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川崎近海汽船

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

川崎近海汽船株式会社
KAWASAKI KINKAI KISEN KAISHA, LTD.
種類 株式会社
市場情報
東証2部 9179 1995年3月14日上場
本社所在地 〒100-0013
東京都千代田区霞が関一丁目4番2号
設立 1966年昭和41年)5月1日
業種 海運業
事業内容 近海地域における一般貨物船による海上輸送
内航船及びフェリーによる国内海上輸送
代表者 森原 明(代表取締役社長)
資本金 23億6,865万0千円
発行済株式総数 2,952万5,000株
売上高 連結:458億2,463万5千円
単独:455億1,093万7千円
2008年3月期)
営業利益 連結:38億5,719万6千円
単独:36億0,352万9千円
(2008年3月期)
純利益 連結:22億5,059万1千円
単独:21億4,073万0千円
(2008年3月期)
純資産 連結:163億1,587万9千円
単独:162億8,025万9千円
(2008年3月31日現在)
総資産 連結:410億5,884万8千円
単独:336億9,599万4千円
(2008年3月31日現在)
従業員数 連結:352名 単独:226名
(2008年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 川崎汽船(株) 47.55%
東京海上日動火災保険(株) 6.23%
(株)損害保険ジャパン 3.66%
(2008年3月31日現在)
主要子会社 春徳汽船(株) 100%
旭汽船(株) 100%
新洋興産(株) 100%
シルバーフェリーサービス(株) 100%
外部リンク 公式サイト
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川崎近海汽船株式会社(かわさききんかいきせん、Kawasaki Kinkai Kisen Kaisha, Ltd.)は、東京都千代田区に本社を置く日本の海運会社である。

川崎汽船が株式の47.5%を保有(2007年9月末)しており、同社の子会社である。東京証券取引所第二部上場。

目次

概要

1966年昭和41年)5月1日に川崎汽船の内航営業権を譲渡されて設立し、内航、フェリー八戸港 - 苫小牧港)の他、東南アジアロシアなどに近海航路を開設し運航している。内航部門においては、世界最速とされるRO-RO貨物船の「ほっかいどう丸」を東京港 - 苫小牧港間に運航している。

沿革

  • 1966年(昭和41年)5月1日 - 川崎近海汽船株式会社を設立。
  • 1970年(昭和45年)9月 - 日本近海汽船株式会社と合併。
  • 1992年平成4年)4月 - シルバーフェリー株式会社と合併。
  • 1995年(平成7年)3月 - 東京証券取引所第二部に上場。

シルバーフェリー

概要

シルバーフェリーは、八戸港 - 苫小牧港を結ぶフェリー航路の愛称である。2006年(平成18年)までは東日本フェリーと共同運航していたが、同年11月末をもって同社が撤退したさいに共同の持船であった「フェリーはちのへ」の譲渡を受けたほか、就航していた「べにりあ」「べが」を同社[1]から借り受け、自社所有の「シルバークイーン」を含めた4隻体制で運航している。

航路

船舶

ファイル:フェリーはちのへ.jpg
フェリーはちのへ - 八戸港
  • シルバークイーン
1997年(平成9年)9月竣工、2000年(平成12年)改造。7,005総トン。全長134.0m、全幅21.0m、出力24,000ps、航海速力20.7ノット(最大23.2ノット)。
旅客定員600名。車両積載数:トラック92台。三菱重工業下関造船所建造。
就航中。
  • フェリーはちのへ(2代目)
1988年昭和63年)12月竣工。5,603総トン。全長126.6m、全幅20.7m、出力11,480ps、航海速力18.2ノット(最大21.5ノット)。
旅客定員520名。車両積載数:トラック57台、乗用車93台。内海造船(瀬戸田)建造。
従来から同航路に就航していたが、東日本フェリーの撤退時に同社側の共同持ち分を譲渡され就航中。
1998年(平成10年)5月竣工、2005年(平成17年)改造。6,558総トン。全長134.6m、全幅21.0m、出力16,000ps、航海速力19.4ノット(最大20.0ノット)。
旅客定員450名。車両積載数:トラック67台、乗用車14台。三菱重工業下関造船所建造。東洋汽船が所有。
従来から同航路に就航していたが、東日本フェリーの撤退後も用船し就航中。
1990年(平成2年)3月竣工、2005年(平成17年)改造。6,698総トン。全長134.6m、全幅21.0m、航海速力20.0ノット(最大20.0ノット)。
旅客定員600名。車両積載数:トラック96台、乗用車20台。三菱重工業下関造船所建造。A&Aが所有。
従来から同航路に就航していたが、東日本フェリーの撤退後も用船し就航中。
2012年4月頃には、4艘のうちの「フェリーはちのへ」を置き換え、新造船として『シルバープリンセス』が就航される予定となっている。

船内サービス

  • ドライバーズルームのほか、食堂浴場を設置している。
  • 東日本フェリー所有の2隻(「べにりあ」「べが」)は2等寝台が設置されていないほか、食堂のメニューが異なるなどの違いがある。
  • 清涼飲料水カップラーメン自動販売機は設置されているが、タバコ酒類の自動販売機は設置されていない。アルコール類は出港1時間後まで売店で販売、もしくは食堂の営業時間内に提供される。
  • 貸毛布の料金は1枚300円(国内航路で最高額)。クリーニング済の毛布が貸与される。なお、2等寝台、1等、特等船室には毛布が備え付けられている(無料)。

他の公共交通機関との接続

その他の船舶

ファイル:Hokkaido-maru,JAPAN.jpg
ほっかいどう丸 - 東京港
  • RO-RO船
    • げんかい - 1997年(平成9年)6月、今治造船で建造。7,097総トン。航海速力22.0ノット。
    • ほっかいどう丸 - 1999年(平成11年)9月、三菱重工業で建造。12,526総トン。航海速力30.0ノット。「さんふらわあ とまこまい」と同型船。
    • 勇王丸 - 2001年(平成13年)6月、今治造船で建造。9,348総トン。航海速力20.7ノット。(他社との共有船)
    • 神川丸 - 2002年(平成14年)9月、今治造船で建造。13,018総トン。航海速力22.0ノット。
    • ほくれん丸 - 2006年(平成18年)6月、今治造船で建造。13,950総トン。航海速力23.5ノット。
    • 第二ほくれん丸 - 2006年(平成18年)7月、今治造船で建造。13,950総トン。航海速力23.5ノット。
  • その他
    • 須寿川丸 - プッシャーバージ船。1992年(平成4年)7月、新高知重工で建造。94総トン。航海速力9.8ノット。
    • 美津川丸 - 石灰石運搬船。2007年(平成19年)10月、西造船で建造。3,497総トン。航海速力12.5ノット。
    • JP COSMOS - 石炭運搬船。2008年(平成20年)2月、三浦造船所で建造。7,287総トン。航海速力12.0ノット。(他社との共有船)

メディア

参考文献

  • 日本船舶明細書I 2008年版 - 社団法人 日本海運集会所(2007年12月30日発行)

脚注

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  1. ^ 所有会社の詳細は、#船舶の節を参照。
  2. ^ 「東北地方太平洋沖地震」による影響についてのお知らせ (3) - 川崎近海汽船ニュースリリース 2011年3月18日
  3. ^ 八戸/苫小牧航路(シルバーフェリー)運航再開について - 川崎近海汽船ニュースリリース 2011年6月10日

関連項目

外部リンク