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講談社現代新書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

講談社現代新書(こうだんしゃげんだいしんしょ)は、講談社が発行する教養新書のシリーズ。1964年4月創刊。

目次

沿革

初期は安倍能成武者小路実篤池田潔等の教養型著書が多く、岩波新書中公新書に遅れをとっていたが、1970年代半ばに、板坂元「考える技術・書く技術」渡部昇一「知的生活の方法」などのヒットをきっかけに、入門書(ノウハウ物)やハウツーものにも力を入れるようになり、ブランド・イメージと方向性が固まった。

創刊当初はえんじ色の表紙にビニールカバーだったが、1970年代前半に杉浦康平等のデザインによる各冊ごとに、表紙はテーマイラストと惹句(キャッチコピー)、裏側は著者の写真略歴(無いのもある)と目次入りのカバー装丁に変更され、1000冊目より、本体は杉浦デザインで表面はあずき色、ブックマークもノーベル平和賞メダルから、杉浦による〈アジアの豊穣の渦〉を意味するデザインに変更された。

創刊40周年を機に2004年10月刊行の1738冊目より、中島英樹デザインの1冊ごとに、背表紙と中央の四角形の色が異なる装丁に変更したが、2007年6月刊行から落ち着きを出すため白ベースに統一、四角形のみ色が異なる装丁にしている。2009年7月に2000冊目を越えた。

かつて、カバーの角を10枚切り取って講談社に郵送すると特製ブックカバーがもれなく返送されてくるサービスがあったが、現在は行っていない。

特徴

  • 前記のハウツーものの他にも、現代思想哲学心理学精神医学サブカルチャー映画美術等)に強い。
  • 新書の常識を超えた分厚いものがある(「現代哲学事典」「現代思想を読む事典」「新書アフリカ史」「世界の宗教を読む事典」)。単行本なら優に5000円を超えるであろう内容が新書で1000円台で販売されており、密度が濃いシリーズといえる。

主なロングセラー

関連項目

外部リンク