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園まり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

園まり
基本情報
別名 薗部毬子
出生 1944年4月12日(68歳)
血液型 A型
出身地 ファイル:Flag of Japan.svg 日本神奈川県横浜市
ジャンル 歌謡曲和製ポップス
職業 歌手女優
担当楽器
活動期間 1962年 - 1994年
2001年 - 現在
事務所 キタガワサウンズ
公式サイト 園まり オフィシャルサイト

園まり(その まり、1944年4月12日- )は、歌手女優神奈川県横浜市出身。本名は、薗部毬子(そのべ まりこ)。

目次

略歴

1954年10才で安西愛子に師事しコーラスグループ”杉の子子ども会”を経て、キング児童合唱団へ入団。1956年、本名の薗部毬子名義で、キングレコードから「つゆの玉ころり」で童謡歌手としてデビュー。同時に岸恵子、有馬稲子と共にミシンの広告モデルとしても活動。

元々はクラシックの歌手を目指していたが、1960年11月NET「あなたをスターに」で優勝。1961年4月渡辺プロダクションに入社。1962年5月「鍛冶屋のルンバ」でレコードデビュー。7月フジテレビ「 レッツゴー三人娘」で中尾ミエ伊東ゆかりと『スパーク3人娘』を結成。シャボン玉ホリデー日本テレビ)などに出演。

洋楽の日本語カバー「マッシュ・ポテト・タイム」「太陽はひとりぼっち」「女王蜂」「花はどこへ行った」などをスマッシュヒットさせるが、本格的な大ヒットは、東京オリンピックが開催された1964年発売「何も云わないで」。その後に「逢いたくて逢いたくて」「夢は夜ひらく」「何んでもないわ」「愛は惜しみなく」 とたて続けに大ヒットを飛ばし、甘く囁くように歌う独特の歌唱法で一世を風靡し(園まり節と呼ばれる)、園まりの世界を確立。特に「夢は夜ひらく」は数名の歌手の競作になったが園まり版がダントツのヒットでムード歌謡の定番となり、後に藤圭子バージョンも大ヒットした。これら3作は同名タイトルで日活で映画化され、いずれもヒットした。紅白歌合戦には1963年から1968年まで6回連続出場。(1963年の「キューティ・パイ・メドレー」と1964年の「夢見る想い」は、中尾・伊東と三人娘で歌唱)

1966年~1967年マルベル堂のブロマイド売り上げ女性歌手第1位。

その後、ディナーショーや女優としてのドラマ出演などで活躍。1990年代に一時、芸能界を退いていたが、近年になり芸能活動を再開。2006年に25年ぶりのシングル「2人はパートナー」(原曲:ペ・ヨンジュン主演・韓国ドラマ「初恋」挿入歌)を発売。現在はコンサート、ディナーショー、ラジオドラマ、歌番組等で活躍。

逢いたくて逢いたくて」は2007年、映画『歌謡曲だよ、人生は』の第9話(主演:妻夫木聡)の歌に起用された。

2009年3月4日放送、テレビ朝日徹子の部屋で、初期の乳がんだったことを告白。2007年に発見したが、翌2008年1月に手術し無事克服。早期発見の大切さを訴えた。

特記事項

  • 全盛期、日劇で開かれた「園まりショー」ではザ・ドリフターズ布施明が前座をつとめていた。
  • 遠藤周作が、著書「足のむくまま気のむくまま」(文春文庫 1986年)で、園まりファンを公表。
  • 2003年文藝春秋で発表された小説「忌中」(車谷長吉著)の中に、復活直後の様子が取り上げられている(のち文庫)。
  • 2006年に放送されたテレビ朝日「草野☆キッド」で、「草野仁が好きな女性芸能人」第1位に選ばれた。また同年、草野が日本テレビ「ラジかる!!」にゲスト出演した際、大学時代園まり後援会に入会していたことを明かした。2011年7月26日放送のNHK「歌謡コンサート」“時代の歌こここの歌”で、草野が好きな「何も云わないで」をリクエスト。園まりと初対面を果たした。
  • 2011年7月9日に放送された文化放送「ドコモ団塊倶楽部」にゲスト出演。パーソナリティで漫画家の弘兼憲史が「園まりは神」と発言(大学時代からのファン)。
  • ベン・E・キングの「スタンド・バイ・ミー」を日本語詩でカバー。レコーディングはされていないが、ステージソングでは欠かせない1曲に。訳詩は大塚彩子に依頼。2011年11月16日発売ベン・E・キングのアルバム「Dear Japan,」で、園まりヴァージョンの日本語詩を採用し、日本語詩で「スタンド・バイ・ミー」を吹き込み直した。

主な代表作

  • マッシュポテトタイム 1962年
  • 太陽はひとりぼっち 1962年
  • 女王蜂 (紅白歌合戦歌唱曲)1963年
  • 花はどこへ行った 1964年
  • 何も云わないで (NHKきょうのうた)1964年 
  • あなたとなら 1965年
  • 逢いたくて逢いたくてザ・ピーナッツの「手編みの靴下」の焼き直し)(1965年・第16回NHK紅白歌合戦歌唱曲)1966年
  • 何んでもないわ 1966年
  • 夢は夜ひらく (紅白歌合戦歌唱曲)1966年
  • 帰りたくないの 1967年
  • つれてって 1967年
  • 愛は惜しみなく (紅白歌合戦歌唱曲)1967年
  • 愛情 1967年
  • 好きなの好きなの 1968年
  • あなたのとりこ 1968年
  • ひとりにしないで (紅白歌合戦歌唱曲)1968年
  • おもいきり泣かせて 1969年
  • 気にかかる 1969年
  • くちづけ 1970年
  • 最後の一時間 1971年
  • 旅情 (デビュー10周年記念盤)1972年
  • 幸せになってね 1973年 (オリジナルは1972年3月発売の松平直樹とブルーロマン盤、1974年7月「私祈ってます」のタイトルで発売された敏いとうとハッピー&ブルー盤が大ヒット。2008年1月には瀬口侑希がカバー。)
  • 蛾 1979年
  • 大阪の女 1979年
  • さかだち 1980年
  • アマンII 2003年(with菅原洋一)
  • 2人はパートナー 2006年(原曲:ペ・ヨンジュン主演韓国ドラマ「初恋」挿入歌)
  • もう一度逢いたくて 2011年(2011年6月・7月NHK「ユアソング」)

主な出演

主演映画

テレビドラマ

バラエティー番組

他多数

CM

NHK紅白歌合戦出場歴

年度/放送回 曲目 出演順 対戦相手 備考
1963年(昭和38年)/第14回1キューティ・パイ・メドレー24/25植木等中尾ミエ伊東ゆかりと出演。トリ前
1964年(昭和39年)/第15回2夢みる想い03/25芦野宏中尾ミエ、伊東ゆかりと出演。
1965年(昭和40年)/第16回3逢いたくて逢いたくて07/25山田太郎
1966年(昭和41年)/第17回4夢は夜ひらく14/25舟木一夫(1)
1967年(昭和42年)/第18回5愛は惜しみなく02/23水原弘
1968年(昭和43年)/第19回6ひとりにしないで16/23舟木一夫(2)
  • 対戦相手の歌手名の()内の数字はその歌手との対戦回数、備考のトリ等の次にある()はトリ等を務めた回数を表す。
  • 出演順は「(出演順)/(出場者数)」で表す。

関連項目

外部リンク