小山いと子
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小山 いと子(こやまいとこ、1901年7月13日 - 1989年7月25日)は、高知県高知市出身の作家。本名は池本イト。
人物
- 九州高等女学院を卒業。在学中に歌人の橋田東聲の門下生となる。処女作は1933年の小説「海門橋」で婦人公論懸賞当選した。1950年に「執行猶予」(中央公論2月号)で第23回直木賞を受賞した。
- 私生活では二度の離婚を経験した。
連載中止
1961年1月号から、雑誌『平凡』に小説「美智子さま」を連載していたが、1963年3月11日に宮内庁は発行元の平凡出版に対してこの小説「美智子さま」に対して「興味本位で、世間に誤った印象を与え、好ましくない」として連載中止を申し入れた。具体的には「(1)興味本位の実名小説で私生活に対する侵害である」「(2)事実と小説との間があいまいで、国民に誤解されるおそれがある」「(3)事実に相違することも部分的にある」の3点について問題があるとし、宮内庁の伊藤総務課長より平凡出版の清水専務に対してその旨の要望が伝えられた。そして最終的には平凡出版はこの要望を受け入れて連載を中止した。
著作
- 糊口 新農民文学叢書 砂子屋書房 1939
- 村 新潮社 1939 (土の文学叢書)
- 熱風 中央公論社 1940
- 高野 中央公論社 1940
- オイルシェール 中央公論社 1941 ゆまに書房から復刊
- 春の魚 一聯社(青年文学叢書)1947
- 夫婦 興風館 1947
- Fのロマンス 西部図書 1948
- 時の貞操 万里閣 1948
- ばらの咲く窓 妙義出版社 1949
- 椰子真珠 中央公論社 1949
- 火の女・マルハ艇 明治書院 1950
- 執行猶予 早川書房 1951 のち角川文庫
- 誕生石 朝日新聞社 1954 のち春陽文庫
- 女ざかり 山田書店 1955
- 薔薇いくたびか 主婦之友社 1955
- 花いかだ 角川小説新書 1955
- 整形手術 鱒書房 1955 (コバルト新書)
- 皇后さま 主婦の友社 1956 のち春陽文庫
- 開かれぬ門 大日本雄弁会講談社 1958
- 海は満つることなし 全3部 講談社 1958‐61
- ダム・サイト 光書房 1959
- 私の耳は貝の殻 講談社 1960
- たれかが呼んでる 講談社 1962 (ロマン・ブックス)
- 男対女 講談社 1963
- 星を摘む女 講談社 1963
- 火焔木 春陽文庫 1963
- 白い指 濤瀾みだれ 読売新聞社 1972
- 地の虹 読売新聞社 1977.2
- 小山いと子の人生相談 大陸書房 1977.8 (ムーブックス)
- 人生十色 西村千鶴子・主婦の友出版サービスセンター 1990.11
- 新女大学 朝日書林 1995.7




