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神南

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日本 > 東京都 > 渋谷区 > 神南
ファイル:Marui-City-Shibuya-01.jpg
神南一丁目の交差点前に建つ、マルイシティ渋谷店。この写真の建物の左側(西側)が「渋谷公園通り」、右側(側)が「ファイヤー通り」となる。

神南(じんなん)は、東京都渋谷区にある地名である。

目次

概要

神南(じんなん:英記 Jinnan)は、東京都渋谷区神南一丁目神南二丁目からなる。郵便番号は150-0041、2010年住民基本台帳による人口は490人である。渋谷駅を中心とした繁華街の一角を構成するエリアで、商業施設公共施設が多く建ち並んでいる。[1]

歴史

1928年昭和3年)、東京府渋谷町上渋谷の前耕地・豊沢・宇田川・深町の一部などを合併し、明治神宮の南側に位置したことから、神南町命名して誕生した。命名は「かんなみ」であったが、戦後に「じんなん」と読み替えられた[2]1970年昭和45年)、住居表示の改訂により現在の神南に至っている。

神南一丁目

神南一丁目(じんなん・いっちょうめ)は、神南の南東部にある繁華街の地域。

ファイル:TOWER RECORDS Shibuya.jpg
タワーレコード渋谷店。通称「タワレコ」。ファイヤー通り愛称)に面する。

地理

部は東日本旅客鉄道(JR東日本)の山手線埼京線などに接し、この線路より東側は渋谷区神宮前となる。西部は渋谷公園通りに接し、この道路より西側は渋谷区宇田川町となる。

部は繁華街となっており、南端は渋谷駅前のスクランブル交差点に接する。部は神南二丁目に接する。

なお、東側の渋谷消防署が面した南北に伸びる道路は、ファイヤー通りとの愛称で親しまれている。

ランドマーク

渋谷繁華街の一角を担うエリアで、109-2マルイシティなどの大型のファッションビルセレクトショップと呼ばれる様々なブティックテナントカフェバーなどの飲食店たばこと塩の博物館電力館などの公共施設、各種のオフィスビルなどが建ち並び、昼夜を問わず人が絶えない。

ショップビル
ミュージアム
公共施設・他
渋谷消防署

最寄駅

渋谷駅ハチ公口前のスクランブル交差点の目の前が109-2となる。乗り入れ路線は下記の通り。

ターミナル駅渋谷駅
東日本旅客鉄道(JR東日本)「渋谷駅」 ⇒ 山手線埼京線湘南新宿ライン成田エクスプレス
東京急行電鉄(東急)「渋谷駅」 ⇒ 東急東横線(東横線)・東急田園都市線
京王電鉄(京王)「渋谷駅」 ⇒ 井の頭線
東京地下鉄(東京メトロ)「渋谷駅」 ⇒ 銀座線半蔵門線副都心線

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神南二丁目

ファイル:Yoyogi Gymnasium.jpg
国立代々木競技場。写真は代々木第一体育館。

神南ニ丁目(じんなん・にちょうめ)は、神南の北西部にある地域。

地理

部は東日本旅客鉄道(JR東日本)の山手線埼京線などに接し、この線路より東側は渋谷区神宮前となる。西部は井ノ頭通りに接し、この道路より西側は渋谷区の富ヶ谷神山町となる。

部は渋谷区の宇田川町神南一丁目に接する。部は渋谷区の代々木神園町に接する。

かつては陸軍省代々木練兵場が置かれており、太平洋戦争大東亜戦争)での日本の敗戦後には占領アメリカ軍の施設、ワシントンハイツとなっていた[3][4]

ランドマーク

商業施設が建ち並ぶ繁華街の神南一丁目とは異なり、広大なスペースを活用して大規模なスポーツ大会やイベントなどを開催するための公共施設が多く建ち並んでいる。

最寄駅

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道路の愛称

神南一丁目は、西側にある宇田川町道玄坂と共に渋谷駅を中心とした繁華街になっている。 1970年代から1980年代にかけて大型のファッションビルや中小規模のセレクトショップが次々に開業したことなどを端緒に、渋谷は最先端の流行若者文化を発信するエリアとなり、自然発生的に愛称通称)で呼ばれる道路が誕生するようになった。[5]

渋谷公園通り

  • 詳細は「渋谷公園通り(しぶや・こうえん・どおり)」を参照のこと。
  • 神南一丁目の西側にある道路で、南から北へ向かって登る緩やかな坂道。旧称は渋谷区役所通りであったが、1973年宇田川町パルコ渋谷店が開業する際に渋谷区役所通商店街などの発案で現在の渋谷公園通りに改称された。

プチ公園通り

  • 詳細は「プチ公園通り(ぷち・こうえん・どおり)」を参照のこと。
  • 神南一丁目の中央にある路地で、南から北へ向かって登る緩やかな坂道。西側にある渋谷公園通りとほぼ並走していることに因んで、1980年代頃からこの愛称で呼ばれるようになった。なお、プチ公園通り周辺のエリアはパークアベニューとの愛称で呼ばれる。

ファイヤー通り

  • 詳細は「ファイヤー通り(ふぁいやー・どおり)」を参照のこと。
  • 神南一丁目の東側にある道路で、南から北へ向かう道路。渋谷消防署が建っていることに因んで、1980年代頃からこの愛称で呼ばれるようになった。

フィンガーアベニュー

フィンガーアベニュー(ふぃんがー・あべにゅー)は、東京都渋谷区神南一丁目にある道路愛称通称)である。東側の渋谷神南郵便局前交差点から、西側の勤労福祉会館(パルコ渋谷店PART-1)前交差点へ登る、緩やかな坂道である。

自然発生的な愛称であり、由来や誕生した時期をはっきりと特定することはできない。英語の「フィンガー(Finger)」は日本語で「」の意味であるが、愛称となった由来は特定できない。1980年代頃から、口コミの拡散やファッション雑誌の紹介などで知られるようになった。

コルネット通り

コルネット通り(こるねっと・どおり)は、東京都渋谷区神南一丁目にある道路愛称通称)である。コルネットストリートとも呼ばれる。東側の渋谷消防署の南側から、渋谷区高齢者ケアセンターや渋谷社会保険事務所の傍を通り、西側の渋谷区役所前交差点へ登る、緩やかな坂道である。

自然発生的な愛称であり、誕生した時期をはっきりと特定することはできない。英語の「コルネット(Cornet)」は日本語でトランペットに似た金管楽器の一種であり、イタリア語の「コルネット(Cornetto)」はクロワッサンに似たパンの一種であるが、愛称となった由来は特定できない。1980年代頃から、口コミの拡散やファッション雑誌の紹介などで知られるようになった。

イエローストリート

イエローストリート(いえろー・すとりーと)は、東京都渋谷区神南一丁目にある道路愛称通称)である。イエロー通りとも呼ばれるが、その他にフランス坂バスティーユ通りとも呼ばれる。東側の渋谷消防署の北側から、ハローワーク渋谷の傍を通り、西側の渋谷区役所前交差点へ登る、緩やかな坂道である。

自然発生的な愛称であり、誕生した時期をはっきりと特定することはできない。英語の「イエロー(Yellow)」は日本語黄色の意味であり、フランス語の「フランス(Française)」は国名、同じくフランス語の「バスティーユ(Bastille)」はパリ東部にあった要塞牢獄を指すが、愛称となった由来は特定できない。1980年代頃から、口コミの拡散やファッション雑誌の紹介などで知られるようになった。

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脚注

  1. ^ 渋谷区役所による2010年7月31日現在の調査。なお、この490人は、居住施設の存在する神南一丁目の住民である。神南二丁目は公共施設しか存在しない為、住民は0人である。
  2. ^ 地名の由来 渋谷区ウェブサイト、平成23年4月16日閲覧
  3. ^ 神南一丁目にある北谷稲荷神社には、1909年明治42年)に練兵場を開設した際に農民が建てた石碑がある。
  4. ^ 秋尾沙戸子著「ワシントンハイツ - GHQが東京に刻んだ戦後」より
  5. ^ 「渋谷区/通りの名前」 渋谷区役所による道路の愛称や由来の解説より。

外部リンク

下記は「渋谷公園通り Official Web Site」で紹介されているTOWN MAP(地図)。なお、この地図は左側が南(渋谷駅)方向、右側が北(原宿駅)方向である。

関連項目

神南(地理・道路)

渋谷(地理・道路)

下記の「渋谷区の町名」一覧も参照のこと。

文化

公共施設