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松平定知

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

まつだいら さだとも
松平 定知
プロフィール
愛称 殿(NHK局内における)
出身地 ファイル:Flag of Japan.svg 日本 東京都文京区
(出生地:福岡県久留米市
生年月日 1944年11月7日(67歳)
最終学歴 早稲田大学商学部
職歴 NHKアナウンサー
活動期間 1967年 -
家族 松平定堯(父)
出演番組・活動
現在 シリーズ世界遺産100』など
過去 連想ゲーム
NHKニュース (午後7時)
NHK紅白歌合戦』総合司会
NHKニュース11
その時歴史が動いた』など
その他 早稲田大学専門職大学院公共経営研究科客員教授立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科客員教授

松平 定知(まつだいら さだとも 1944年11月7日 - )は、日本フリーアナウンサーナレーター。元NHKエグゼクティブアナウンサー理事待遇)、京都造形芸術大学芸術学部通信教育部教授、早稲田大学専門職大学院公共経営研究科客員教授國學院大學文学部客員教授、立教大学21世紀社会デザイン研究科客員教授[1]

徳川家康の異父弟・松平定勝を祖とする伊予松山藩久松松平家の分家(旗本)の子孫。外交評論家で元NHK記者の磯村尚徳は従兄にあたる。2008年5月 放送人の会放送人グランプリ特別賞受賞、2010年7月財団法人放送文化基金放送文化金賞受賞[2]

目次

経歴

父・松平定堯は旧陸軍大佐で満州国の駐チタ総領事をしていた。その後は福岡県久留米市に生まれ、東京都文京区で育った[3]。国立東京教育大学附属駒場高等学校(現・筑波大学附属駒場高等学校)を経て、早稲田大学商学部卒業。

1967年NHKへ入局。佐賀放送局高知放送局を経て、1977年より東京アナウンス室に転勤。2004年に定年(近年、NHKは法令上60歳を事実上の定年としている)を迎えた後も嘱託契約社員として出演していたが、2007年11月末で雇用期間満了のためNHKを退職。フリーアナウンサーとして活動していくこととなったが、これまでスカパー!向けの出演こそあったものの地上・BS民放への出演はあまりない。NHK在籍時の局内でのニックネームは「殿」。

NHKで脚光を浴びるきっかけとなったのが、若手の頃のラジオ第1でのインタビューだった。この若手時代に倒置法を用いた独特の話法(例:通常なら「みなさんこんばんは」と言うところを「こんばんはみなさん」と言う)を編み出す。これを皮切りに総合テレビ『ひるのプレゼント』を担当して人気を集め、ニュースキャスターを担当するようになる。『紅白』の総合司会に抜擢されたのはそのニュースキャスター時代のことだった。その後、「NHKの顔」として各種の講演などもこなしている。

一方1991年、『NHKモーニングワイド』のキャスターを務めていた時に、泥酔してタクシーの運転手に対し車載電話で殴って足蹴りする暴行をし、その責任を取って『NHKモーニングワイド』を年度途中で降板することになった。タクシーの運転手を蹴り飛ばした際には『俺は殿様なんだよ』と絶叫したことが民放のニュースで報じられた。1995年、『NHKニュース11』で復帰。1999年9月30日、『NHKニュース11』の生放送中に、話をしていたスタッフを注意するために鉛筆を投げた姿が放送されている。

『NHKニュース11』や『その時、歴史が動いた』など番組エンディング部分の挨拶では頭を低くして肘を横に張り出しながら御辞儀をすることが多く、『NHKニュース11』の最終回では横でともに御辞儀をしていたキャスターに肘が当たってしまうハプニングがあった。

退職後は宮本隆治をはじめとするNHK退職アナウンサー設立による有限責任事業組合ことばの杜において、青少年・児童向けの朗読など社会貢献活動にも携わる。

人物

  • 『その時歴史が動いた』で携帯音楽プレーヤーの説明をする際、視聴者への判りやすさを考慮して「1回だけ言います。ウォークマンのことです」と話したことがある。NHKは公共放送の建前上、報道番組以外で特定の商品名を名指しすることは当時としては極めて異例だった。
  • 伊予松山藩主の久松松平氏は明治維新を機に名字を松平から久松に戻しているが、その傍流にあたる松平の家系は松平にとどまった。その松平は「つだいら」と語頭にアクセントを置くのが正しい発音だといわれる。松平本人もそのことに強いこだわりを持っており、NHK時代には部下が「まついら」などと異なる発音をしようものなら、その場で「『ま』にアクセントを置くように」と訂正することで有名だった。

現在の出演番組

下記番組はNHK退職後も出演を続けている。
2004年度には「私の本棚」などで「藤沢周平を読む」と題した朗読シリーズを担当した。

過去の出演番組

東京異動後
NHK退職後

著書

脚注

  1. ^ 立教大学大学院 21世紀社会デザイン研究科危機管理学演習13 担当:松平定知客員教授
  2. ^ 財団法人放送文化基金参照
  3. ^ 本人著『負けずにキザですが』5頁。
  4. ^ 題名は従兄でNHK先輩の磯村尚徳が著してベストセラーとなった『ちょっとキザですが』にあやかったもの。

外部リンク