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北京市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

(北京 から転送)
中華人民共和国 北京市
上から、天安門鳥の巣天壇北京商務中心区
簡称:
別称:燕京、北平
旧称:燕京、中都、大都、北平
中華人民共和国中の北京市の位置
中心座標 北緯39度54分20秒 東経116度23分29秒 / 北緯39.90556度 東経116.39139度 / 39.90556; 116.39139
簡体字 北京
繁体字 北京
Bĕijīng
カタカナ転記 ベイジン
国家 中華人民共和国
行政級別 直轄市
成立 紀元前473年
市委書記 劉淇(党中央政治局委員、元冶金工業相)
市長 郭金龍(前安徽省委書記、元チベット自治区委書記)
面積
- 総面積 16,801.25 km²
- 市区 735 km²
海抜 43.5 m
人口
- 戸籍人口(2007) 1213.3 万人
- 常住人口(2007) 1633.0 万人
- 常住人口密度 971.95 人/km²
- 市区人口(2008) 849.5 万人
経済
- GDP(2010) 13777.9億元
- 一人あたりGDP 68788元
電話番号 010
郵便番号 100000 - 102600
ナンバープレート 京A, C, E, F, H, J, K, L
京B (タクシー)
京G (郊外)
京O (警察、当局)
京V (軍本部、中央政府)
行政区画代碼 110000
市樹 側柏、エンジュ
市花 月季、
2005年のHDIは 0.882。
公式ウェブサイト http://www.beijing.gov.cn/

北京市(ペキンし、中国語:北京市、英語:Beijing)は、中華人民共和国首都である。

行政区画としては直轄市であり、中国の華北の中央に位置する。中国では上海に次ぐ第2の都市。世界有数のメガシティであり、世界第2の経済大国の首都として影響力の高い世界都市でもある。古くは大都燕京北平とも呼ばれた。

目次

北京の読み方

日本では一般的に「ペキン」と読む。このペキンという読みは中国南部の方言の唐音に由来する歴史的な読み方である。1906年制定の郵政式アルファベット表記でもPekingと表記された。

中国の共通語である普通話では、ファイル:Loudspeaker.svg Bĕijīngヘルプ / リンクと発音し、カタカナに転記すると「ベイジン」や「ベイチン」に近い発音となっている。英語ではアルファベットでBeijingと表記し、「ベイジン」と発音している[1]国連や北京市の公式サイトにおいても、Beijingを英語の名称として採用している[2][3][4]。ただ以前は英語圏でもPekingという表記を多用していたこともあり、北京大学を英語でPeking Universityと表記するなど[5]、その名残を残している。中国南部方言と欧米各国における読み方も様々であるので、以下に紹介する。

  • Bak Ging(広東語) -バッギン
  • Beijing() - ベイジン (主に過去の表記としてPeking - ピーキン)
  • Pekín(西) - ペキン
  • Pékin() - ペカン
  • Peking() - ペキン
  • Pechino() - ペキーノ

江戸時代の書物(江原某『長崎虫眼鏡』など)では、「北京」のふりがなは「ほつきん(発音はホッキン)」となっている。幸田露伴の小説「運命」では読みを「ほくけい」としている。これは学術に広く用いられる漢音である。唐音の「ペキン」は江戸時代以来用いられる。諸橋轍次「大漢和辞典」では「ほくけい」「ぺきん」の二つの読みを併記している。

歴史

ファイル:Tianning Pagoda 1.JPG
天寧寺塔は遼代に建てられ、の末期の戦火による天寧寺焼失を免れた塔。
中国地名の変遷
建置 古代
使用状況 北京市
春秋
戦国燕京
薊県
広陽郡
前漢燕国
広陽郡
燕国
広陽郡
広陽国
後漢上谷郡
広陽郡
三国燕国
西晋燕国
東晋十六国燕郡
南北朝燕郡
幽州
涿郡
幽州
幽都県
幽州
五代幽州
北宋/薊北県
幽都府
南京
燕京
析津府
析津県
宛平県
南宋/中都
大興府
大興県
大都
大都路
北平府
順天府
北京
順天府
北京
中華民国京兆地方
北平特別市
北平市
現代北京市

春秋戦国時代にはの首都で(けい)と称された。国都の洛陽からは遠く離れ、常に北方の匈奴などの遊牧民族の侵入による被害を受ける辺境であった。漢代には北平(ほくへい)と称されるが、満州開発が進み、高句麗など周辺国の勢力が強大となると戦略上、また交易上の重要な拠点として重視されるようになった。北京市に隣接する、河北省涿郡(たくぐん)は三国志の英雄劉備の故郷で知られるとともに煬帝が築いた大運河の北の起点とされている。

唐末五代の騒乱期には、内モンゴルから南下してきた遼朝後晋に対し軍事支援を行った代償に北京地方を含む燕雲十六州が後晋から割譲された。遼はこの都市を副都の一つ南京と定め、その後金朝が遼を滅ぼし支配権を獲得すると北京に都城を定め中都とし、更にモンゴル帝国元朝)が金を滅ぼすと大都として元朝の都城とされた。

朱元璋が元を北方に駆逐し明朝が成立すると、名称を北平に戻し、都城は南京に定められたが、燕王に封じられ北京を拠点とした朱棣(後の永楽帝)は、1402年建文帝に対し軍事攻撃を行い政権を奪取、皇帝に即位した後北京遷都を実行し地名を北京に改めた。辛亥革命後も中華民国は北京を首都と定めたが、南京を首都と定めた蒋介石を中心とする国民政府は、1928年6月15日に直隷省を河北省、北京を北平(ほくへい、ベイピンBěipíng)と改称した。1937年から1945年まで続いた日本軍占領期は北京の名称が用いられ(公式には1940年に改名)、日本の敗戦によって再び北平に改称された。

1949年10月1日中華人民共和国成立により新中国の首都とされた北京は再び北京と改称され現在に至っている。しかし中華人民共和国の存在を承認せず、大陸地区への統治権を主張する中華民国(台湾)では現在でも公式名称として「北平」の名称が用いられている。

地理

北京は華北平原の西北端に位置する。東部は山地、西部は太行山脈、北部は燕山山脈の一部である軍都山に接しており、南部以外は山に囲まれていて全市域の約62%を山地が占めている。北京の最高峰は万里の長城が延々と続いている北部山脈にある東霊山である。北京市街地はこうした山岳地域に囲まれた盆地の中にあり、その平均海抜は20~60mである。海河流域に属し、永定河‎や潮白河などが流れるが、これらの河川には普段水が流れておらず水不足が深刻になっている。面積は日本四国に相当する。

気候

ケッペンの気候区分では、亜寒帯冬季少雨気候に属し、気温の年較差が大きい。は乾燥していて強い砂埃の風が立つ。は高温多湿となり、霧や靄が降りる日が比較的多く雨は少ない。には雨がやや増えるが夕立など特定の時刻に集中的に降ることが多い。は低温乾燥で厳しい寒波が襲うが、乾燥のため雪はそれほどは降らない。1971~2000年平年値では1月の平均気温が-3.6度、7月の平均気温が26.3℃、年平均気温が12.3℃、年降水量は575.2mmである。

北京市(1971年 - 2000年)の気候資料
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °C (°F) 1.8
(35.2)
5.0
(41)
11.6
(52.9)
20.3
(68.5)
26.0
(78.8)
30.2
(86.4)
30.9
(87.6)
29.7
(85.5)
25.8
(78.4)
19.1
(66.4)
10.1
(50.2)
3.7
(38.7)
17.9
(64.2)
平均最低気温 °C (°F) −8.4
(16.9)
−5.6
(21.9)
0.4
(32.7)
7.9
(46.2)
13.6
(56.5)
18.8
(65.8)
22.0
(71.6)
20.8
(69.4)
14.8
(58.6)
7.9
(46.2)
0.0
(32)
−5.8
(21.6)
7.2
(45)
降水量 mm (inches) 2.7
(0.106)
4.9
(0.193)
8.3
(0.327)
21.2
(0.835)
34.2
(1.346)
78.1
(3.075)
185.2
(7.291)
159.7
(6.287)
45.5
(1.791)
21.8
(0.858)
7.4
(0.291)
2.8
(0.11)
571.8
(22.512)
湿度 44 44 46 46 53 61 75 77 68 61 57 49 56.8
平均降水日数 (≥ 0.1 mm) 1.8 2.3 3.3 4.3 5.8 9.7 13.6 12.0 7.6 5.0 3.5 1.7 70.6
日照時間 194.1 194.7 231.8 251.9 283.4 261.4 212.4 220.9 232.1 222.1 185.3 180.7 2,670.8
出典: 中国気象局 [6]

市政

  • 中国共産党北京市委員会書記:劉淇
  • 北京市人民代表大会主任:于均波
  • 北京市長:郭金龍(2007年11月30日 -)

行政区域

ファイル:Beijingcbd1.jpg
東三環路の北京商務中心区(北京CBD)の風景。右寄りのひときわ高い建物は国貿三期、右端のビルは中国中央電視台本部ビル (CCTV)

下部には14市轄区、2を管轄する。

旧城区
  • 東城区 中心市街地東部に位置する。繁華街・王府井、安定門、東直門、天壇など。
  • 西城区 中心市街地西部に位置し、人民大会堂や繁華街・西単、白雲観がある。
  • 2010年7月1日まで崇文区(中心市街地南東部)と宣武区(中心市街地南西部)があるが、それぞれ旧東城区・旧西城区と新設合併した。旧城区を構成する元の四区から一文字ずつとって、この地域を「東西文武」と呼ぶことがある。
新城区
その他
  • 順義区 市東北部に位置し、1998年県から区に昇格した。北京順義国際学校 (International School of Beijing) が所在。
  • 昌平区 市北西部に位置し、明の十三陵がある。
  • 門頭溝区 市西部の山間部に位置し、1958年区成立。
  • 通州区 市東部に位置する。1958年市に編入、1997年区に昇格。
  • 房山区 市南西部に位置する。周口店がある。1999年区に昇格。
  • 大興区 市南部に位置する。1958年市に編入、2001年区に昇格。
  • 懐柔区 市北部の山間部に位置する。1368年建県、2001年区に昇格。
  • 平谷区 市東北部に位置する。1958年北京市に編入、2002年区に昇格。
  • 延慶県 市北西部に位置する。
  • 密雲県 市東北部に位置し、北京の水源である密雲ダムがある。

年表

  • 1949年10月1日 - 北平市から北京市に改称。一区から二十区までの市轄区が成立。(20区)
  • 1950年6月 - 市轄区を一区から十六区までに再編。(16区)
  • 1952年9月1日 (13区)
  • 1952年7月23日 - 河北省宛平県を編入。(13区1県)
  • 1952年9月 (13区)
    • 門頭溝区・宛平県の一部および河北省房山県・良郷県のそれぞれ一部が合併し、京西鉱区が発足。
    • 宛平県の残部が海淀区に編入。
  • 1956年3月9日 (14区)
    • 河北省昌平県を編入。同日区制施行し昌平区となる。
    • 河北省通県の一部が東郊区に編入。
  • 1958年3月7日 - 河北省通州市通県順義県大興県良郷県房山県を編入。(14区1市5県)
  • 1958年4月8日 - 前門区が崇文区・宣武区に分割編入。(13区1市5県)
  • 1958年5月3日 (12区1市5県)
    • 東郊区が朝陽区に改称。
    • 京西鉱区が門頭溝区に改称。
    • 石景山区が豊台区・海淀区・門頭溝区に分割編入。
  • 1958年5月16日 (10区1市5県)
    • 西単区・西四区が合併し、西城区が発足。
    • 東単区・東四区が合併し、東城区が発足。
  • 1958年5月29日 (13区)
    • 通州市・通県が合併し、通州区が発足。
    • 房山県・良郷県が合併し、周口店区が発足。
    • 大興県・南苑区が合併し、大興区が発足。
    • 順義県が区制施行し、順義区となる。
  • 1958年10月20日 - 河北省懐柔県密雲県平谷県延慶県を編入。(13区4県)
  • 1960年1月7日 (8区9県)
    • 昌平区が県制施行し、昌平県となる。
    • 通州区が県制施行し、通県となる。
    • 順義区が県制施行し、順義県となる。
    • 大興区が県制施行し、大興県となる。
    • 周口店区が県制施行し、房山県となる。
  • 1960年6月18日 - 順義県の北京首都国際空港地区が朝陽区に編入。(8区9県)
  • 1963年7月8日 - 豊台区・海淀区・門頭溝区のうち旧石景山区に当たる地域が合併し、石景山弁事処が発足。(8区9県)
  • 1967年8月7日 - 石景山弁事処が区制施行し、石景山区となる。(9区9県)
  • 1974年8月1日 - 房山県の一部が分立し、石油化工区弁事処が発足。(9区9県)
  • 1980年10月20日 - 石油化工区弁事処が区制施行し、燕山区となる。(10区9県)
  • 1986年11月11日 - 房山県・燕山区が合併し、房山区が発足。(10区8県)
  • 1997年4月29日 - 通県が区制施行し、通州区となる。(11区7県)
  • 1998年3月3日 - 順義県が区制施行し、順義区となる。(12区6県)
  • 1999年9月16日 - 昌平県が区制施行し、昌平区となる。(13区5県)
  • 2001年1月9日 - 大興県が区制施行し、大興区となる。(14区4県)
  • 2001年12月30日 (16区2県)
    • 懐柔県が区制施行し、懐柔区となる。
    • 平谷県が区制施行し、平谷区となる。
  • 2010年6月28日 (14区2県)
    • 東城区・崇文区が合併し、東城区が発足。
    • 西城区・宣武区が合併し、西城区が発足。

人口

戸籍人口1,755万人(2009年末)あまりで、他に公安機関(警察)に一時住居登録している流動人口が364.9万人いる、都心人口917.61万人(2008年12月)いる。構成は96%が漢民族で、残り4%は55の少数民族で構成されている。

都市的地域の人口は1,395万人であり、世界第16位である[7]

経済

ファイル:2007-10-11-BJFS.JPG
西二環路にある北京金融街は、北京経済の中心地である
世界上位500企業の都市別
順位
都市
企業数
1 ファイル:Flag of Japan.svg 東京 48
2 ファイル:Flag of the People's Republic of China.svg 北京 41
3 ファイル:Flag of France.svg パリ 24
4 ファイル:Flag of the United States.svg ニューヨーク 19
5 ファイル:Flag of the United Kingdom.svg ロンドン 17
出典:米国フォーチュン誌 (2011年)[8]
ファイル:中关村广场.jpg
IT産業や研究所が集積し、中国のシリコンバレーとも呼ばれる中関村

2010年の北京市の市内総生産は約1兆3700億元(2080億ドル)であり[9]上海市に次いで中国本土第2位である。香港(2264億ドル)やシンガポール(2173億ドル)のGDPにもほぼ追いついている[10]

またプライスウォーターハウスクーパースが公表した2008年購買力平価で計算した都市圏GDPは1660億ドルであり、世界第38位である[11]。また2011年9月、英国のシンクタンクにより、世界第19位の金融センターと評価されており、中国では香港上海に次ぐ第3位である[12]

北京市は、ハイテク民営企業、研究開発拠点、中国ビジネスの統括拠点としての発展を目指すものと見られる。産業構造では第三次産業への依存が高い。2003年GDPの61.4%が第三次産業である一方、第二次産業の比率は36.0%で、第一次産業に至ってはわずか2.6%に過ぎない。ちなみに中国全体では第三次産業の比率は32.3%で、上海でも48.4%である。近年では外資企業の第三次産業での進出も加速している。市中心部では、CBD構想(北京CBD計画)が着々と進むなど、北京市は上海と並ぶ中国ビジネスの統括拠点としての役割も強めている。この他、北京市は環渤海経済圏、京津冀都市経済圏における中心都市として、周辺地域との経済的な協調を図りながら効率性の高い発展を志向するものとみられる。 また、北京には多くの大学・研究機関が集中しており、多くの優秀な人材が社会へと巣立っている。

政治

中央官庁が集中している他、中国の最高権力機関である全国人民代表大会の所在地である。2010年、アメリカの外交専門誌フォーリンポリシーにより、世界第15位の世界都市に選ばれている[13]

軍事

北京軍区司令部所在地であり、首都警備の任にあたる衛戍部隊3個師団が市内に駐屯する。

交通

道路

1960年代 - 70年代に街の交通の障害になるという理由で、明代の内城の城壁が撤去された。その跡には新たに移動の大動脈として一周約32kmの第二環状線が築かれている。その外側にさらに3つの環状線が敷かれており、現在5つの環状道路が開通。第6、第7環状道路は現在計画中である。さらに環状2号線から放射状に12の国道が国内各地にのび、北京から天津を経由して、渤海沿岸の塘沽までなど6本の高速道路が建設された。

2010年、北京では、自動車の登録台数が1年で75万台超も増え、470万台を突破しており、自動車普及に道路や駐車場などインフラ整備が追いつかずに渋滞が深刻化している。8月の米誌フォーリン・ポリシーの記事では、世界で最も交通渋滞が深刻な都市に北京を挙げている。北京市ではこの状態を少しでも改善するため、公共交通優先措置、自動車のナンバープレートによる運行制限などを行っており、年間の登録台数の制限も実施するとしている[14]

鉄道

北京は中国国鉄の中心地であり、国内全省都への直通列車や、近隣諸国への国際列車が発着する。モスクワウランバートル平壌行きの国際列車をはじめ、国内全ての省、市、自治区の首府を結ぶ直行列車が発着する。経済の中心地である上海とを結ぶ京滬高速鉄道は、2011年6月に開業した[15]。巨大ターミナル駅として、中央駅の北京駅北京西駅北京南駅が挙げられる。またその他に大きな駅として、北京東駅北京北駅広安門駅豊台駅双橋駅がある。

市中心部、郊外の交通は、北京地下鉄が担っており、全線2元(約25円)で利用することができる。また、2006年には北京市政交通カードとよばれるICカードが導入されており、自動改札機も全線・全駅で導入されている。2010年12月30日には、5路線が同時開業し、合計14路線に、総延長は336kmに拡大した。2015年には19路線に拡張する予定となっている。[16]

北京市の主な鉄道路線一覧

中国国鉄の主な路線
ファイル:Beijing-Subway.png
2010年12月30日現在の地下鉄路線図
地下鉄の路線

航空

北京の玄関口として北京首都国際空港が北京中心部から約25キロ北東に位置する。この空港は中国最大の空港であり、アジアでも最大級の規模を持つ中国国際航空ハブ空港であり、中国でもっとも忙しい空港である。その他に、海南航空中国南方航空もこの空港をハブとしている。また、北京中心部から約13キロ南には、の時代から続く中国最古の北京南苑空港がある。この空港は軍民共用であり、市内へのアクセスが北京首都国際空港よりも良い。

ファイル:Flag of Japan.svg日本への就航都市

文化

メディア

北京電視台が国営放送網として北京に所在し、主として1から10までの番号をふられたチャンネルをそれぞれ放送する。

スポーツ

2008年8月8日 - 8月24日夏季オリンピック北京オリンピック)が開催された。北京オリンピック北京パラリンピックの開催で、通称「鳥の巣」と呼ばれるメイン会場の北京国家体育場を建設するのに、およそ350,000人もの人々が強制移動させられたとされ、この強制移動は2008年7月28日にようやく完了した。また、 毎年10月には天安門広場をスタート地点とする北京国際マラソンが開催される。 北京を本拠地とするプロスポーツチームとして、中国サッカー・スーパーリーグの「北京国安」、中国プロバスケットボールリーグの「北京ダックス」、アジアリーグアイスホッケーの「チャイナドラゴン」がある。

教育

大学

日本人学校

博物館

観光

中国の代表的な観光都市として知られ、50万年前からの人類が生活してきた歴史、3000余年の街造りの歴史、700余年も全国的な政権が都をこの地に置いた歴史があり、中国の七大古都の1つである。北京は古都にふさわしい第一級の名勝史跡に恵まれており、外国人観光客数、観光外貨収入は国内第1位である。紫禁城天安門広場庭園、古くから市民の居住する街並みである衚衕などがあり海外からの観光客も多く訪れる都市である。

世界遺産

皇帝が豊穣を祈念するために建築した。歴代の皇帝が天に祈るための木造の古い建物。

娯楽施設

什刹海(前海、後海、西海)  

姉妹都市

zh:北京市#友好城市も参照
都市 姉妹都市になった年
東京 ファイル:Flag of Japan.svg 日本 1979年3月14日
ニューヨーク ファイル:Flag of the United States.svg アメリカ合衆国 1980年2月25日
ベオグラード ファイル:Flag of Serbia.svg セルビア 1980年10月14日
リマ ファイル:Flag of Peru.svg ペルー 1983年11月21日
ワシントンD.C. ファイル:Flag of the United States.svg アメリカ合衆国 1984年5月15日
マドリード ファイル:Flag of Spain.svg スペイン 1985年9月16日
平壌 ファイル:Flag of North Korea.svg朝鮮民主主義人民共和国 1986年10月18日
リオデジャネイロ ファイル:Flag of Brazil.svg ブラジル 1986年11月24日
イル・ド・フランス地域圏 ファイル:Flag of France.svg フランス 1987年7月2日
ケルン ファイル:Flag of Germany.svg ドイツ 1987年9月14日
アンカラ ファイル:Flag of Turkey.svg トルコ 1990年6月20日
カイロ ファイル:Flag of Egypt.svg エジプト 1990年10月28日
イスラマバード ファイル:Flag of Pakistan.svg パキスタン 1992年10月8日
ジャカルタ ファイル:Flag of Indonesia.svg インドネシア 1992年10月8日
バンコク ファイル:Flag of Thailand.svg タイ 1993年5月26日
ブエノスアイレス ファイル:Flag of Argentina.svg アルゼンチン 1993年7月13日
ソウル ファイル:Flag of South Korea.svg 韓国 1993年10月23日
キエフ ファイル:Flag of Ukraine.svg ウクライナ 1993年10月13日
ベルリン ファイル:Flag of Germany.svg ドイツ 1994年4月5日
ブリュッセル ファイル:Flag of Belgium.svg ベルギー 1994年9月22日
ハノイ ファイル:Flag of Vietnam.svg ベトナム 1994年10月6日
アムステルダム ファイル:Flag of the Netherlands.svg オランダ 1994年10月29日
モスクワ ファイル:Flag of Russia.svg ロシア 1995年5月16日
パリ ファイル:Flag of France.svg フランス 1997年10月23日
ローマ ファイル:Flag of Italy.svg イタリア 1998年5月28日
ガウテング ファイル:Flag of South Africa.svg 南アフリカ共和国 1998年12月6日
オタワ ファイル:Flag of Canada.svg カナダ 1999年10月18日
キャンベラ ファイル:Flag of Australia.svg オーストラリア 2000年9月14日
マニラ ファイル:Flag of the Philippines.svg フィリピン 2005年11月14日
ロンドン ファイル:Flag of England.svg イングランド 2006年

北京を舞台とした作品

映画

  • 北京の55日(55 days at Peking)』 - 1963年・アメリカ(1963年の洋画部門の興行収入第5位、3億3933万円)
  • 『北京の想い出(城南旧事)』 - 1983年・中国
  • 『北京オペラブルース』 - 1986年・香港
  • ラストエンペラー』 - 1987年・イギリス・イタリア・中国合作
  • 『春桃』 - 1989年・中国・香港合作
  • 『北京の天使』 - 1992年・中国
  • さらば、わが愛/覇王別姫』 - 1993年・中国・香港合作
  • 『太陽の少年』 - 1994年・中国・香港合作
  • 『西太后』 - 1994年・香港
  • 『スケッチ・オブ・Peking』 - 1995年・中国
  • 『離婚のあとに』 - 1996年・中国
  • 北京のふたり』 - 1997年・アメリカ
  • 『鳳凰橋を離れて』 - 1997年・中国
  • 『スパイシー・ラブスープ』 - 1998年・中国
  • きれいなおかあさん』- 1999年・中国
  • 『アイ・ラブ北京』- 2000年・中国
  • 北京ロック』 - 2000年・香港
  • 北京ヴァイオリン』- 2002年・中国
  • 『世界』- 2004年・中国・日本・フランス合作
  • 『胡同(フートン)のひまわり 』- 2005年・中国

関連項目

脚注

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参考文献

  • 竹内実 『世界の都市の物語(9) 北京』 文藝春秋、1992年、ISBN 4-16-509610-5
  • 陣内秀信ほか編 『北京都市空間を読む』 鹿島出版会、1998年、ISBN 4-306-07212-6
  • 松木民雄 『北京地名考』 朋友書店、1988年、ISBN 978-4892810145
  • 櫻井澄夫 『中国・食と地名の雑学考』 田畑書店、2005年、ISBN 978-4803803181

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