徳島小松島港
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徳島小松島港(とくしまこまつしまこう)とは、徳島県の徳島市・小松島市にわたる港湾である。港湾管理者は徳島県。港湾法上の重要港湾、港則法上の特定港、関税法上の開港に指定されている。また、水先法上の水先区に定められており、水先人が常駐する。 かつては四国の玄関口の一つとしてフェリーが発着し賑わいをみせていたが、1998年の明石海峡大橋の開業に伴う交通体系の変化により発着便数や航路が減少した。しかしながら、西日本における木材輸入の拠点港湾として、四国の国際物流を支える。大区分として2つの港区、小区分として5つの地区からなる。北から順に、沖洲地区、津田地区(以上徳島港区)、本港地区、金磯地区、赤石地区(以上小松島港区)と区分され、沖洲地区は主に内貿埠頭、赤石地区は主に外貿埠頭としての機能を持つ。津田地区、金磯地区においても木材、チップなどを運搬する不定期船が入港している。2011年3月には、赤石地区の「徳島小松島港コンテナターミナル」が供用を開始し、それまで沖洲地区に寄港していた週3便の釜山航路が移行した。この「徳島小松島港コンテナターミナル」は、四国最大級のガントリークレーンや、水深10m岸壁を利用した1万5千トン級のコンテナ船の寄港に対応し、徳島と世界を結ぶゲートウェイとして、国際コンテナ物流拠点としての役割、また徳島の経済振興への寄与が期待されている。今後更なる新規コンテナ航路、中でも要請の高い中国航路の開設を実現すべく、ポートセールス活動を積極的に展開し、その他の各地区でも港湾機能の拡充が継続的に図られている。一方ソフト面においても、港湾EDIシステムの導入を推進し、各種行政手続きの簡素化、一元化を目指している。本港地区では、フェリー撤退により遊休化した施設の再活用、再整備など行政、市民共同参画による地域振興策でみなとオアシスとしての活性化に向けた取り組みが行われている。
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歴史
- 1940年 国鉄小松島線に小松島港仮乗降場が設置される。
- 1956年5月6日 南海汽船(のちの南海フェリー)により、小松島 - 和歌山港間に航路(南海四国ライン)が開設される。
- 1964年 地方港湾の徳島港と重要港湾の小松島港が合併。小松島港(重要港湾)となる。
- 1985年3月14日 小松島線が廃止。同時に小松島港仮乗降場も廃止される。
- 1993年 小松島フェリー(小松島 - 大阪南港)廃止。
- 1994年 関西国際空港開港により、徳島高速船(徳島関空ライン)(徳島港 - 大阪港)の一部が関西空港に寄港するようになる。
- 1995年1月17日 阪神大震災の影響により、徳島阪神フェリーの徳島港 - 神戸港(青木)および阪急水中翼船(徳島港 - 神戸港)が休止、後に廃止。
- 1995年6月 沖洲地区のマリンピア沖洲に徳島コンテナターミナルが開設され、韓国・釜山との間に定期コンテナ航路が就航する。
- 1998年4月6日 徳島阪神フェリーの徳島港 - 大阪南港間が廃止される。
- 1999年4月1日 小松島 - 和歌山航路が廃止され、徳島港 - 和歌山港に航路変更となる。
- 1999年4月1日 徳島港 - 泉佐野港間にりんくうフェリー開設。
- 1999年10月1日 りんくうフェリー廃止。
- 2000年 徳島関空ラインが廃止される。
- 2000年 小松島港から徳島小松島港に名称変更される。
- 2001年7月 赤石地区の水深13m岸壁1バースが供用開始される。
- 2002年2月1日 徳島港 - 和歌山港間の高速船南海徳島シャトルラインが廃止される。
- 2008年7月1日 高速バス専用の「小松島港」バス停が本港地区に設置され、大阪と阿南方面を結ぶ高速バス「阿南エクスプレス号」が乗り入れを開始し、後に「阿波エクスプレス号」に引き継がれる。
- 2009年11月 STX Pan Oceanが釜山 - 徳島小松島港間に週1便の定期コンテナ航路を開設。
- 2010年8月3日 国土交通省により「重点港湾」に選定され、次年度以降も国の新規直轄港湾整備事業の対象となる。
- 2010年10月 赤石地区に四国最大級となるガントリークレーンが設置される。
- 2011年3月12日 赤石地区の「徳島小松島港コンテナターミナル」が供用を開始する。
貨物取扱
日本海事新聞社による。
| 年 | 輸出 | 輸入 | 注釈 |
|---|---|---|---|
| 1999年 | 外貿194万t(うちコンテナ10万t) 内貿765万t(フェリー含む) | ||
| 2000年 | 1351TEU | 7901TEU | いずれも実入りのみ |
| 2003年 | 実入り2530TEU、空4466TEU
| 実入り7206TEU、空152TEU
| |
| 2004年 | 実入り2885TEU、空4312TEU
| 実入り7254TEU、空259TEU
| |
| 2006年 | 輸出入合計10850TEU | 実入りのみ | |
| 2007年 | 輸出入合計12250TEU | 実入りのみ | |
| 2009年 | 6824TEU | 7662TEU | |
- 取扱品目
- 輸出:紙類・化学薬品・機械・木製品など
- 輸入:木製品・飼肥料・家具・仏壇など
- 貿易相手国
- 輸出:中国・韓国など
- 輸入:主に中国
主な施設
徳島港区
- 沖洲地区
- 津田地区
- 津田港フェリーターミナル
- オーシャン東九フェリー(新門司港および東京港行き)
- 水深10m岸壁1バース
- 津田港フェリーターミナル
小松島港区
- 本港地区
- 小松島みなと交流センターkocolo(旧南海フェリー小松島港ターミナルビル)
- 水深9m岸壁1バース
- 金磯地区
- 水深9m岸壁1バース
- 水深11m岸壁1バース
- 赤石地区ファイル:Container Terminal of Tokushima Komatsushima.jpg徳島小松島港コンテナターミナルファイル:HEUNG-A ULSAN at Tokushima Komatsushima Port.jpg徳島小松島港コンテナターミナルに入港するコンテナ船HEUNG-A ULSAN
関連項目
- 南海丸遭難事故
- 小松島抗争
- 国鉄小松島線
- 涼宮ハルヒの憂鬱 (アニメ) 「孤島症候群 前編」において、南海フェリーと徳島港フェリーターミナルが登場する。




