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雨宮雅子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

雨宮 雅子(あめみや まさこ、1929年3月28日 - )は日本の歌人

目次

経歴

東京市麹町区永田町生まれ[1]番町小学校東京家政学院高等女学校を経て、昭和女子大学に入学。

大学在学中、川上小夜子に師事。1949年、川上にともなわれ、「女人短歌」の創刊に参加。1950年、「林間」の創刊に参加。

1961年ころから作歌を中断。1970年、作歌を再開し、「林間」に復帰。1972年、夫である竹田善四郎とともに「鴟尾」を創刊し、22号まで発行する。同年、香川進に師事し、短歌結社「地中海」に参加。現在、「雅歌」発行人。

キリスト教カトリック教会)の洗礼を受けている。フランソワ・モーリアック研究家としても知られる。その作風の要点は、清らかな視点にて自己の内面を見つめながら、キリスト教の神と対話することにあると評される[2]。病弱であった自身が抱く「死の意識」と、神への信仰への下に、自らの姿勢を問い続ける形で、作歌活動を営んでいる[3]

受賞歴

著書

  • 歌集『鶴の夜明けぬ』 1976年 鶴工房
  • 歌集『悲神』 1980年 国文社
  • 歌集『雅歌』 1984年 短歌新聞社〈昭和歌人集成〉
  • 『斎藤史論』 1987年 雁書館
  • 歌集『秘法』 1989年 砂子屋書房
  • 『雨宮雅子歌集』 1992年 砂子屋書房
  • 『歌の地平』 1993年 本阿弥書店
  • 歌集『熱月』 1994年 雁書館
  • 『雨宮雅子作品集』 1996年 本阿弥書店
  • 歌集『雲の午後』 1997年 砂子屋書房
  • 歌集『旅人の木』 2000年 短歌新聞社〈現代女流短歌全集〉
  • 歌集『昼顔の譜』 2003年 柊書房
  • 歌集『熱月の風』 2005年 短歌新聞社〈新現代歌人叢書〉 
  • 歌集『夏いくたび』 2006年 角川書店

参考文献

  • 木畑紀子 『雨宮雅子の歌一〇一首鑑賞』 柊書房 2005年

脚注

  1. ^ 歌集『雅歌』(短歌新聞社、1984年)所収の「略歴」による。以下、経歴についてはこの「略歴」を参考としている。
  2. ^ 馬場あき子監修 『現代短歌の鑑賞事典』(東京堂出版、2006年)。
  3. ^ 『岩波現代短歌辞典』(岩波書店、1999年)他。