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人口

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

人口(じんこう)は、ある人間集団の総体を指す概念であり、またその集団を構成する人間の総数を指す統計上の概念である。

目次

一般的用法

一般的には、国家や特定の地域にいる集団について用いられる。(世界の人口、日本の人口、県の人口、など。)

  • 日本の人口として最も一般的に用いられているのは、国勢調査によるものである。住民基本台帳による人口は、日本人のみに関する統計であるが、国勢調査では外国人も含めた人口が把握されており、国籍別の集計結果もある。平成22年国勢調査(総務省統計局)を参照。
  • 20世紀に人類は人口爆発と呼ばれる人類史上最大の人口増加を経験した。過去6000年間に存在した全ての人口のおおよそ5分の1が現在の人口である。

その他の用法

  • 人口分布
  • 国勢調査で把握している人口
    • 昼間人口夜間人口
    • 年齢別人口
      • 年少人口(0 - 14歳)
      • 生産年齢人口(15歳 - 64歳)
      • 老年人口(65歳以上)
        • 前期老年人口(65歳 - 74歳)
        • 後期老年人口(75歳以上)
      • 従属人口(年少人口+老年人口)
    • 労働力人口(就業者と完全失業者(就労を希望している人)の合計)
  • 地域社会概念
  • マスとしての量

など

干支と人口

丙午(ひのえうま)の年に生まれた子ども(とくに女の子)はよくないという迷信から、丙午の年の出生数は少なくなる傾向がある。丙午であった1966年は、出生数136万974人(合計特殊出生率1.58)であり、1965年の出生数182万3697人(合計特殊出生率2.14)、1967年の出生数193万5647人(合計特殊出生率2.23)と前後の年よりも出生数が少ない[1]

  • 十二支別人口では、酉年生まれは最も少ない。

各国の高齢化事情

21世紀の現在、先進国をはじめ世界の多くの国々で老年人口の相対的増加、すなわち社会の高齢化が進んでいる。

日本の総務省の2007年2月の月次推計では、総人口1億2774万人に対し、老年人口2694万人で、老年人口比が21.1%となり、超高齢社会である21%を超えた[2]。なお、日本の総務省の2007年の年次推計では、総人口127,771千人に対し、老年人口27,464千人で21.5%であった [3]

フランスでは、少子化対策制度をいくつも打ち出し、出生率も先進国中最高レベルである。

アメリカは先進国の中では出生率も比較的高く、移民も毎年入ってくるため、高齢化は緩やかなものになると見られている。

中華人民共和国では、一人っ子政策のため、今後日本よりも急速な高齢化社会を迎えると見られている。なお、中国の人口増加は2033年に約15億人でピークを迎えその後は減少に転じると予想されている。

人口に関する学問

日本の人口動態

2005年の「人口動態統計(確定数)[4]」(厚生労働省2006年9月発表)にて、2005年の出生数は1,062,530人、死亡数は1,083,796人で、国内に住む日本人の出生数が死亡数を21,266人下回り、人口は1899年に統計を取り始めて以来、初めての自然減へ。この年合計特殊出生率が過去最低の1.26となる。

2006年の「人口動態統計(確定数)」(厚生労働省2007年9月発表)では、2006年の出生数は1,092,674人、死亡数は1,084,450人で、人口は再び8224人の増加に転じるものの、2007年の「人口動態統計(確定数)」(厚生労働省2007年9月発表)では、2007年の出生数は1,089,818人、死亡数は1,108,334人と再び自然減に転じ、それ以降の「人口動態統計」では、年間出生数が年間死亡数を下回る状態が続いており、年間の自然増加数は減少し続けている。

日本の自然増加数の推移[5][6]
出生数死亡数自然増加数合計特殊出生率
1999 1,177,669982,031195,6831.34
2000 1,190,547961,653228,8941.36
2001 1,170,662970,331200,3311.33
2002 1,153,855982,379171,4761.32
2003 1,123,6101,014,951108,6591.29
2004 1,110,7211,028,60282,1191.29
2005 1,062,5301,083,796-21,2661.26
2006 1,092,6741,084,4508,2241.32
2007 1,089,8181,108,334-18,5161.34
2008 1,091,1561,142,407-51,2511.37
2009 1,070,0351,141,865-71,8301.37
2010 1,071,3061,197,066-125,7601.39
日本の人口の推移[7][8]
数(単位:1000人) 率(単位:%)
年少人口
(0-14歳)
生産年齢人口
(15-64歳)
老年人口
(65歳以上)
後期老年人口
(75歳以上)
年少人口
(0-14歳)
生産年齢人口
(15-64歳)
老年人口
(65歳以上)
後期老年人口
(75歳以上)
1990 22,487 85,904 14,895 5,973 18.2 69.5 12.0 4.8
1995 20,014 87,163 18,261 7,170 15.9 69.4 14.5 5.7
2000 18,473 86,219 22,006 8,999 14.6 67.9 17.3 7.1
2005 17,521 84,093 25,671 11,601 13.7 65.8 20.1 9.1
2006 17,434 83,730 26,604 12,166 13.6 65.5 20.8 9.5
2007 17,292 83,014 27,464 12,704 13.5 65.0 21.5 9.9
2008 17,176 82,300 28,215 13,217 13.5 64.5 22.1 10.4
2009 17,010 81,493 29,007 13,711 13.3 63.9 22.7 10.8
日本の人口の推移(単位:千人)資料出所:総務省統計局
年\歳0-45-910-1415-1920-2425-2930-3435-3940-4445-4950-5455-5960-6465-6970-7475-7980-8485-8990-
1989 6,7357,6098,85610,0268,8137,9437,9199,53810,0719,2218,0557,5856,5744,8993,6642,9491,730798269
1990 6,5107,4868,54810,0358,8288,0957,8099,02810,6879,0438,1107,7456,7615,1153,8263,0251,837835290
1991 6,3407,3298,2359,8989,3927,9837,7498,60911,2578,6028,2677,8776,9235,4293,9113,1021,959858323
1992 6,2077,1637,9949,6249,5948,2557,7998,23110,8558,9678,4867,9537,0825,7214,0533,1362,058918356
1993 6,0936,9567,7929,2659,8358,4667,8527,99510,2389,4978,6957,9527,2285,9924,2303,1612,152976390
1994 6,0486,7237,6438,8679,9868,6727,8977,9069,4949,9769,0637,8537,3206,2274,4923,1462,2451,056419
1995 6,0016,5477,4858,5679,9078,7998,1367,8309,01510,6308,9327,9627,4836,4024,6993,2922,3031,138443
1996 5,9736,3767,3378,2439,8159,3158,0097,7688,59811,1918,4898,1177,6176,5554,9933,3832,3811,231474
1997 5,9566,2347,1768,0059,5839,4998,2667,8108,21810,7898,8468,3277,6996,7125,2613,5212,4261,311526
1998 5,9716,1056,9837,8079,2609,7338,4767,8677,98410,1839,3678,5337,7126,8565,5163,6912,4701,391583
1999 5,9516,0306,7617,6558,8909,8958,6787,9167,8979,4449,8568,8977,6306,9515,7373,9262,4681,465639
2000 5,9156,0336,5587,5028,4389,8098,7948,1307,8148,93210,4618,7507,7507,1185,9104,1572,6191,535702
2001 5,9016,0006,3827,3508,2019,7039,3288,0117,7568,52711,0188,3277,9187,2776,0594,4312,7201,606774
2002 5,8755,9836,2447,1948,0129,4319,4928,2627,7978,15110,6088,6578,1027,3746,2114,6732,8561,659856
2003 5,8015,9856,1196,9977,8599,1069,7018,4687,8597,92910,0139,1708,3047,4056,3594,8973,0211,699931
2004 5,7365,9386,0606,7617,7258,7559,8198,6617,9097,8549,3009,6408,6527,3446,4655,0983,2351,7181,016
2005 5,5785,9286,0156,5687,3518,2809,7558,7368,0817,7268,79610,2558,5457,4336,6375,2633,4121,8491,077
2006 5,5045,9236,0076,4247,3138,0149,6439,2737,9827,6948,41910,8258,1437,6246,8145,4133,6581,9401,155
2007 5,4345,8755,9836,2827,2387,7959,3639,4268,2207,7338,05110,4338,4737,8386,9225,5653,8662,0511,222
2008 - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
ファイル:Population of Japan.svg
日本の人口の推移のグラフ(平成20年度人口動態調査特殊報告から生成)

脚注

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  1. ^ 平成21年(2009)人口動態統計(確定数)の概況”. 厚生労働省 (2010-09-02). 2010-09-17閲覧。
  2. ^ e-Stat 人口推計 各月1日現在人口 月次2007年2月 年齢(5歳階級)、男女別推計人口(平成18年9月確定値、平成19年2月概算値)
  3. ^ e-Stat 人口推計 各年10月1日現在人口 年次 2007年 3.年齢(5歳階級)、男女別人口及び割合-総人口(各年10月1日現在)
  4. ^ 人口動態調査”. 厚生労働省. 2010-09-17閲覧。
  5. ^ 厚生労働省 人口動態調査
  6. ^ 2009年までは人口動態統計(確定数)であり、2010年は月報年計(概数)である。
  7. ^ 第2章 人口・世帯 2-5 年齢5歳階級別人口(総務省統計局)
  8. ^ 2005年までは国勢調査による数値であり、それ以降は推計人口による数値である。

関連項目

概念

データ

学術研究

外部リンク