IC 国道262号 467.4
- 湯田PA - 473.3
33 山口JCT 山陽自動車道 475.4
34 小郡IC/JCT 国道9号
県道山口宇部線山口宇部道路)(予定)
480.1 JCTは2015年度開通予定
- 美東SA - 487.5
487.7
北九州方面
広島方面
美祢市
- 真名BS - 489.5
34-1 美祢東JCT 小郡萩道路 490.5
35 美祢IC 国道435号 498.2
- 伊佐PA - 505.5
35-1 美祢西IC 県道33号下関美祢線 511.7
- 美祢JCT 山陰自動車道(基本計画区間) 計画中
35-2 下関JCT
長門吉田BS
山陽自動車道宇部下関線 519.0 下関市
- 小月BS - 524.0
36 小月IC 国道491号 524.6
- 王司PA - 529.1
- 長門勝山BS - 535.9 休止中
37 下関IC 県道57号下関港線 540.1
関門橋 門司九州道福岡方面

SA・PA

山陽自動車道全通等による交通量の減少に伴い、神戸JCT-山口JCT間の幾つかのSAやPAで、ガソリンスタンドやスナックコーナーを閉鎖や営業時間の短縮をするなどの規模縮小が目立つ。特に安佐SA-美東SA間の途中にある吉和SA・鹿野SAのガソリンスタンドが続けざまに廃止されており、150km近くにわたってガソリンスタンドがない状態である。また、帝釈峡PAはかつては売店・スナックコーナーに加えてガソリンスタンドもあったがすべて廃止され、現在では無人のPAとなっている。

売店併設

  • 全てのサービスエリア
  • 赤松PA
  • 社PA
  • 安富PA
  • 上月PA
  • 真庭PA
  • 本郷PA
  • 王司PA

24時間営業

  • 西宮名塩SA
  • 社PA上り線
  • 加西SA
  • 勝央SA
  • 安佐SA
  • 美東SA

給油所併設

  • 鹿野SA・吉和SAを除く全てのサービスエリア
  • 王司PA

※大佐SA下り線、七塚原SA上り線、王司PA上り線は24時間営業ではない。

レストラン併設

  • 吉和SAを除く全てのサービスエリア

主なトンネルと橋

ファイル:Takarazuka-higashi tunnel 001.jpg
宝塚東トンネル下り線入口
(宝塚西トンネルと併せて渋滞の名所)
  • 宝塚東トンネル(宝塚IC-西宮名塩SA) : 上り線360m 下り線350m
  • 宝塚西トンネル(宝塚IC-西宮名塩SA) : 上り線350m 下り線240m
  • 加古川橋(滝野杜IC-加西IC)
  • 西下野トンネル(揖保川PA-作用IC)
  • 杉坂トンネル(上月PA-作東IC) : 上り線650m 下り線560m
  • 大佐トンネル(北房IC-大佐SA)
  • 牛頭山トンネル(広島北JCT-加計スマートIC) : 上り線3,573m 下り線3,560m(中国道最長トンネル)
  • 平トンネル(広島北JCT-加計スマートIC) : 上り線1,055m 下り線1,040m
  • 船場トンネル(広島北JCT-加計スマートIC) : 上り線1,001m 下り線990m
  • 加計東トンネル(広島北JCT-加計スマートIC) : 上り線3,277m 下り線3,370m
  • 加計西トンネル(加計スマートIC-戸河内IC) : 上り線2,690m 下り線2,672m
  • 三谷澄合トンネル(筒賀PA-吉和IC) : 上り線900m
  • 境トンネル(筒賀PA-吉和IC) : 上り線459m 下り線454m
    上り線は1988年死亡事故が起きているため、トンネル手前から警告板が表示されている。また、上り線トンネル入り口には「家族のためにも安全運転」と書かれたイラスト入りの看板が設置されている。
  • 冠山トンネル(吉和SA-深谷PA) : 上り線2,140m 下り線2,198m
    トンネル手前で中国自動車道の最高地点(海抜721m)を通過する。
  • 米山トンネル(朝倉PA - 鹿野IC) : 上り線3,140m 下り線3,260m

牛頭山・加計東/西トンネルは、広島北JCT-戸河内ICの区間に存在する。いずれも2kmを超える長大トンネルである上にその前後にも1km前後のトンネルが連続するため難所とされる。ちなみに、この区間の距離約17.2kmの内12.4kmはトンネルであり、これは、この区間全体の3/4にあたる。また、開通からしばらくの間は、これらのトンネルは暫定2車線で供用されていた。

以下のトンネルの数の表では、広島北JCT-戸河内よりも戸河内-吉和の方が多くなっているが、合計の距離は、広島北JCT-戸河内は約12.4km、戸河内-吉和の上り線は約3.1km・下り線は3.3kmと遠く及ばない。

トンネルの数

区間上り線下り線
吹田JCT-宝塚IC00
宝塚IC-西宮名塩SA33
西宮名塩SA-揖保川PA00
揖保川PA-佐用IC33
佐用IC-上月PA00
上月PA-作東IC11
作東IC-北房IC00
北房IC-大佐SA44
大佐SA-新見IC11
新見IC-神郷PA11
神郷PA-帝釈峡PA00
帝釈峡PA-本村PA11
本村PA-本郷PA01
本郷PA-広島北JCT10
広島北JCT-戸河内IC66
戸河内IC-筒賀PA11
筒賀PA-吉和IC47
吉和IC-吉和SA00
吉和SA-深谷PA22
深谷PA-六日市IC22
六日市IC-朝倉PA22
朝倉PA-鹿野IC22
鹿野IC-鹿野SA00
鹿野SA-徳地IC22
徳地IC-小郡IC00
小郡IC-美東SA11
美東SA-美祢IC00
美祢IC-伊佐PA11
伊佐PA-下関IC00
合計4649

歴史

  • 1970年昭和45年)
    • 3月1日 : 吹田JCT-中国豊中ICが開通。
    • 7月23日 : 中国豊中IC-宝塚ICが開通。
  • 1973年(昭和48年)11月14日 : 小月IC-下関ICが開通。
  • 1974年(昭和49年)
  • 1975年(昭和50年)
  • 1976年(昭和51年)12月24日 : 落合IC-北房ICが開通。
  • 1978年(昭和53年)10月28日 : 北房IC-三次ICが開通(北房IC-庄原ICは暫定2車線)。
  • 1979年(昭和54年)
  • 1980年(昭和55年)10月17日 : 鹿野IC-山口ICが開通(鹿野IC-徳地ICは暫定2車線)。
  • 1982年(昭和57年)4月20日 : 東城IC-庄原ICが4車線化。
  • 1983年(昭和58年)
    • 3月18日 : 新見IC-東城ICが4車線化。
    • 3月24日 : 千代田IC-鹿野ICが開通し全線開通(広島北JCT-鹿野ICは暫定2車線)。
  • 1984年(昭和59年)3月30日 : 北房IC-新見ICが4車線化。
  • 1986年(昭和61年)11月10日 : 鹿野IC-徳地ICが4車線化。
  • 1987年(昭和62年)12月4日 : 山口JCT開通により山陽自動車道と接続。
  • 1988年(昭和63年)
    • 3月24日 : 吉川JCT開通により舞鶴自動車道(現在の舞鶴若狭自動車道)と接続。
    • 7月 : 西宮名塩SA開設。
    • 7月15日 : 境トンネル上り線で火災事故が発生。車両11台が炎上し死者5名・重軽傷者5名を出す大惨事となる。
    • 7月19日 : 神戸三田IC-吉川JCTが6車線化。
  • 1989年平成元年)11月10日 : 六日市IC-鹿野ICが4車線化。
  • 1990年(平成2年)
    • 3月30日 : 西宮北IC-神戸三田ICが6車線化。
    • 9月25日 : 戸河内IC-吉和ICが4車線化。
    • 11月15日 : 吉和IC-六日市ICが4車線化。
  • 1991年(平成3年)
    • 3月19日 : 加西IC開通。
    • 12月7日 : 千代田JCT開通により浜田自動車道と接続。
  • 1992年(平成4年)
    • 11月15日 : 最後まで暫定2車線だった広島北JCT-戸河内ICの4車線化工事が完了し、全線が4車線以上となる。
    • 12月18日 : 落合JCT開通により米子自動車道と接続。
  • 1996年(平成8年)
    • 4月10日 : ひょうご東条IC開通。
    • 11月14日 : 神戸JCT開通により山陽自動車道と接続。
  • 1997年(平成9年)
    • 3月15日 : 北房JCT開通により岡山自動車道と接続。
    • 9月13日 : 美祢西IC開通。
  • 2001年(平成13年)3月11日 : 下関JCT開通により山陽自動車道と接続。
  • 2003年(平成15年)4月28日 : 西宮山口JCT開通により阪神高速7号北神戸線と接続。
  • 2004年(平成16年)
  • 2005年(平成17年)3月6日 : 作東IC開通。
  • 2006年(平成18年)10月1日 : 大佐スマートIC、加計スマートIC供用開始。
  • 2008年(平成20年)11月11日 : 山口JCTがフル化。山陽自動車道と全方向接続。
  • 2010年(平成22年)
    • 3月20日 : 美祢東JCT開通に伴い、小郡萩道路と接続。
    • 3月28日 : 佐用JCT開通に伴い、鳥取自動車道と接続。

道路管理者

  • NEXCO西日本
    (神戸管理事務所管理区間はこの他、山陽自動車道神戸JCT-三木小野IC・三木JCT-神戸西IC、舞鶴若狭自動車道吉川JCT-三田西IC)
    • 関西支社福崎管理事務所 : 吉川IC-佐用IC
    (福崎管理事務所管理区間はこの他、鳥取自動車道佐用JCT-佐用TB)
    • 中国支社津山管理事務所 : 佐用IC-新見IC
    • 中国支社三次管理事務所 : 新見IC-高田IC
    • 中国支社千代田管理事務所 : 高田IC-六日市IC
    • 中国支社山口高速道路事務所 : 六日市IC-小月IC
    • 九州支社下関管理事務所 : 小月IC-下関IC
    (下関管理事務所管理区間はこの他、関門自動車道全線、九州自動車道門司IC-小倉東IC)

ハイウェイラジオ

  • 中国豊中(中国吹田IC-中国豊中IC)
  • 西宮(宝塚IC-西宮北IC)
  • 加西(加西IC-福崎IC)
  • 勝央(美作IC-勝間田BS)
  • 新見(大佐SA-熊谷BS)
  • 高田(美土里BS-本郷PA)
  • 吉和(吉和SA-冠山トンネル)
  • 小郡(真名BS-美祢IC)
  • 王司(王司PA前後)

車線・最高速度

区間車線
上下線=上り線+下り線
最高速度備考
吹田JCT-中国池田IC4=2+2100km/h※1
中国池田IC-宝塚IC6=3+3※2
宝塚IC-吉川JCT80km/h
吉川JCT-北房IC4=2+2
北房IC-新見IC60km/h
新見IC-広島北JCT80km/h
広島北JCT50km/h※3
広島北JCT-下関IC80km/h※2
  • ※1 : 上り線に1箇所登坂車線あり。
  • ※2 : 上下線に数箇所登坂車線あり。
  • ※3 : 中国自動車道を連続走行する場合。

中国自動車道はほとんどの区間で80km/h制限されている。これは、建設時期が山陽道よりも早く、建設当時の技術的な問題もあり、極力元の地形に沿った形でルート選定がされたため、急カーブや勾配のある坂道が連続していることが要因である。中国道は全体を通じて半径500m未満のカーブが非常に多く、広島県庄原市の東城IC-庄原ICは中国自動車道で最小半径のR=250mが連続している場所がある。

また、北房IC-新見ICは、1種4級でかつ急カーブ、急勾配が連続しているため最高速度が60km/hに制限されている(北房IC側の4kmは改良工事により最高速度が80km/hに緩和されている)。

この道路の規格は、開通当初の自衛隊の車両規格に沿ったものになっているとされる。

道路照明灯は吹田JCT-神戸JCT間に設置されている。

交通量

ファイル:JP Chugoku Expressway.JPG
中国自動車道上り線(2006年(平成18年)10月8日撮影・六日市IC-吉和IC)交通量が少ない。
ファイル:Chugoku-expwy-curve1.jpg
荷卸峠へ向かう中国自動車道(山口県山口市)

24時間交通量(平成17年度道路交通センサス)

大阪府

  • 吹田JCT-中国吹田IC : 56,265
  • 中国吹田IC-中国豊中IC : 67,039
  • 中国豊中IC-中国池田IC : 56,422

兵庫県

  • 大阪府・兵庫県境-宝塚IC : 90,913
  • 宝塚IC-西宮山口JCT : 105,048
  • 西宮山口JCT-西宮北IC : 91,905
  • 兵庫県・神戸市境-神戸JCT : 78,692
  • 神戸JCT-神戸三田IC : 46,118
  • 神戸三田IC-神戸市・兵庫県境 : 45,048
  • 吉川JCT-吉川IC : 31,026
  • 吉川IC-ひょうご東条IC : 27,402
  • ひょうご東条IC-滝野社IC : 24,297
  • 滝野社IC-加西IC : 19,292
  • 加西IC-福崎IC : 18,117
  • 福崎IC-山崎IC : 14,187
  • 山崎IC-佐用IC : 12,624

岡山県

  • 兵庫県・岡山県境-作東IC : 10,971
  • 作東IC-美作IC : 11,076
  • 美作IC-津山IC : 10,423
  • 津山IC-院庄IC : 10,553
  • 院庄IC-落合JCT : 11,103
  • 落合JCT-落合IC : 10,152
  • 落合IC-北房JCT : 10,916
  • 北房JCT-北房IC : 6,884
  • 北房IC-大佐SA : 5,996
  • 大佐SA-新見IC : 5,929
  • 新見IC-岡山県・広島県境 : 4,805

広島県

  • 東城IC-庄原IC : 5,285
  • 庄原IC-三次IC : 6,666
  • 三次IC-高田IC : 10,235
  • 高田IC-千代田IC : 11,169
  • 千代田IC-千代田JCT : 13,887
  • 広島県・広島市境-広島北JCT : 16,597
  • 広島北IC-広島北JCT : 23,024
  • 広島市・広島県境-加計BS : 13,737
  • 加計BS-戸河内IC : 13,341
  • 戸河内IC-吉和IC : 11,361
  • 吉和IC-広島県・山口県境 : 11,254

山口県

  • 六日市IC-鹿野IC : 11,136
  • 鹿野IC-徳地IC : 11,044
  • 徳地IC-山口IC : 10,670
  • 山口IC-山口JCT : 10,610
  • 山口JCT-小郡IC : 19,766
  • 小郡IC-美祢IC : 20,974
  • 美祢IC-美祢西IC : 20,346
  • 美祢西IC-下関JCT : 20,522
  • 下関JCT-小月IC : 26,162
  • 小月IC-下関IC : 28,093

2002年(平成14年)度の日平均交通量(2003年度JH年報)は15,634台(広島自動車道の広島IC-広島北JCTを含む。前年度比97.6%)である。この数字は山陽自動車道の半分以下である。

その要因としては、

  • 主要都市(岡山福山など)を通過せず、通過しても(神戸、姫路、広島)山地部である北側をかすめるように通過するだけである。
  • 山陽自動車道に比べて神戸JCT - 山口JCTの距離が20kmほど長い(区間によっては山陽自動車道を通過しない場合が距離が短くなる場合がある)。
  • 山地部を通過するため、下記の通り長距離走行に向かない。
    • 半径500m未満のカーブが多く、大半の区間で規制速度が80km/h以下に規制されている(特に、北房 - 新見ICは60km/h以下に規制されている)。
    • 冬場、積雪凍結等によるチェーン(冬タイヤ)規制になる区間が多い。
    • 季節、天候によっては、集中豪雨に遭う率が高い。

などが挙げられる。

特に、山陽自動車道が全線開通した1997年(平成9年)12月10日以降は、これまで中国自動車道(神戸JCT-山口JCT)を通過していた高速バス貨物自動車の大半が山陽自動車道へシフトし始め、現在では通常の昼間大型車が通過することは少なくなっている(米子自動車道や浜田自動車道に入る場合は、引き続き中国自動車道を通過しなければならない)。ただし、2005年(平成17年)9月7日台風14号による路盤崩壊により岩国IC-玖珂ICが通行止めになり、本線が復旧する12月1日までは通過交通を中心に一時的に広島北JCT-山口JCTの交通量が増加していた(平成17年度道路交通センサスにおける交通量調査は山陽道通行止め期間中の2005年(平成17年)9月から11月にかけて行われており、実態としては上記の値よりも少ない)。 一方、起点から山陽自動車道との分岐までの区間(吹田JCT-神戸JCT間)は中国自動車道、山陽自動車道双方の交通が人口の多い阪神地区において集中するために常に交通量が多くなり、宝塚東・宝塚西トンネルを先頭にした渋滞が常態化している。抜本的解決として新名神高速道路の整備が待たれる。

関連項目

外部リンク