精霊流し (曲)
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| 精霊流し | ||||
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| グレープ の シングル | ||||
| 収録アルバム | わすれもの | |||
| B面 | 哀しみの白い影 | |||
| リリース | 1974年4月25日 | |||
| ジャンル | フォーク | |||
| 時間 | 4分46秒 | |||
| レーベル | ワーナー・パイオニア | |||
| 作詞・作曲 | さだまさし | |||
| ゴールド等認定 | ||||
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| チャート最高順位 | ||||
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| グレープ シングル 年表 | ||||
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「精霊流し」(しょうろうながし)は1974年4月25日にグレープがリリースしたシングル曲である。1974年の年間第13位に輝くなどグレープの代表曲となったほか、後にさだまさしが自伝的小説として書き下ろし、テレビドラマおよび映画化された。
目次 |
楽曲
解説
- 作詞・作曲はさだまさし。本作はさだのソロ・デビュー後もライヴなどで披露されるなど、さだの代表曲になっている。タイトル通り毎年8月15日に長崎県で行われる精霊流しを題材とした作品である。直接的には、さだの母方の従兄が水難事故で亡くなってしまったときの精霊流しの思い出がモチーフになっている(このエピソードについては、「親父の一番長い日」のB面である「椎の実のママへ」で歌われている)。さだまさしはこの作品で、第16回日本レコード大賞作詩賞を受賞している。この受賞に対して「幼いころから音楽教育を受けていたので作曲賞を受けるのはわかる気がするが、我流で始めた作詞で賞を受けるのは意外であり、その分うれしさも大きい」という主旨の発言をしている。
- 発売当初は売れ行きが伸びなかったが、東海ラジオの蟹江篤子アナウンサーが自分の担当する『ミッドナイト東海』で毎週のように流し続けたところ、徐々に人気が上がり始め、中京地区からヒットする形で全国へ広がっていった。このため、さだは今でも蟹江を恩人として敬意を払っている。
- 上記のような事情から、リリースされて4ヶ月あまり経ってオリコン・チャートのBEST10に初登場した。「ふれあい」(中村雅俊)に次いで2位まで上昇し、約60万枚の大ヒットとなった。グレープは1976年のアルバム『グレープ・ライブ 三年坂』も2位まで上昇しているがオリコンでの1位獲得はならなかった。なお、さだがオリコンで1位を初めて獲得したのはソロ・デビュー後の「雨やどり」である。
- シングル・ヴァージョンとアルバム・ヴァージン(『わすれもの』収録)とは別テイクであり、アルバムには曲名にもなった「精霊流し」の喧騒の雰囲気が伝わる爆竹の破裂音、鉦鼓の音などのSEがイントロ前及びアウトロに挿入されている。
- 実際の精霊流しを知らない人から精霊流しが「灯籠流し」であると誤解されていることもある(『さだまさし やさしさの風景』(1978年 白泉社)29頁など)。
- オリジナルの調性は第1コーラスが嬰ハ短調、第2コーラスは長2度上の嬰ニ短調である[1](シングル盤[2]、『わすれもの』[3]、『グレープ・ライブ 三年坂』[4])。グレープ時代からあることはあったが、グレープ解散後はオリジナル調性から短2度上(第2コーラスでは短2度下になる)のニ短調に変えて[5]フルコーラス歌っている(『夢ライヴ』、『書簡集 10th ANNIVERSARY 八夜連続コンサート"時の流れに"ライヴ』、『さだまさし白書〜リサイタル'92〜』、『LIVE二千一夜』など)。グレープ時代にも採用されていたとはいえ、さだがオリジナル・キーから移調して歌うことは極めて異例である。また、ギターの前奏・間奏・後奏のアレンジも変わった。
- 2003年2月19日には、下記のNHK総合テレビで放送されたさだの同名の自伝的小説が原作のドラマの主題歌に使われたため、「精霊流し special maxi single」のタイトルのマキシシングルにソロ・ヴァージョンが収録された。「精霊流し」5テイクに、「空蝉」・「療養所(サナトリウム)」・「まほろば」(いずれもアルバム『夢供養』収録)をカップリング。
- 2009年には中森明菜によってカヴァーされた(『フォーク・ソング2 〜歌姫哀翔歌』収録)。
- 2010年、故郷長崎県にてさだ自身が喪主となり、さだの実父の精霊流しを執り行った。
収録曲
グレープ・シングル
- 精霊流し(4分46秒)
- 作詞:さだまさし/作曲:さだまさし/編曲:グレープ
- 哀しみの白い影(3分19秒)
- 作詞:さだまさし/作曲:さだまさし/編曲:グレープ
さだまさし・マキシシングル
- 精霊流し
- NHK連続ドラマ「精霊流し~あなたを忘れない」主題歌
- 精霊流し
- オーケストラ・インストゥルメンタル(監修:さだまさし)
- 精霊流し
- NHK紅白歌合戦ライヴ・ヴァージョン(2002年12月31日~第53回NHK紅白歌合戦より)
- 精霊流し
- ピアノ・インストゥルメンタル(with ヴァイオリン:さだまさし)
- 精霊流し
- ライヴ・ヴァージョン with トーク(ソロコンサート通算3000回達成記念集會「燦然會」より)
- 空蝉
- 作詩:さだまさし/作曲:さだまさし
- ライヴ・ヴァージョン(Live at 大阪フェスティバルホール~逢ひみてのツアーより)
- 診療所(サナトリウム)
- 作詩:さだまさし/作曲:さだまさし
- ライヴ・ヴァージョン(Live at 大阪フェスティバルホール~逢ひみてのツアーより)
- まほろば
- 作詩:さだまさし/作曲:さだまさし
- ライヴ・ヴァージョン(Live at 大阪フェスティバルホール~逢ひみてのツアーより)
脚注
- ^ 歌謡曲でこの調性をとる楽曲は非常に珍しい
- ^ インナー・スリーヴには嬰ハ短調で記譜されている。
- ^ インナー・スリーヴにはニ短調で記譜されている。
- ^ インナー・スリーヴにはニ短調で記譜されている。
- ^ ただし例外は『帰郷』のテイクで、第1コーラスはニ短調、第2コーラスは長2度上のホ短調で歌っている。
小説
2001年に幻冬舎より刊行された、さだまさしによる同名の自伝的小説で、テレビ朝日『ほんパラ!関口堂書店』の1コーナー「ベストセラーへの道」で執筆から発売までを取り上げた。
さだまさしが本格的に書き下ろした初の小説で、後述の通りテレビドラマおよび映画化されたほか、小説の各場面をイメージしたさだまさしの楽曲を集めたコンピレーションアルバム『小説「精霊流し」の世界』も発売された。
- 書誌情報:ISBN 4-344-00111-7
- 書誌情報(幻冬舎文庫):ISBN 4-344-40406-8
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テレビドラマ
2002年にNHK夜の連続ドラマ枠で放送された、市川森一脚本・坂口憲二主演によるテレビドラマシリーズ。詳細は『精霊流し〜あなたを忘れない〜』を参照。
映画
2003年に公開された同名の映画。さだ自身も出演した。
キャスト
- 櫻井雅彦:内田朝陽
- 石田春人:池内博之
- 木下徳恵:酒井美紀
- 櫻井喜代子:高島礼子
- 池田洋治:山本太郎
- 染丸:仁科亜季子
- 和田敬:蟹江敬三
- 野川初雄:椎名桔平
- 櫻井雅人:田中邦衛
- 石田節子:松坂慶子
- 川村陽介
スタッフ
- 製作:東北新社、日活、電通、テレビ朝日、カルチュア・パブリッシャーズ
- 企画協力:幻冬舎、さだ企画
- 主題歌:さだまさし「精霊流し」
- 監督:田中光敏
- 脚本:横田与志
- 音楽:大谷幸
- 製作総指揮:植村伴次郎、中村雅哉
- 製作者:気賀純夫、早河洋、笠原和彦、石原清行、瀬崎巖
- 企画・翻案:近藤晋
- エグゼクティブ・プロデューサー:見城徹、松本勉、遠谷信幸、木村純一
- プロデューサー:辻井孝夫、田中渉、福吉健、村上比呂夫、宇都宮弘之
- 協賛:九州電力
- 後援:長崎県、長崎市
- 特別ロケ協力:九電工、九電産業
- 製作協力:日活撮影所
関連項目
ファイル:JNR Kiha 66-1 and Kiha 67-1 03.png
映画で登場した国鉄急行色のキハ66系第1編成
- 国鉄キハ66系気動車 - 映画で登場した気動車
- UPるトゥディ - NBC長崎放送の番組で本映画の特集が放送された。
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