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高橋三千綱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

高橋 三千綱(たかはし みちつな、1948年1月5日 - )は、大阪府出身の作家早稲田大学文学部中退

目次

略歴

作家である高野三郎の長男として生まれる。3歳の時東京都に転居。8歳の時、父親がいわゆる「保証被り」により莫大な借金を背負い、比較的豊かな暮らしぶりが一変、半年から1年程で各地を転居することとなる。

小学校時代、テレビや映画に子役として出演。のちにNHK児童劇団に入り、多数のラジオドラマ声優として出演。中学時代は剣道に打ち込む。東京都立神代高等学校在学時は各地を旅をする。

高校卒業後、サンフランシスコ州立大学英語学科創作コースへ入学するが、父親が重病となり、3年目に帰国。アメリカでの滞在記『シスコで語ろう』を自費出版する。

1971年早稲田大学文学部英文科へ入学。2年で中退し、東京スポーツ新聞社に新聞記者として入社。新聞記事を書くかたわら小説を執筆。

1974年に結婚。翌年退社し作家業に専念する。「退屈しのぎ」で第17回群像新人文学賞

1978年「九月の空」で第79回芥川賞受賞。

1982年十二指腸潰瘍の手術のため入院。退院後に体力回復のためゴルフを始める。以降ゴルフに関する著作も多い。

1983年3月、「真夜中のボクサー」の映画化に当たり、台詞の言い回しを巡るトラブルから配役を下ろされた俳優の中山一也に股をナイフで刺され、入院。

マンガの原作も多数あり、北神仁の筆名を持つ。近年は、近江之介シリーズの剣豪小説が多い。

2001年7月の第19回参議院議員通常選挙に、比例区から自由連合 (政党)公認で立候補するが落選している。

著書

  • シスコで語ろう」栄光出版社、1971年(自費出版)のち角川文庫
  • 退屈しのぎ講談社、1975年 群像新人賞受賞作 のち文庫
  • 彼の初恋 講談社, 1977 のち文庫
  • グッドラック 角川書店 1977 「対岸の祝日」と改題、角川文庫
  • 怒れど犬 講談社 1978 のち文庫
  • 九月の空河出書房新社、1978年 のち角川文庫、1978年に映画化(松竹)
  • さすらいの甲子園角川書店、1978年 1980年にテレビ映画化 のち文庫
  • 天使を誘惑 新潮社 1979 同年に映画化(東宝) のち文庫
  • よろしく愛して 集英社 1980 のち文庫
  • こんな人生もいいものだ 河出書房新社 1980
  • ときにはセンチメンタル 主婦と生活社 1980
  • 我らが仲間 集英社 1981 のち文庫
  • いつの日か驢馬に乗って 講談社 1981 のち文庫
  • ハロー・マイ・ラブ 中央公論社 1981 のち角川文庫
  • 真夜中のボクサー 角川書店 1982 のち文庫
  • By the way 新潮社 1982 のち文庫
  • こんな女と暮らしてみたい青春出版社、1982 のち角川文庫
  • 女のいない国 新潮社 1983 のち文庫
  • ブル 講談社 1984 のち文庫
  • 九番目の男 双葉社 1984
  • 朝はひとりが一番いい 講談社 1985 のち文庫
  • こんな女でいてほしい 青春出版社(プレイブックス) 1985
  • カムバック 新潮社 1985 のち文庫
  • まち子の夜景 講談社 1986 のち文庫
  • 掠奪の初夏 新潮社 1987 のち文庫
  • 高橋三千綱発東京通信 集英社 1987 のち文庫
  • 「あの時好きだと言えなかったオレ」太田出版、1987 のち角川文庫
  • ひとりだけでは愛し足りない 扶桑社 1987
  • 「なりちゃんのブル太さん」サンリオ出版、1988年
  • 挑戦の世代 講談社 1989 のち文庫
  • 坂道を越えた国 文藝春秋 1989 のち文庫
  • 風の誘い 光文社 1990
  • 不良と呼ばれた夏 祥伝社 1991
  • オンザティ 講談社 1991 「涙」と改題、文庫
  • 少年期 集英社 1992 のち文庫
  • 雪のドレス 光文社 1992 のち文庫
  • 霊能者 角川書店 1992 のちホラー文庫
  • われ本日ゴルフに開眼すマガジンハウス、1993年
  • 「平成のさぶらい」講談社、1993 「お江戸は爽快」と改題、双葉文庫
  • 卒業 集英社 1993 のち文庫
  • 心の光景 角川書店 1994
  • 剣聖一心斎 文藝春秋 1994 のち文庫
  • 花言葉 集英社文庫 1994
  • 9番目の女 扶桑社 1995 のち角川文庫
  • 風変りな淑女たち 集英社 1995 「霊感淑女」と改題、文庫
  • 人生のグリーンに風が吹く 日本文芸社 1996
  • 江戸の若様 講談社 1996 「お江戸の若さま」と改題、双葉文庫
  • あの一打 日本ヴォーグ&スポーツマガジン社 1997
  • 悲しみ君、さよなら 角川スニーカー文庫 1997
  • 彼女の感じ方 マガジンハウス 1997 「エクスタシィ」と改題、双葉文庫
  • プロポーズ マガジンハウス 2000
  • フェアウェイに見る夢 文藝春秋 2000
  • 恋わずらい 朝日新聞社 2001
  • 純愛の行方 柴田翔共著 リブリオ出版 2001
  • 倶楽部チャンピオン物語 学習研究社 2002
  • あの人が来る夜 光文社 2003 のち文庫
  • 空の剣 男谷精一郎の孤独 集英社 2004 のち文庫
  • 今日から目覚める文章術 ロングセラーズ 2005
  • フェアウェイの涙 双葉文庫、2005
  • 明日のブルドッグ 草思社 2006
  • お江戸の用心棒 右京之介助太刀始末」双葉文庫、2007年
  • 我が人生にゴルフあり 本日、ベスト8になる 学習研究社 パーゴルフ新書 2008.3
  • 素浪人心得 自由で愉快な孤高の男の生き方 講談社 2010.1

主な連載

主な受賞歴

外部リンク