1. TOP
  2. Kiraku辞典
  3. メインページ

第15回参議院議員通常選挙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ファイル:Flag of Japan.svg 第15回参議院議員通常選挙 ファイル:Kokkaigizidou.JPG
投票日 1989年7月23日
内閣 宇野内閣
任期満了日 1989年7月9日
改選数 126
選挙制度 地方区制76
拘束名簿式比例代表制 50
 < 19861992 > 
参議院議員通常選挙
テンプレートを表示

第15回参議院議員通常選挙(だい15かいさんぎいんぎいんつうじょうせんきょ)は、1989年平成元年)7月23日に行われた日本参議院議員通常選挙である。

目次

概説

選挙データ

内閣

公示日

  • 1989年(平成元年)7月5日

投票日

  • 1989年(平成元年)7月23日

改選数

選挙制度

  • 地方区
    • 小選挙区制 ‐ 改選数26
      • 2人区(単記投票) - 26
    • 中選挙区制 ‐ 改選数50
      • 4人区(単記投票) - 15
      • 6人区(単記投票) - 4
      • 8人区(単記投票) - 2
  • 秘密投票
  • 20歳以上の男女
  • 有権者 stub( 男性: 女性: )

その他

  • 立候補者 ( 地方区: 全国区: )

主な争点

選挙結果

投票率

選挙当日有権者:89,891,358名

  • 65.0%(有効票のみの実質的投票率は選挙区63.30%、比例区は62.49%)

議席数

政党/無所属改選非改選合計
与党3673109
自由民主党3673109
野党9053143
日本社会党462268
連合の会11011
公明党101121
日本共産党5914
民社党358
税金党213
第二院クラブ112
スポーツ平和党101
サラリーマン新党011
沖縄社会大衆党101
無所属10313
合計126126252
党派別得票数及び(改選)議席数
比例区 選挙区 比+選
議席数
得票数 得票率 議席数 得票数 得票率 議席数
自由民主党 15,343,455 27.32 15 17,466,406 30.70 21 36
日本社会党 19,688,252 35.05 20 15,009,451 26.38 26 46
公明党 6,097,971 10.86 6 2,900,947 5.10 4 10
日本共産党 3,954,408 7.04 4 5,012,424 8.81 1 5
連合の会 3,878,783 6.82 11 11
民社党 2,726,419 4.85 2 2,066,533 3.63 1 3
税金党 1,179,939 2.10 1 889,633 1.56 1 2
二院クラブ 1,250,022 2.23 1 337,250 0.59 1 2
サラリーマン新党 872,326 1.55 0 256,678 0.45 0 0
スポーツ平和党 993,989 1.77 1 1
太陽の会 147,090 0.26 0 11,226 0.02 0 0
進歩党 711,980 1.27 0 863,185 1.52 0 0
諸派 3,205,477 5.71 0 844,394 1.48 0 0
無所属 7,362,723 12.94 10 10
合計 56,171,328 100.00 50 56,899,633 100.00 76 126
出所:〈データ〉国会議員選挙の結果、石川真澄『戦後政治史 新版』岩波新書。なお、二院クラブの選挙区得票及び議席数は、革新統一で立候補した沖縄県選挙区の喜屋武真栄(沖縄社会大衆党)が獲得した分である。

政党・政治団体

自由民主党

総裁幹事長総務会長政務調査会長国会対策委員長参議院議員会長
宇野宗佑橋本龍太郎水野清村田敬次郎渡部恒三長田裕二

日本社会党

中央執行委員長中央執行副委員長書記長政策審議会長国会対策委員長参議院議員会長
土井たか子岡田利春
小野明
金子みつ
山本政弘
山口鶴男伊藤茂大出俊小野明

連合の会

公明党

中央執行委員長中央執行副委員長書記長政策審議会長国会対策委員長参議院議員団長最高顧問
石田幸四郎浅井美幸
長田武士
多田省吾
伏木和雄
市川雄一坂口力坂井弘一黒柳明竹入義勝
矢野絢也


日本共産党

議長副議長幹部会委員長幹部会副委員長書記局長政策委員会責任者国会対策委員長参議院議員団長
宮本顕治不破哲三村上弘市川正一
小笠原貞子
戎谷春松
高原晋一
西沢富夫
金子満広吉岡吉典寺前巌橋本敦


民社党

中央執行委員長中央執行副委員長書記長政策審議会長国会対策委員長参議院議員会長常任顧問
永末英一河村勝米沢隆中野寛成吉田之久藤井恒男塚本三郎

議員

この選挙で初当選

※初当選者のうち、衆議院議員経験者には「※」の表示があります。

自由民主党

日本社会党

公明党
日本共産党
民社党
  • 足立良平
  • 寺崎昭久
連合の会

税金党
スポーツ平和党
無所属
  • 吉田達男

この選挙で返り咲き

連合の会

この選挙で引退・不出馬

自由民主党

日本社会党
公明党

日本共産党
民社党

この選挙で落選

自由民主党

日本共産党
民社党
サラリーマン新党
太陽の会
無所属

選挙後

竹下政権下のリクルート問題消費税宇野宗佑総理の女性問題などが焦点になった選挙であり、野党である日本社会党は女性党首である土井たか子による活躍で46議席を獲得し、与野党逆転を収め「マドンナ旋風」と呼ばれるブームをまきおこした。土井はこの選挙結果を「山が動いた」と表現した。敗れた自民党の橋本龍太郎幹事長が「ちくしょー。」と思わず憤るほどの惨敗であった。

自民党は、結党以来初めて追加公認を合わせても参議院での過半数を失った。特に、それまで絶対的な強さを誇った1人区(事実上の小選挙区)で、前回の25勝1敗から一転して3勝23敗と惨敗した。その後、自民党は参議院での過半数を回復できず、非自民連立政権を経た後は2009年の下野に至るまで、社会党、新党さきがけ公明党などとの連立政権を組んで多数を確保することになった。また、野党はもちろん、広く国民に政権交代の現実性を意識させた。

参院選敗北の責任を取り、宇野内閣は総辞職した。その後の首班指名選挙で参院は日本社会党の土井たか子を指名、衆院では自民党の海部俊樹を指名し、両院協議会で一致しなかったため、衆議院の優越で海部が首相に選出された。

1989年12月11日に消費税廃止法案が参議院で可決された。しかし、衆議院で議決することができず廃案となった。

同月には国民からの批判に応えるために「消費税導入の趣旨」を踏まえてゴールドプラン(高齢者保健福祉推進十カ年計画)が策定され、1990年代における介護サービス供給組織の飛躍的な拡充に繋がった。

選挙関連特別番組

外部リンク