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日立港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ファイル:Hitachi-port1.jpg
第1及び第2埠頭
ファイル:Hitachi-port2.jpg
第4及び第5埠頭

日立港(ひたちこう)は、茨城県日立市に存在した重要港湾。2008年12月25日、常陸那珂港大洗港と統合され茨城港に抱合され、独立した港格が消滅した。

目次

概要

奈良時代以前から港湾として使用されてきた記録があるが、商港として本格的に稼働したのは戦後になってからである。

日立港がある日立市は日立製作所企業城下町で、同社の工場で作成される大型の発電機などは、鉄道など陸路での輸送が困難なことから埠頭の開発が行われた。そのほかの取扱品としては、石油製品、鉱産品、木材など。特に自動車ドイツダイムラー社からの輸入自動車の日本における唯一の輸入拠点となっている。近年ではフランスルノーも陸揚げ港として利用しており、また日産自動車栃木工場(上三川町)も北米向け「インフィニティGT-R」輸出港として2010年5月24日から使用を開始している。

年間約1700隻の船舶が入港しており、取扱貨物量は500万トンを超える。また、常磐自動車道日立南太田インターチェンジからも近く、東日本全体の物流基地として重要な地位を占める。

北側に久慈漁港が隣接する。

1976年函館空港強行着陸したMiG-25ソビエト連邦に返還する際に使用された。

沿革

港湾施設

  • 第1埠頭:石油製品や石炭などを取り扱う。  
  • 第2埠頭:タルクなどの工業原料を取り扱う。燻蒸倉庫がある。
  • 第4埠頭:共用バースにはコンテナ船や生鮮品を積んだRO-RO船が入港する。また、日立製作所等の専用バースがある。埠頭内に日立港物流センター(日立埠頭所有)及び日立製作所と日立電線の工場がある。
  • 第5埠頭:輸入自動車の陸揚げ埠頭。その他スクラップ・アノードを取り扱う。また小型船だまりがあり、釣り船の係留地にもなっている。

(第3埠頭は構想段階で、現在未着工。)  

定期航路

日立港まつり

毎年夏に、港湾関係者や市民が実行委員会を作り開催している。護衛艦巡視船の体験乗船や、花火大会などが行われる。

所在地

茨城県日立港湾事務所の住所:茨城県日立市久慈町1-3-21

日立灯台

日立港が重要港湾になるのに併せて、1967年に日立港の北、古房地鼻に設置された灯台。 遠隔操作による無人式で運用されている。

関連項目

外部リンク