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紅 (Xの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Xシングル
収録アルバム BLUE BLOOD
B面 20th CENTURY BOY(1989.6.10 日比谷野音ライブより収録)
リリース 1989年9月1日
規格 8cmCD
ジャンル ヘヴィメタル
時間 9分47秒
レーベル CBSソニー
プロデュース YOSHIKI
ゴールド等認定
チャート最高順位
  • 5位(オリコン
  • 1989年度年間順位74位(オリコン)
  • 1990年度年間順位67位(オリコン)
X シングル 年表

オルガスム
(1986年)

(1989年)
ENDLESS RAIN
(1989年)

」(くれない)は、日本のロック・バンド X が1989年9月1日にリリースした3枚目のシングル。バンドのメジャー・デビュー・シングルとなった。

メジャー・デビュー・アルバム『BLUE BLOOD』からリカットされた。1989年日本有線大賞の最優秀新人賞受賞曲。また1992年のNHK紅白歌合戦でも演奏された。ファンによる人気投票で収録曲が決められたベスト・アルバム『X JAPAN BEST 〜FAN'S SELECTION〜』では「紅」が1位を獲得した。

カップリングには1989年の日比谷野外音楽堂で演奏した、T・レックスの「20センチュリー・ボーイ」のカバー・バージョンを収録している。

目次

解説

スタジオ・アルバム『BLUE BLOOD』収録のアレンジから前奏のストリングスの部分がカットされ、HIDEによる静かなアルペジオのオープニングから激しいメタル調へ展開する。曲の終了後には1989年6月10日の日比谷野外音楽堂でのライブ・バージョンが収録されている。

インディーズ時代から度重なるリメイクを経て一時期はボツ曲扱いとなってしまうが、HIDEとTAIJIがリメイクし、現在のメロディーが出来上がった。インディーズ盤に収録されているものまでは「何かに追われるよう」に当たる部分のメロディーの最後を上げていたが、メジャー盤以降のアレンジでは現在の歌いまわしに変わっている。

音楽雑誌『ロッキンf』(1988年6月号)に「紅 (Original Japanese Version)」を収録したソノシートが付録としてつけられた。このバージョンは、イントロのアルペジオ部がYOSHIKIによるピアノになっているほか、歌詞は『VANISHING VISION』に収録されている英語版の「KURENAI」と本作の日本語版を混ぜ合わせたような形となっている。また、サビの歌詞が「なぐさめるやつは」になっている(他の版では「なぐさめるやつは」)。2011年現在、CD化はされていない。

再結成後にリリースされた「I.V.」には、この曲の歌詞の「俺が見えないのか すぐそばにいるのに」の部分を「Can't you see me standing right here?」というように英訳したものが使用されている。

ライヴでの演奏

ほとんどのX JAPANのコンサートで演奏されている。TV放送の場合、このHIDEのギター前奏部分は、YOSHIKIピアノに置き換えられたり、新加入したSUGIZOヴァイオリンが加わったり、前奏その物がカットされて始まることもある。コンサートでは必ずこの変調直前でToshI「クレナイだーっ!!」と叫ぶのが恒例であった。タイトルを叫ぶのは「紅」を演奏したての頃によく「べに」と間違われることがあったためだと言われる。この「クレナイだーっ!!」の叫びは1992年の紅白出場時にも行われている。復活ライブではイントロのアルペジオ部分をHIDEの映像で再現している。もちろん「クレナイだーっ!!」も健在であった。

YOSHIKIは復活後のトークライブで「ToshIがこの曲をやると寄ってくる」と語っている。YOSHIKI曰く演奏中に意識が遠のく中で寄りかかったり水を掛けられたりするためにそのたびに我に返るらしい。そしてToshIがそういった風に自分をいじってくれるのが嬉しかったとのこと。

カバー・バージョン

ブラジルのメロディック・パワーメタル・バンド、シャーマンによってカバーされ、2010年のアルバム『オリジンズ』のボーナス・トラックとして収録された。 また、2011年には摩天楼オペラによってカバーされ、ヴィジュアル系のカバーコンピレーションアルバム『CRUSH! -90's V-Rock best hit cover songs-』に収録された。 その他にもDinosaurによるトランス風カバーなど、複数のバンドによりカバーされている。

発売から20年以上経過したが、現在でも日本の高校野球応援曲として定番であり、ブラスバンドが頻繁に演奏している。また、バンダイナムコゲームス社の音楽ゲーム「太鼓の達人」に最大難易度のコースとして収録されている。フルコンボを達成すると999コンボとなる曲は現在では何曲か存在するが、この曲はその第一号となっている。

収録曲

  1. 紅 KURENAI +YOUR VOICE(1989.6.10 日比谷野音ライブより収録)
    (作詞・作曲:YOSHIKI 編曲:X)
    『BLUE BLOOD』収録の物と違い、前奏のストリングスの部分がカットされており、曲の終了後に1分ほど当時のライブバージョンが収録されている。このライブバージョンは『X SINGLES』においても収録されている。
  2. 20th CENTURY BOY(1989.6.10 日比谷野音ライブより収録)
    (作詞・作曲:マーク・ボラン 編曲:X)
    T・レックスのカバー曲で89年の日比谷野外音楽堂でのライヴ音源を収録。キーが上げられ、若干アレンジされており、中間部ではTAIJIのスラップなどが目立つ。また、ライヴではToshIや観客がモンキー・ダンス(両手を前で前後に振って縦ノリのダンスをする)をするのがお約束だった。

収録アルバム

#1

#2

脚注