講談社現代新書
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講談社現代新書(こうだんしゃげんだいしんしょ)は、講談社が発行する教養新書のシリーズ。1964年4月創刊。
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沿革
初期は安倍能成、武者小路実篤、池田潔等の教養型著書が多く、岩波新書・中公新書に遅れをとっていたが、1970年代半ばに、板坂元「考える技術・書く技術」渡部昇一「知的生活の方法」などのヒットをきっかけに、入門書(ノウハウ物)やハウツーものにも力を入れるようになり、ブランド・イメージと方向性が固まった。
創刊当初はえんじ色の表紙にビニールカバーだったが、1970年代前半に杉浦康平等のデザインによる各冊ごとに、表紙はテーマイラストと惹句(キャッチコピー)、裏側は著者の写真略歴(無いのもある)と目次入りのカバー装丁に変更され、1000冊目より、本体は杉浦デザインで表面はあずき色、ブックマークもノーベル平和賞メダルから、杉浦による〈アジアの豊穣の渦〉を意味するデザインに変更された。
創刊40周年を機に2004年10月刊行の1738冊目より、中島英樹デザインの1冊ごとに、背表紙と中央の四角形の色が異なる装丁に変更したが、2007年6月刊行から落ち着きを出すため白ベースに統一、四角形のみ色が異なる装丁にしている。2009年7月に2000冊目を越えた。
かつて、カバーの角を10枚切り取って講談社に郵送すると特製ブックカバーがもれなく返送されてくるサービスがあったが、現在は行っていない。
特徴
- 前記のハウツーものの他にも、現代思想、哲学、心理学、精神医学、サブカルチャー(映画・美術等)に強い。
- 新書の常識を超えた分厚いものがある(「現代哲学事典」「現代思想を読む事典」「新書アフリカ史」「世界の宗教を読む事典」)。単行本なら優に5000円を超えるであろう内容が新書で1000円台で販売されており、密度が濃いシリーズといえる。
主なロングセラー
- 『知的生活の方法』渡部昇一(ISBN 4061158368)
- 『タテ社会の人間関係』中根千枝(ISBN 4061155059)
- 『考える技術・書く技術』板坂元(ISBN 4061157272)
- 『「知」の探検学』川喜田二郎
- 『知のソフトウェア』立花隆
- 『はじめての構造主義』橋爪大三郎(ISBN 4061488988)
- 『ハプスブルク家』江村洋(ISBN 4061490176)
- 『〈子ども〉のための哲学』永井均(ISBN 4061493019)
- 『哲学の謎』野矢茂樹(ISBN 4061492861)
- 『人類進化の700万年』三井誠(ISBN 4061498053)
- 『「世間」とは何か』阿部謹也(ISBN 4061492624)
- 『演劇入門』平田オリザ(ISBN 4061494228)
- 『日本の公安警察』青木理(ISBN 4061494880)
- 『うつ病をなおす』野村総一郎(ISBN 4061497529)
- 『生物と無生物のあいだ』福岡伸一(ISBN 4061498916)
- 『発達障害の子どもたち』杉山登志郎(ISBN 4062800403)




