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延岡市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

のべおかし
延岡市
[[Template:Safesubst:|280px]]
延岡の夜景
ファイル:Flag of Nobeoka, Miyazaki.svg
延岡市旗
ファイル:Flag of Japan.svg 日本
地方 九州地方
都道府県 宮崎県
団体コード 45203-3
面積 868.00km²
総人口 130,382
推計人口、2011年11月1日)
人口密度 150人/km²
隣接自治体 門川町美郷町日之影町
大分県佐伯市
市の木 クロガネモチ
市の花 カンナ
市の花木 フジ
延岡市役所
所在地 〒882-8686
宮崎県延岡市東本小路2番地1
ファイル:Nobeoka City Office.JPG
外部リンク 延岡市
― 市 / ― 町 / ― 村
 表示ノート編集履歴 ウィキプロジェクト
ファイル:Central Nobeoka from MtAtago 200807.jpg
愛宕山からみた延岡市中心部

延岡市(のべおかし)は、宮崎県北部に位置するである。人口131,585人(2008年6月現在)。中心地域は宮崎県北部の中心都市としての性格を有する。戦前より宮崎県内屈指の工業都市の性格が強く、旧北方町、旧北浦町との2006年の合併前の延岡市地域は旭化成の創業地工場群があるいわゆる企業城下町であった。

チキン南蛮、橋の日発祥の地である。

目次

地理

東は日向灘に面し、その他は山に囲まれている。五ヶ瀬川・大瀬川・祝子川・北川・沖田川・浜川など多くの河川が市内を流れ、豊かな水郷としての性格を持つ。 延岡市東側の海岸は日豊海岸国定公園に、北西部は祖母傾国定公園に指定されている。

地籍調査の進捗率は45%。(平成21年度末時点)[1]

隣接する自治体

歴史

ファイル:Nobeoka Castle Stone Wall.JPG
延岡城址(千人殺しの石垣)
ファイル:Temple Bell of Shiroyama Nobeoka 1st.JPG
初代城山の鐘(内藤記念館蔵) 地名としての延岡の初出とされる

平安時代より、臼杵郡英多(あがた)郷の行政区分。以後、室町期までには、(あがた)の記述が定着。

中世をつうじて縣土持氏が支配したが、1578年天正6年)4月10日、豊後大友宗麟によって、土持親成松尾城に攻め滅ぼされ、700年の名門縣土持氏の命脈を絶たれた。

天正15年(1587年)、豊臣秀吉九州征伐により高橋元種日向縣藩(のちに延岡藩)に5万3千を宛行われて入封。慶長6年(1601年) - 慶長8年(1603年)秋にかけて縣城(延岡城)を築城して以降、近世城下町としての町割りが整う。

この縣地域の呼称としての延岡地名の使用は、近世縣城(現在の城山)の修築完成を記念して、有馬康純明暦2年(1656年)に今山八幡宮に寄進した梵鐘若山牧水に詠われた「城山の鐘」)の銘文「…明暦二年丙申六月吉日…日州延岡城主有馬左衛門佐…藤原朝臣康純」を初見としており、さらには、江戸幕府の公文書で正式に延岡藩としての記述が見られるのは、有馬氏の次、三浦明敬支配の元禄期以降のことである。

明治期になり、宮崎県設置により県庁が宮崎市におかれたことから、延岡は県庁から最も離れた旧城下町となった。これを近代化の遅れの予兆として受け止めた危機感覚が、後の工業都市としての発展の一因となる。旧延岡藩主であった内藤氏は数々の特権を公共化させ、銅山や電源開発に関わることで近代延岡の礎を築いた。また、小林乾一郎など旧藩士の働きも、延岡の近代化に大きく寄与した。

1923年に野口遵日本窒素肥料(現チッソ)の工場を建設したのを機に、延岡は県内屈指の工業都市として発展する。昭和8年(1933年)にかけての延岡町・恒富村・岡富村の合併・市制施行は延岡進出の条件であり、日豊本線も進出に伴って開通した。1930年代末までに日窒系の工場が次々と建設され、大正11年(1922年)に2万3千人ほどであった人口は、昭和14年(1939年)には9万1千人を数え、宮崎県内最大の人口を有する都市となった。

第二次世界大戦後の財閥解体により日窒コンツェルンは解体され、延岡にある工場は旭化成として再出発した。1951年頃は人口の約半数・市税納入額の3分の2・市議会議員の3分の1が旭化成関係であり、文字通り「企業城下町」として栄えた。しかし、旭化成の経営戦略により延岡の比重は次第に小さくなったことや、大消費地から遠いこと、更には化学工業が石油中心となったことから以前ほどの経済力はなくなり、人口も1982年を境に減少している。

年表

市政

国政・県政

国政

衆議院小選挙区選挙では宮崎2区(日向・西都・児湯郡・東臼杵郡・西臼杵郡)に属する。近年選出の議員は以下のとおり。

なお道休誠一郎民主党)が比例で復活当選している。

県政

本市でひとつの選挙区をなす。定数は5人。近年選出の議員は以下のとおり。

  • 第16回 Template:Safesubst:4月[1]
    • 田口雄二(民主)
    • 井本英雄(自民)
    • 河野哲也(公明)
    • 太田清海(社民)
    • 松田勝則(無所属)
  • 第17回 Template:Safesubst:4月[2]
    • 井本英雄(無所属)
    • 河野哲也(公明)
    • 太田清海(社民)
    • 後藤哲朗(自民)
    • 田口雄二(民主)

公共機関

国の出先機関

裁判所

独立行政法人

特殊法人

県の出先機関

防災

  • 延岡市消防本部 (野地町5丁目2761番地)
    • 延岡市消防署 (野地町5丁目2761番地)
    • 東海分署 (大門町818番地)
    • 南延岡出張所 (平原町2丁目1423番地2)
    • 土々呂出張所 (土々呂町3丁目846番地110)

医療 

救急指定病院

延岡市医師会関連施設

経済

1962年に日向市とともに新産業都市に指定されていた。

産業

2006年の合併前の延岡市地域(その前は恒富村、岡富村、東海村)は旭化成の発祥の地であり、現在も同社グループの工場を中心とした企業城下町である。また市内の多くの企業が同社となんらかの関係をもって成り立っている。バスの行き先なども、旧「レーヨン」、「雷管」、「ベンベルグ」となっており、タクシーに乗車の際も「○○工場」「旭化成○○」と付けなくても場所が一般に理解されている(例えば支社前といえば、旭化成の支社前まで行ってくれる)。 旭化成沿革

商業

長年にわたり延岡駅周辺の大型店舗(アヅマヤ百貨店・ダイエー寿屋)や周辺の商店街が商業の中心として機能していたが、モータリゼーションの進行に伴いその主役を国道10号延岡バイパスなど、郊外のロードサイド店舗に譲りつつある。

郊外化による影響や企業自体の不振から、中心部の大型店舗は2002年までにすべて閉店し、空洞化が進行した。延岡市はこの対策として中心市街地活性化基本計画を策定。2007年3月にはその中核施設となるココレッタ延岡が開業し、山下新天街アーケードも建て替えられた。

延岡市唯一のショッピングセンター、イオン延岡ショッピングセンターは旭化成の子会社「旭化成サービス」が前身である。1923年の延岡進出の際に設置された福利厚生施設(供給所)を発祥とする。供給所では市中価格より遥かに安価で商品を提供していたため、一般市民からも多々利用されていた。

特産品

延岡市に本社を置く主要企業

旭化成関連会社

センコー関連会社

  • 宮崎センコーアポロ株式会社
  • 宮崎センコー運輸整備株式会社
  • センコービジネスサポート株式会社

マスメディア

ファイル:Cable Media Waiwai Nobeoka 2010.JPG
ケーブルメディアワイワイ
ファイル:Yukan Daily.JPG
夕刊デイリー新聞社

延岡市に拠点を置くローカルメディア。

ケーブルテレビ

新聞

  • 夕刊デイリー - 延岡発、夕刊紙は唯一の存在(かつては、夕刊ポケットというライバル紙もあったが廃刊)。

姉妹都市・提携都市

国内

海外

地域

人口

ファイル:Demography45203.svg
延岡市と全国の年齢別人口分布(2005年) 延岡市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 延岡市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
延岡市(に該当する地域)の人口の推移
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Template:Safesubst: 131,198人
総務省統計局 / 国勢調査

教育

大学・短期大学

公立高等学校

私立高等学校

公立中学校

公立小学校

私立小中学校

特別支援学校

交通

ファイル:Nobeoka Station 2010.JPG
JR延岡駅は延岡市の交通の中心である。宮崎空港から特急列車でおよそ70分で到達する

鉄道路線

市内を南北に九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線が通る。中心となる駅は延岡駅南延岡駅にも特急が停車する。宮崎空港とも直結しており、特急「にちりん」「ひゅうが」利用でおよそ70分で到達する。大分駅まではおよそ2時間。延岡駅以北の普通列車は1日4往復のみである。

かつては延岡駅から高千穂線が分岐していたが、2005年9月の台風14号被害により休止した末、2007年に廃止された。

路線バス

宮崎交通が市内のバス路線を運行している。

高速バス・特急バス
  • ごかせ号 福岡市〜松橋インターチェンジ〜高千穂バスセンター〜川水流〜延岡駅バスセンター 1日4往復
  • あそ号・たかちほ号 熊本市〜熊本空港〜高森町〜高千穂バスセンター〜延岡駅バスセンター 1日2往復

大分方面のわかあゆ号は2010年3月末をもって休止。

道路

ファイル:Route10 ja Nobeoka 01.JPG
市内を通る国道10号

高速道路

延岡市を含む県北地域の高速道路網は整備途上で「陸の孤島」と揶揄される地域である。

一般国道

東九州の大動脈である国道10号が南北を通る。宮崎市大分市まではおよそ2時間で到達する。

市街地から国道218号が熊本・高千穂方面へ分岐し、北方町地域を通過する。市街地北部の大門町からは国道388号が分岐し北浦町地域を通過し、蒲江・佐伯方面に至る。国道326号は北川町地域から分岐し大分・犬飼方面に至る。同路線は1990年代に抜本的に改良がなされ、現在では実質的に国道10号のバイパス道路して機能している。

道の駅

都道府県道

主要地方道
一般県道

港湾

延岡市内には4の地方港湾[6]と4の漁港がある。

  • 地方港湾
    • 古江港
    • 熊野江港
    • 延岡港
    • 延岡新港
  • 漁港
    • 島野浦漁港(第3種)
    • 土々呂漁港(第3種)
    • 南浦漁港(第2種)
    • 北浦漁港(第4種)

観光

名所・旧跡

文化施設

ファイル:Nobeoka Cultural Center.JPG
延岡総合文化センター

レジャー施設

ファイル:Healthtopia Nobeoka.JPG
ヘルストピア延岡
ファイル:Michinoeki Kitaura 2010.JPG
下阿蘇海水浴場・道の駅北浦

伝統行事

  • 今山十日えびす(毎年2月10日 - 11日)
  • 延岡大師祭
  • 城山鐘祭り(毎年6月10日)
  • 熊野神社の歳頂火(せとき 毎年旧暦1月15日に最も近い土曜日)
  • 延岡城址天下一薪能

伝統芸能

  • ばんば踊り
  • 伊形花笠踊り
  • 延岡神楽
  • 川坂神楽

レジャー行事

ファイル:Nishishina Stadium.JPG
ゴールデンゲームズの会場となる西階陸上競技場

工芸品

特産品

百選

スポーツ

出身有名人

関連項目

参考文献

  • 水野勲 「近世城下町から企業城下町へ - 延岡市」『九州 地図で読む百年』 古今書院、平岡昭利編、1997年、131-136頁、ISBN 4-7722-1665-0

脚注

外部リンク