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田村俊子賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

田村俊子賞(たむらとしこしょう)は、田村俊子の死後に発生した印税を基に設立された文学賞。女流作家の優れた作品に贈られる。「田村俊子会」が主催。第17回で終了した。俊子の友人だった湯浅芳子が中心となって設立し、俊子に夫を寝とられた佐多稲子も選考委員を務めた。その様子は瀬戸内寂聴『孤高の人』に詳しい。

受賞者

  • 第1回(1961年)- 瀬戸内晴美『田村俊子』
  • 第2回(1962年)- 森茉莉『恋人たちの森』
  • 第3回(1963年)- 倉橋由美子 ― 業績に対して
  • 第4回(1964年)- 竹西寛子『往還の記』
  • 第5回(1965年)- 阿部光子「遅い目覚めながらも」「神学校一年生」 /秋元松代『常陸坊海尊』
  • 第6回(1966年)- 萩原葉子『天上の花』
  • 第7回(1967年)- 中村きい子『女と刀』
  • 第8回(1968年)- 松田解子『おりん口伝』 /吉行理恵『夢のなかで』
  • 第9回(1969年)- 福田須磨子『われなお生きてあり』
  • 第10回(1970年)- 三枝和子『処刑が行われている』 /松原一枝『お前よ美しくあれと声がする』
  • 第11回(1971年)- 江夏美好『下々の女』 /本多房子 ― 婦人民主新聞記者としての活動に対して
  • 第12回(1972年)- 広津桃子『春の音』 /江刺昭子『草饐―評伝・大田洋子』 /石垣りん『石垣りん詩集』
  • 第13回(1973年)- 高橋たか子『空の果てまで』
  • 第14回(1974年)- 富岡多恵子『植物祭』
  • 第15回(1975年)- 吉野せい『洟をたらした神』 /島尾ミホ『海辺の生と死』
  • 第16回(1976年)- 津島佑子『葎の母』 /一の瀬綾『黄の花』
  • 第17回(1977年)- 木々康子『蒼龍の系譜』 /武田百合子『富士日記』

選考委員