第七管区海上保安本部
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第七管区海上保安本部(だいななかんくかいじょうほあんほんぶ)とは、主に中国~九州北部地方の日本海、瀬戸内海、有明海ならびに山口県西部、福岡県、佐賀県、長崎県、大分県を管轄範囲とする、海上保安庁の管区海上保安本部の一つである。
略称は七管(七管本部と称呼することもある)、英語表記は7th Regional Coast Guard Headquarters。本部は福岡県北九州市門司区西海岸にあり、下部組織として10の海上保安部、12の海上保安署・分室、航空基地1カ所、海上交通センター1カ所を有する。
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特徴
管区には、国際海峡である対馬海峡や関門海峡があり、多くの船舶が行き交っている。その周辺は玄界灘や豊後水道といった海の難所でもあり、多くの海難事案が発生している。
また、管区内には海上自衛隊及びアメリカ海軍の佐世保基地、長崎空港、新北九州空港、大分空港といった海上空港、プルサーマル計画が実施される玄海原子力発電所と、警備が必要な施設が非常に多い。北九州工業地帯や大分臨海工業地域などの工業地帯における災害防除、博多港や下関港、北九州港、長崎港などの国際港があり、これらの港湾における警備や密輸阻止も大きな仕事である。
対馬沖では、国境海域を接する韓国の不法漁民による排他的経済水域を侵犯しての密漁が横行しており、その手口も近年悪質化している。また、朝鮮半島情勢は日々不穏になってきており、朝鮮半島有事の際には対馬海峡が有事の最前線になることが予想される。
第七管区管内は、現在ホットスポットとなっており、海上保安庁のすべき、あらゆる業務が集約している多忙な地域といえる。
七管関連年表
- 1948年5月1日:海上保安庁発足とともに門司海上保安本部として設置。管轄地域は九州地方および周辺海域と関門海峡近辺。
- 1950年6月1日:第七管区海上保安本部に改編、山口県北東部の日本海域も広島海上保安本部(第六管区)から第七管区の管轄となる。
- 1952年から1953年:トカラ列島および奄美群島の日本復帰により、同地域及び周辺海域も管轄となる。
- 1962年1月1日:熊本県・宮崎県・鹿児島県および周辺海域(有明海を除く)が新設の第十管区海上保安本部の管轄となる。
組織
- 第七管区海上保安本部(福岡県北九州市門司区)
- 仙崎海上保安部(山口県長門市)
- 萩海上保安署(山口県萩市)
- 門司海上保安部(福岡県北九州市門司区)
- 若松海上保安部(福岡県北九州市若松区)
- 福岡海上保安部(福岡県福岡市博多区)
- 三池海上保安部(福岡県大牟田市)
- 唐津海上保安部(佐賀県唐津市)
- 長崎海上保安部(長崎県長崎市)
- 五島海上保安署(長崎県五島市)
- 佐世保海上保安部(長崎県佐世保市)
- 平戸海上保安署(長崎県平戸市)
- 対馬海上保安部(長崎県対馬市)
- 比田勝海上保安署(長崎県対馬市)
- 大分海上保安部(大分県大分市)
- 関門海峡海上交通センター(福岡県北九州市門司区)
- 福岡航空基地(福岡県福岡市博多区)福岡空港内
- 第七管区情報通信管理センター(福岡県北九州市門司区)
- 仙崎海上保安部(山口県長門市)
主な保有船艇・航空機
巡視船・巡視艇
七管は約80隻の巡視船艇を保有しているが、主要なものを以下に挙げる。
- PLH06 ちくぜん [ヘリコプター1機搭載型巡視船]
- PL41 あそ(1,000トン型巡視船)[高速高機能大型巡視船]
- PL62 はかた1,000トン型巡視船 [拠点機能強化型巡視船]
- PL05でじま(1,000トン型巡視船) [救難強化型巡視船]
- PS206 ほうおう [高速特殊警備船]
航空機
- 固定翼機
- MA866 うみかもめ1号、MA870 うみかもめ2号(ビーチクラフト B300)
- 回転翼機




