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可採埋蔵量

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

可採埋蔵量(かさいまいぞうりょう)は、地下に存在する石油天然ガスなどといった地下資源の埋蔵量のうち、これから技術的・経済的に掘り出す事ができる埋蔵量のこと。既生産分を含めた量を究極可採埋蔵量という。

油田ガス田に存在する地下資源の総量は原始埋蔵量といい、可採埋蔵量がゼロになったからといって地下資源が採掘されつくしたことにはならない[1]。 すなわち技術力の向上や産出物の価格上昇に伴って技術的・経済的に採掘が可能になる資源が増加することで、可採埋蔵量は増加する。さらには単純に新たな油田、ガス田などが発見される事で、原始埋蔵量も増加の可能性がある。

可採埋蔵量は、回収の確実性によって高い順に確認埋蔵量(または確定埋蔵量)(proven reserves)、推定埋蔵量(probable reserves)、予想埋蔵量(possible reserves)に区分される。英語がpで始まることから、確認埋蔵量と推定埋蔵量の合計を2P、予想埋蔵量まで含めて3Pといった言い方をする。 確認埋蔵量をその年の生産量で割った数字が可採年数(R/P ratio、RPR、reserves/production ratio)である。

主な地下資源の可採年数は、石油が46.2年、石炭が118年、天然ガスが58.6年[2]ウランが100年以上とされている[3]

脚注

  1. ^ ローマクラブが最初に警鐘を鳴らした際には、可採埋蔵量と原始埋蔵量を取り違えて過剰な反応がなされ、「石油はあと30年で枯渇する」といったショッキングな報道がなされた。
  2. ^ BP統計2011[1]
  3. ^ Uranium 2009: Resources, Production and Demand(p105-106)

関連項目