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馬場あき子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

馬場 あき子(ばば あきこ、1928年(昭和3年)1月28日 - )は、東京都出身の歌人文芸評論家短歌結社「かりん」主宰。日本芸術院会員。朝日歌壇選者。古典やに対する造詣が深く、喜多実に入門、新作能の制作も行っている。また、『鬼の研究』など民俗学にも深い知識を持つ。

日本女子専門学校(現・昭和女子大学)国文科卒業。夫は歌人の岩田正。門下には梅内美華子坂井修一米川千嘉子、今野寿美、日高堯子松村由利子、日置俊次など。

目次

略歴

  • 1947年(昭和22年)- 「まひる野」に入会し、窪田章一郎に師事。
  • 1948年(昭和23年)- この年より、東京都の中学・高校の教師を務める。
  • 1955年(昭和30年)- 処女歌集『早笛』を刊行。古典、とりわけ能への造詣が深く独特な歌風を拓き、以後『地下にともる灯』『無限花序』『飛花抄』を刊行。
  • 1959年(昭和34年)- 同年より翌年にかけて、教職員組合の婦人部長として、安保闘争デモ等に参加。岸上大作らとの関わりを持つ。
  • 1977年(昭和52年)- 『桜花伝承』で現代短歌女流賞を受賞。同年、教員生活を終え「まひる野」を退会。歌誌『かりん』を創刊。以後、『朝日新聞』歌壇選者、NHK市民大学、NHKラジオ・テレビ趣味講座などで活躍。
  • 1986年(昭和61年)- 『葡萄唐草』で第20回迢空賞を受賞。
  • 1989年(平成元年)- 『月華の節』で第4回詩歌文学館賞を受賞。
  • 1994年(平成6年) - 『阿古父』で第45回読売文学賞を受賞。紫綬褒章を受章。
  • 1998年(平成10年)- 三一書房『馬場あき子全集』完結。
  • 2000年(平成12年)- 長年にわたる作歌、著述活動、そして伝承文化継承にかかわる業績により朝日賞受賞。
  • 2002年(平成14年)- 『世紀』で第25回現代短歌大賞受賞。
  • 2003年(平成15年) - 日本芸術院賞受賞。
  • 2007年(平成19年)- 『歌説話』で第17回紫式部文学賞受賞。
  • 2011年(平成23年)- 『歌よみの眼』『能・よみがえる情念』を中心とした業績で第2回日本歌人クラブ大賞受賞。

作品リスト

歌集

  • 『桜花伝承』(現代短歌女流賞・昭52)
  • 『晩花』(ミューズ女流賞・昭61)
  • 『葡萄唐草』(迢空賞・昭61)
  • 『月華の節』(詩歌文学館賞・平1)
  • 『阿古父』(読売文学賞・平6)
  • 『飛種』(齋藤茂吉短歌文学賞・平9)
  • 『馬場あき子全集』全13巻(毎日芸術賞・平9)

など。

著書

など。

新作能

  • 「晶子みだれ髪」
  • 「額田王」
  • 「小野浮舟」