大月駅列車衝突事故
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大月駅列車衝突事故(おおつきえきれっしゃしょうとつじこ)は、1997年(平成9年)10月12日に東日本旅客鉄道中央本線の大月駅で発生した列車衝突事故である。
事故の概況
1997年10月12日20時2分頃、大月駅下り本線を約2分遅れて約105km/hで通過中の特急スーパーあずさ13号(新宿駅発松本駅行き、E351系12両編成)の右側面に、24歳の運転士が運転する入換中の回送車両(201系6両)が約25km/hで衝突。特急列車は前から4両目(9号車)から8両目(5号車)にかけて脱線、8号車は横転した。回送車両も先頭車と2両目が脱線した。この事故で、松本市の21歳の女性が脳挫傷で重傷を負うなど、回送電車の運転士を含む34名(新聞発表)が重軽傷を負った。この影響で、中央本線は四方津駅 - 甲斐大和駅間が14日の朝7時頃まで不通となり、上下合わせて158本が運休、54,000人に影響が出た。
原因
回送車両は、通常作業では東京駅から10両編成の中央特快として大月駅4番線に到着後、富士急行線河口湖駅行きの後部4両を切り離し、スーパーあずさ13号の通過(定刻では20時ちょうど)の後、20時8分に下り本線に移動することになっていた。 (なお、通常この取り扱いでは、入換信号での入換作業となるが、下記の様、信号の誤認が直接の起因となっている。)
当日は特急列車が遅れており、回送車両の運転士は下り本線の特急に対する進行現示を自車両に対してのものと誤認し、停止現示を見落としていた。なお、ATS(ATS-SN型)に故障などは見られず、回送車両の運転士がATSを切っていたものと推測されている。




