自衛隊機乗り逃げ事件
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ファイル:Fuji LM-1 JASDF Lakeland FL 22.04.09R.jpg 乗り逃げされたLM-1の同型機 | |
| 概要 | |
|---|---|
| 日付 | 1973年6月23日 |
| 原因 |
航空機の管理不徹底 飲酒による無断離陸 |
| 場所 |
ファイル:Flag of Japan.svg 日本・栃木県宇都宮市 陸上自衛隊北宇都宮駐屯地 |
| 死者 | 0(行方不明者1名) |
| 負傷者 | 0 |
| 航空機 | |
| 機体 | LM-1 |
| 航空会社 | 陸上自衛隊 |
| 乗客数 | 0 |
| 乗員数 | 1 |
| 生存者 | 0 |
自衛隊機乗り逃げ事件(じえいたいきのりにげじけん)とは、飲酒した陸上自衛官が航空機に乗って飛び去り、機と一緒に行方不明になったという不可解な事件。なお乗り逃げした機体及び自衛隊員が発見されることは無かった。
事件の概要
1973年6月23日、栃木県宇都宮市にある陸上自衛隊北宇都宮駐屯地(宇都宮飛行場:RJTU)の滑走路から、突然LM-1型連絡機が離陸した。午後9時のことであり、管制塔が閉鎖されていたため大騒ぎになった。隊内の調査で、同駐屯地に駐屯していた航空学校宇都宮分校(現宇都宮校)所属の整備員3等陸曹(当時20歳)が飲酒の上、行方不明となっていることが判明した。飛行機は南に向かって飛び立ったのが目撃されているが、レーダーでは捕捉されず、かなりの低空飛行だったと推測されている。無線の使い方もわからなかったため応答することが出来ず、同機に搭載された5時間20分相当(航続距離 1,300 キロメートル)の燃料が尽きたため墜落したと思われる。
格納庫は緊急事態に備えるため、閂がかかっていただけで施錠はされていなかった。3等陸曹は整備士として副操縦席に搭乗経験があったのみで操縦訓練は受けておらず、搭乗経験もLM-1では2時間10分しかなく、しかも酒が入った状態で単独で夜間飛行できたこと自体が奇跡であった。防衛庁・陸上自衛隊は、彼が酔っ払って突如航空機を操縦してみたくなって、乗り逃げしたものと断定した。
1ヶ月間にわたる捜索でも機体は発見できず、8月1日付けで同人は生死不明のまま懲戒免職とされた。尚、関係者7人も処分されている。
参考文献
- 「明治・大正・昭和・平成 事件・犯罪大辞典」、東京法経学院出版、2002年、305頁




