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ABCテレビ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

朝日放送 > ABCテレビ

ABCテレビは、大阪府大阪市に本社を置くラジオ・テレビ兼営局である朝日放送のテレビ放送部門である。放送対象地域は近畿広域圏

同局のテレビ番組の一覧については、ABCテレビ番組一覧を参照のこと。

目次

企業情報

会社概要

沿革

概要

  • チャンネル番号はアナログ放送では同社を引き継ぎ6chであり、近畿2府4県約200箇所所在するUHF中継局から受信する場合でも6にプリセットされていた。また、デジタル放送におけるリモコンキーIDはその流れを引き継ぎ6である。

キー局との関係

腸捻転時代のTBSとの関係

腸捻転[2]時代においてTBS(東京放送、現在のTBSテレビ)との関係は比較的良好で、全国ネットの帯番組が週一度朝日放送の制作となるケースもあった(「ヤング720」等)。また、早朝の情報番組も、JNN排他協定が関係したとはいえ現在と異なりTBSからのネット受けだった(「モーニングジャンボ」等)。

ただ、お色気路線への反発から、深夜番組の内容に抵抗してTBSからのネットを打ち切ったりした他、末期になると『必殺シリーズ』の扱いをめぐり継続か否かで(『必殺仕置人殺人事件』の影響による)、また『部長刑事』と『お笑い頭の体操』の放送枠をめぐりTBSと(後者では、『お笑い…』スポンサーであったロート製薬とも)衝突する等微妙なものとなっていた。

なお、TBS系のロート製薬の一社提供番組枠は1960~1961年の『ダイラケ二等兵』のみABC制作だったが、その後TBS制作に移行した(その後、ABC制作ではTBS系・テレビ朝日系を通じて複数社提供番組のスポンサーとなった例があるのみ)。

ネットチェンジ後のNET・テレビ朝日との関係

腸捻転解消当初、NET → テレビ朝日との関係は腸捻転時代の名残もあってか相当悪く(他の在阪局、特に関西テレビフジテレビの関係にも似たような状況がある)、特に情報番組や報道番組などを中心に、自社番組への差し替え[3]が目立っている。このため情報伝達能力が鈍くなり、ANN系列局の中ではABCのみ情報が遅れているケースがしばしばある。またテレビ朝日から番組編成の変更を要請しても、頑なに拒否することが多い(有名なところでは『部長刑事』の枠:毎週土曜日の19時30分)。これは、ABCの方が歴史が古いことや、全国的に後発局(平成新局)の多いテレ朝系列局が苦戦を強いられている中で、老舗局として関西地区で大きなシェアを誇る自負の大きさや、ABCへの出資企業である大阪ガス等が提供となっている番組もあり、その兼ね合いから時間移動が困難な場合もあったからである。

ただ、それでもNET → テレビ朝日から見れば、腸捻転時代の毎日放送(MBS)との関係よりは良い方だったと見る向きもある。その一例として、MBSはNET制作番組の業績が良くないと、すぐにMBS制作枠の増枠を求める等した他、内容に抵抗してネットを拒否するなど編成上の衝突も多かったが、ABCはあまり全国枠の増枠を求めなかったため、幾分編成が楽になったという。また、互いの枠を調整するために、アニメやドラマでは制作を交互に移管することもあった[4]

テレビ朝日制作の「トゥナイト」「トゥナイト2」のネットを断り「ウイークエンドドラマ」のネットも一部の作品に留まるなど徹底してエロ路線を排除した編成を組んでいた事もあるが、これはABCと新日本放送(現・MBS)との合弁会社だった大阪テレビ放送からABCに移籍した世代を中心に高橋信三(新日本放送専務、後に毎日放送社長)の薫陶を受けエログロに厳格な社員が多数在籍、特に年配ほどその傾向が強かったためとされる。[5] ただし、日曜洋画劇場は1998年以前からのスポンサー4社のうち3社がABCテレビの放送エリア内に本拠を置き、しかもそのうち2社は営業面で絶対に無視できない大手地場企業だったこともあり、テレビ朝日がエロ色の強い作品を選択してもABCは放送した。その結果、「エマニエル夫人」が当時の番組歴代最高視聴率を獲得した例もある。

最近

しかし、ここ10数年ではテレビ朝日の視聴率が比較的好調なこと、テレ朝の持ち株比率の増加[6]や人的交流も増加、「M-1グランプリ」や金曜21時台のドラマがテレビ朝日との共同制作となったり、「必殺仕事人」シリーズなどをはじめ、過去にABCで制作された番組が近年テレ朝チャンネルで放映されるようになるなど、人的・物的な面では、読売テレビ日本テレビの関係に次いで良好なものとなっている[7] その一方で番組編成面では朝・夕の情報番組や深夜などを中心に自社制作に差し替えられるケースが多い[8]。例えば平日9時55分枠はテレ朝が『ちい散歩』を流しているのに対して、ABCは『ちい散歩』週1回レギュラーの土井善晴大阪府出身、不定期に出演する寺門ジモン兵庫県川西市出身にも関わらず1日も流さず、再放送ドラマを流している[9]。特に水曜日の阪神タイガース戦中継[10]や夏の高校野球選手権大会期間中[11]はテレビ朝日や番組スポンサーからのかなりの反発が来ることが多々ある。 また、サッカー日本代表の扱いに関しては、関西地区で活躍しているタレント・パーソナリティー等に「サッカー嫌い」が多いという地域的な背景等もあり、ABCに限らず在阪局全体が消極的な扱いとなっている。特にABCでは日本代表の中継を阪神戦に差し替えて、日本代表の試合を「ニュースステーション」の後の録画中継にすることがしばしばあった。この行為に関してはテレビ朝日や関西地区のサッカーファンに激しく批判された。しかし最近は編成上の都合(試合中継と『報道STATION』が連結されるようになったため)で阪神戦はサンテレビジョンで放映されている。ただ、さすがに全国ネット番組に関しては、ABC制作番組でも「新婚さんいらっしゃい!」や「笑いの金メダル」等で日本代表の応援宣伝(後者はパロディ企画)等を入れていた。ここ数年、ABCがJリーグの中継をほとんど行っていないのも、阪神人気や地域的背景や局内の上層部でサッカー嫌いが多いことも要因と言われている。ABCはJリーグセレッソ大阪の株主である[12]が、2009年12月に長居スタジアムで行ったJリーグユース選手権の決勝戦で久しぶりにサッカー中継(録画)を行った(この試合はスカパー!でも生中継を行った)。また、2010年からはスカパー!向けにガンバ大阪のホームゲームの中継制作を行う事になった。 ジャニーズ事務所との関係に関してはかつては関西ローカルの深夜番組で『キスした?SMAP』や『堂本剛のDO-YA!』など人気番組を輩出し、イベントを共催する事もあるなど、比較的良好であった。しかし1998年、1999年において『8時だJ』を断続的に阪神戦中継に差し替えし、ジャニーズファンや事務所幹部に激しい怒りを食らい、それ以降はジャニーズ事務所本社との関係がかなり悪化していると言われる(在阪局のなかで最もジャニーズ嫌いと言われているほどであるものの、ジャニーズ事務所関西支部とは比較的良好である。また読売テレビもジャニーズ事務所との関係は関西支部とは良好だが本社とは良くないとされる)。そのことからABCにかかわるジャニーズ事務所所属のタレントが出演する番組は『J家の反乱』『必殺仕事人20072009』等一部例外を除きテレビ朝日が主導となり、ABCは制作協力の形に留まっている番組が多かったが、2010年4月より日曜朝に関ジャニ∞の冠番組『冒険JAPAN! 関ジャニ∞MAP』を放送されることになった。 逆に、明石家さんまが出演する番組については、かつて自身の冠番組に出演したゲストの態度を巡ってさんま本人とテレビ朝日との関係が悪化したため、しばらくテレビ朝日系列の番組にはゲスト出演に留まっていたが、最近はさんまの冠番組は全てABC制作となっている。 アップフロントエージェンシー(特に旧ハロープロジェクト系)との関係は在阪民放で最も親密だが、ABC発の全国番組ではBerryz工房℃-ute梅田えりか等、元メンバーを含む)・真野恵里菜スマイレージハロプロエッグのメンバーが一度も出演したことがない(「おはよう朝日です」など関西地区のローカル番組では出演している)。松浦亜弥2011年4月にドラマ「サクラとさつき」に主演し、ABC携帯サイト限定にて同番組テーマソング「ふたり大阪」をリリースしている。

全国向け放送

ゴールデンタイムの火曜日20時枠(『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』)、金曜日21時枠(『Oh!どや顔サミット』)、日曜日20時枠(『大改造!!劇的ビフォーアフター SEASON II』)を手がけるほか、全日・ノンプライム帯は平日13時台前半の帯番組(『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』)・土曜日朝8時枠(『朝だ!生です旅サラダ』)・日曜日8時30分枠(アニメ枠、『スイートプリキュア♪』)・9時30分枠(『冒険JAPAN! 関ジャニ∞MAP』)・13時前・後半枠(『新婚さんいらっしゃい!』と『パネルクイズ アタック25』)を手掛けている。特に日曜日朝8時30分枠は、1984年10月からが現在まで続いている。現在の日曜日8時30分枠は2001年に同時間帯にテレビ東京が裏番組として『超GALS!寿蘭』を放送して以降競合状態と化している。テレビ朝日制作の『土曜ワイド劇場』(土曜21-22時枠)については、原則として第3土曜日放送分をABCが制作している。

かつては月曜日20時枠(『クイズ仕事人』など)・火曜日22時枠(『プロポーズ大作戦』など)・水曜日19時枠(『霊感ヤマカン第六感』など)・木曜日19時30分枠(『三枝の国盗りゲーム』)・金曜日22時枠(『必殺仕事人』など)・土曜日19時枠・日曜日10・11時枠(テレ朝中心の共同制作番組『サンデープロジェクト』)・日曜日19時枠(『世界一周双六ゲーム』など)も手がけていた。

現在同時ネットで放送されているレギュラー番組は共同制作分を含めると9本(月1回制作の『土曜ワイド劇場』を除く)で、在阪民放の中では一番多い。特に、日曜日においては全国ネットのレギュラー番組だけで5本を有していることに加えて、長寿番組を数多く擁していることや、人気アニメのシリーズ化など幅広い層をターゲットにした番組への支持が高いとされている。

ABCホームページのアクセスランキング数は「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」(平日)、「プリキュアシリーズ」(日曜日)が1・2位の争いをしている。

2010年11月より、制作局クレジットに創立60周年にちなんで「ABC 60th anniversary」と表示されるようになった。

火曜20時枠

  • 1992年4月から始まったで、移行前は月曜20時枠(1988年10月-1992年3月)、その前は金曜22時枠(1975年4月-1988年3月)だった。

火曜20時はテレビ朝日共同制作2時間ドラマ枠「火曜スーパーワイド」「火曜ミステリー劇場」を放送。終了後はいったんテレビ朝日制作枠になるものの、1992年4月に月曜20時枠と交換し情報番組平成ふしぎ探検隊」がスタート。1993年「火曜ドラマリーグ」でいったんドラマ枠に転向したが、1995年10月にスタートしたビートたけし司会の「たけしの万物創世紀」でバラエティ枠に再転向。その後、「たけし・所のWA風が来た!」「最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学」と現在放送中の「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」など、たけしメインの番組が多い(「ロンドンハーツ」など、テレビ朝日制作の2時間or3時間スペシャルで休止になる場合もある)。

金曜21時枠

日曜20時枠(19時58分-20時54分)

  • 日曜20時枠は、2001年10月に当時の「稲妻!ロンドンハーツ」と火曜21時枠の枠交換で得られたもの。
  • 移行前は火曜21時枠(1987年4月-2001年9月)、その前は木曜20時枠(1985年10月-1987年3月)、さらにその前は火曜22時枠(1975年4月-1985年9月)だった。
2002年4月に「大改造!!劇的ビフォーアフター (SEASON I)」がスタート、人気番組となった。2006年4月、終了した「ビフォーアフター」に替わりそれまで金曜21時枠で放送されていた「笑いの金メダル」が移動した。しかし、2006年10月からテレビ朝日制作枠の19時台でレギュラー化する予定だった細木数子の新番組がプロ野球中継(日米野球アジアシリーズ)・スポーツ中継(ISUグランプリシリーズ)・期末期首期特番(M-1グランプリ)などの影響と細木数子が大殺界に入っていることから「新しい番組を立ち上げるには今最悪の状態なので見送るべき」との判断で2008年以降へ延びてしまい、2006年10月1日から11月26日まではスポーツ中継等を挟みながらテレビ朝日制作の「旅の香り」と「笑いの金メダル」の2時間スペシャルを交互に放送。12月3日以降から「笑いの金メダル」はスペシャル番組などを除いて「旅の香り」と同様に通常の1時間番組として放送されていたが、2007年6月をもって視聴率不振の為打ち切りという形で終了した。
2007年7月以降は、ABC制作による2時間単発バラエティ番組枠「サンデーデラックス」を設置したが、大半の放送回は『旅の香り』の拡大版や他の特番(参議院選挙の報道特番・選挙ステーションなど)で穴埋めされていた。
2007年10月からは「旅の香り」が18:30からに繰り上がり、放送時間も26分と半分以下に縮小される。年内一杯は前出のスポーツイベントに加え、アジア野球選手権大会の中継も決定しているためこの枠は流動的となっていたが、2008年1月27日より「サンデーデラックス」枠で放送した爆笑問題司会の「近未来予測!テレビ ジキル&ハイド」がレギュラー化され、半年ぶりに元の鞘に納まった。(19時枠はテレビ朝日制作の「大胆MAP」、2008年1月20日は2時間スペシャルを放送)
  • 2002年から2010年まで最終日曜日(12月最終週2006年・2007年は特番編成の折り合いから12月第4日曜、2008年・2009年は12月第3日曜に編成)の18:30-20:54(2002年・2003年は18:56-20:54)に「M-1グランプリ」の決勝戦を放送していた。
  • また、「大改造!!劇的ビフォーアフター」も1月と春期(3月中旬-4月中旬)と秋期(9月中旬-10月中旬)の3回、18:56-20:54に放送していた。2007年春期のみ4月14日(土曜日)に放送された。その効果なのかはわからないが、2009年4月より再び「大改造!!劇的ビフォーアフター SEASON II」が同じ枠で放送開始され現在に至る(日刊スポーツ2009年1月に掲載の芸能記事より)。

特別番組について

  • 主に春・秋・年末年始に数回ゴールデンタイムで特番を編成している。日曜20時台は19時-21時に、火曜20時台は主に19時-22時(19時-21時と20時-22時に編成する回もある)、金曜21時台は主に20時-22時(19時-21時と19時-22時に編成する回もある)に編成している。スポンサーはABCの該当制作時間枠に関しては概ねのレギュラー放送時のスポンサーが付き、それ以外の時間帯は概ねABCの該当制作時間枠がテレビ朝日の制作に返上での休止振替えをするスポンサーがいる。2009年以降は単発特番の場合は、金曜日や日曜日に放送される事が多く、逆に火曜日は稀に放送される程度になった。
  • 年末は12月最終日曜日に「M-1グランプリ」(18:30-20:54)と2時間の年末特番を、年始は元日にテレビ朝日と共同で制作・セールスする「志村&所の戦うお正月」、1月2日の夕方4:00-5:55に2時間の特番を担当している。また、正月3ヶ日の中の1回・ゴールデンタイムで3時間の特番も制作しており、2005年からは「芸能人格付けチェック」を放送、2008年からは元日に移行して高視聴率を獲得している。
  • 2008年10月13日より、本来夜7時から放送される全国ネットの特番の冒頭の4分間を、ローカル番組美味彩菜」(2009年7月以降は「ココイロ」)に差し替え、夜7時4分から飛び乗るという編成が行なわれるようになった。それにより、2008年11月26日に全国ネットで放送された「ナニコレ珍百景2時間スペシャル」は、今回の放送の1番目の「珍百景候補」の部分が、そして12月3日に放送された「クイズ雑学王スペシャル」および2009年1月12日に放送された「Qさま!! 3時間スペシャル」では、クイズの冒頭4分間が関西地区のみ放送されなかった。それまでは全国同様、スペシャルの冒頭から放送が行われていたが、なぜ急遽このような編成をとったのかという公式見解はない。なお「美味彩菜」「ココイロ」は、朝日放送の大株主である大阪ガスの一社提供である。
  • 2008年12月15日-2009年1月11日に夜7時から放送された年末年始特番は、10月12日までのように全国同様、夜7時から放送されていたが、2009年1月12日に放送された「Qさま!! 3時間スペシャル」から、再び「飛び乗り編成」に戻された。「Qさま!!」の公式番組HPのBBSには、この「飛び乗り編成」に対する視聴者からの抗議の声が多数書き込まれている。
  • ちなみに、関西地区で2009年1月11日放送の「大胆MAP 2時間スペシャル」内で流れた「Qさま!! 3時間スペシャル」告知のCMでは、わざわざキー局のテレビ朝日に作ってもらったのかどうかわからないが、放送開始時間が「よる7時04分」という表記がされていた。そして1月12日「Qさま!! 3時間スペシャル」内で放送された、翌1月13日に放送される特番の放送開始時間の表記は、関西地区向けの「よる7時04分(一部地域を除く)」と、全国向けの「よる7時(一部地域を除く)」という2パターンのCMが流れていた。
  • 2009年1月30日-2月8日に放送された「テレビ朝日開局50周年記念番組 50時間テレビ」は、関西地区でも特番の冒頭から全て放送されたが、2009年2月18日放送の「ナニコレ珍百景2時間スペシャル」から、再び飛び乗り編成となった。
  • 2時間・3時間の特別番組やスポーツ中継がABC制作の場合は、ABCが「美味彩菜」の制作局でもあるためか、冒頭4分間は予告編や本編と関係ないコーナー(スポーツ中継の場合は直前情報)を系列局裏送りとして、本編そのものは19:04開始としているため、内容自体は飛び乗りとならない。
  • また、過去にはABC以外でもミニ番組のため特番が19:04飛び乗りとなったり[13]、2時間・3時間特番で20:00飛び乗りとなり、冒頭の1時間がまるまるカットされた局もあった。現在でもHTBメ~テレが、時折天気予報や自社番宣のためにABCと同様飛び乗りとする事がある。[14]。そのため、逆に「テレビ朝日側が地方局への配慮に欠けているのでは?」との指摘もある[15]が、2009年10月以降に放送された特別番組についてはテレビ朝日制作のものも冒頭4分に本編とは直接関係のないミニコーナーや本編予告を放送し、以前のようにいきなり放送開始という事態とはならなくなった。特番期に特別番組を放送している場合は通常通り放送され、ABCニュースを休止し、その時間に「ココイロ」(2009年6月以前は「美味彩菜」)を放送していた(現在も「ミュージックステーション」の特番のみこのような対応をとっている)。
  • 2011年3月現在、ローカルニュースである「NEWSゆう+」を縮小して、その分を「ココイロ」に当てるといった対応も緊急時を除いて実施していない。
  • 2002年度以降、野球シーズン時の水曜日の特番は阪神戦がホームゲーム(甲子園・京セラドーム大阪)開催時は原則として阪神戦中継に差し替えられる。この場合、その特番は土曜日の昼間に振替放送される。この差し替えに関する批判・苦情もかなり多い。過去には、火曜19時に単発のローカル番組が放送されたことがあった。

ローカル枠

平日午前枠

朝の情報番組「おはよう朝日です」が1979年4月から放送されており、その前には「おはようコールABC」が1995年10月から放送されている。ANNフルネット局では唯一「やじうまテレビ!」を全く放送しない局である。

  • ネットされない番組の一部は、CSの時差放送で視聴可能。
  • メ〜テレ九州朝日放送(KBC)、北海道テレビ(HTB)も独自の朝番組を持っているが、メ〜テレは4:55-5:59、HTB・KBCは5:25-6:25に「やじうまテレビ!」が放送される。

平日夕方枠

関西地区では他局に先駆け夕方ワイド番組である「ワイドABCDE(で)〜す」をスタート。関西に密着した番組づくりで支持を得たが、長年のライバルである毎日放送が1999年に「ちちんぷいぷい」を開始して以来次第に劣勢に立たされ、2004年10月からは報道色を増した「ムーブ!」で巻き返しを図った。そして2006年6月の視聴率調査ではついに「ちちんぷいぷい」を抜いて同時間帯ではトップを奪還した。なお「ムーブ!」の放送により、「スーパーJチャンネル」の17時台の内容は一切ネットされていなかったが、2009年3月に「ムーブ!」が終了して、「NEWSゆう+」に衣替えされると共に「スーパーJチャンネル」の17時台の内容を一部ネットすることになった。

その後、全国ニュース「スーパーJチャンネル」を挟み、18:17からはローカルニュース「NEWSゆう+」→「キャスト」を放送している。

平日深夜枠

平日深夜には、ローカルバラエティ番組枠「ナイトinナイト」(テレビ朝日は未放送)や「探偵!ナイトスクープ」(テレビ朝日では2005年3月打ち切られた。その後は独立U局の一部で放送。CS放送のスカイ・Aでも放送されているため全国すべての地域で視聴可能)が編成されているため、「ネオバラエティ」枠の番組や「金曜ナイトドラマ」シリーズは、テレビ朝日や系列同時ネット局より1時間15分遅れで放送されている(ただし中国・四国地方や宮城県(東日本放送)では金曜のみABCと同じ編成となる)。「ナイトinナイト」・「ネオバラエティ」共に裏番組が非常に強いために関西地区では視聴率がやや低迷気味である。

また、テレビ朝日では金曜に放送されている「タモリ倶楽部」、土曜に放送されている「さまぁ〜ず×さまぁ〜ず」(2009年10月よりネット開始)、そしてメ〜テレでは月曜に放送されている「キングコングのあるコトないコト」は、2011年2月より日曜深夜に一括りの形式で3番組まとめて放送されるようになった(放送順は「あるコトないコト」~「さまぁ~ず」~「タモリ倶楽部」)。また、これらは本来30分の番組だが、関西地区ではなぜか35分になっている。一括り形式放送になった現在でも各番組35分のままであるため、非常にCMが長い。テレビ欄やEPGでもまとめて表示されるため、2つ目以降の番組の放送時間がわかりにくく、視聴や録画の際の妨げとなっている。ABCに限らず関西民放では本来30分の番組を35分に、60分の番組を65分にするというような編成が非常に多い。

不定期ながら「ネオバラエティ」枠後に3分間のミニ番組(番組やイベントのPR等)を放送したり、各曜日の放送時間がまちまちなため、深夜1時以降の番組が週によって違う時間に放送される。これはメ〜テレでも同じ現象が発生することがある。対照的にキー局のテレビ朝日の深夜番組は放送時間が一定である。そのため週によって時間が変わることはない。

深夜アニメ&UHFアニメ

かつてABCで放送された深夜アニメは全てキー局のテレビ朝日制作のものであったが、2006年4月からは自社制作の深夜アニメやUHFアニメが放送されている。しかしytvやMBSと比べてかなり消極的な感は否めない。

深夜アニメの制作は在阪局では最後発であり、これで在阪局全5局が深夜アニメの制作実績を持つ事になった。またUHFアニメへの参入は在阪局では4番目である(残る読売テレビも2006年7月より参入した事で、近畿2府4県の全ての民放テレビ局がUHFアニメの放送実績を持つ事になった[16])。

自社制作の深夜アニメ第1号は『ガラスの艦隊』。現時点における唯一ABC制作の深夜アニメである。

UHFアニメは『うたわれるもの』と『夢使い』。(前者では幹事局も務めている)ABCにとって、日曜8時30分枠以外でのアニメ自社制作、および同時期の複数作品でのキー局担当は、1996年10月改編で『怪盗セイント・テール』の終了とともにゴールデン枠から撤退して以来、約10年ぶり。

関西・中京両地区で広域局にてUHFアニメを放送する場合は、同一系列局のセットになる例が殆どだが(府・県域放送局であれば、テレビ愛知(TVA)とテレビ大阪(TVO)の組み合わせもある)、ABCとメ〜テレの組み合わせは、2006年10月より1クール放映の両局共同制作作品『銀色のオリンシス』で初めて実現した。

2007年4月改編でテレビ朝日の深夜アニメ枠は一時撤廃されたが、ABCの深夜アニメ枠は同改編で開始された、メ〜テレ制作でTOKYO MXにもネットのUHFアニメ『アニフリ』枠の1本で辛うじて残っていた(1本しかないのは、ABCはメ〜テレほどUHFアニメを多くネットしていなかったため。先述のように2006年4月期は2本ネットしていた)。しかし、2008年4月改編でABC唯一の深夜アニメ枠だった『アニフリ』枠も消滅し、以後は2009年1月19日より2クールの間テレビ朝日制作『黒神The Animation』を放送しただけに留まっている。

また、この局で放送するUHFアニメのうち、ハイビジョンサイズ(16:9)の作品(純粋なハイビジョンマスターか、SD画質マスターかの違いしかない)は、MBS(ごく一部の例外あり)やTVO(2006年秋以降)、KBS京都(2007年12月以降)とは異なり、地上波デジタル放送でも額縁放送になっているのが現状である(自社またはテレビ朝日制作作品に関してはフルサイズで放送。これはKTVでも同様である)。ただし、『アニフリ』枠作品はフルサイズ(ハイビジョン制作)で放送されている。

ABCにおける深夜アニメもしくはUHFアニメの放送時間は、前述のように不定期的にミニ番組が放送されたり、海外ドラマ枠の放送時間延長の影響などで繰り下げることがあれば、逆に前倒しで放送されたりと、頻繁に放送時間が変更されている(他の関西・中京圏の各民放局でも似たような状況が度々発生している)。ただし、2007年1-3月にかけては定時に放送することが多かった。

土曜夕方枠

部長刑事」を放送する都合から、2002年3月までは土曜夕方枠も独自の編成を敷いていた。ABC主要取引会社である大阪ガスが40年以上提供する放送枠を動かすことができないためで、全国ネットで土曜19:30から(後に改編に伴い18:30から)放送されている番組を、ABCでは夕方の全国ネット開始枠より前に放送することで、ABCでは19:30からの30分間を「部長刑事」放送枠に充てるというものである。1999年2月27日の放送番組を例に挙げる(参考:1999.2.27付 山陽新聞)。

テレビ朝日
関東 10ch.
ABC
関西 6ch.
15 00 土曜スペシャル 引き続き
土曜スペシャルI
30 神風怪盗ジャンヌ
16 00 土曜スペシャルII
17 00
24 今夜の番組 今夜の番組
30 ANN
スーパーJチャンネル
ANN
スーパーJチャンネル
18 00 まもって守護月天 まもって守護月天
30 神風怪盗ジャンヌ 激突!ハッピーチェック
19 00 激突!ハッピーチェック
30 新・部長刑事
アーバンポリス24

この編成のため、1987年10月には、通常金曜19:30からの放送だったアニメ「宇宙船サジタリウス」(テレビ朝日制作)が最終回のみ、同年7月の石原裕次郎逝去特番の影響による特例で全国ネットでは土曜19:30からの放送となったことから、ABCのみ同日17:55から放送されるという珍現象が発生した。なお前回の放送(通常通り前日19:30)はABCでも通常通り放送されたが、上記特別編成の影響からか、ABCのみ次回予告が独自のものとなった。

また、1986年9月に「光の伝説」が終了するまでは、土曜19:00は本局制作によるアニメの放映枠だった(1984年10月時点では本局制作の「レンズマン」、TBS毎日放送制作の「まんが日本昔ばなし」、日本テレビ読売テレビ制作の「ルパン三世 PartIII」と、同時間帯のアニメはすべて在阪局制作だった)。

その他

1999年から2004年にかけて、指定された企業や商品について、視聴者が制作したコマーシャルを募集し、その中の優秀作をABC内で放送するという「ABCデジタル・ダビンチ CGCMグランプリ」が毎年春に行われていた。

2008年6月2日から地上デジタル放送ワンセグでは画面右上に局ロゴ(ABC・4代目現行ロゴ)のウォーターマークの常時表示を実施している(CM時と放送終了〜放送開始までのフィラーは除く)。しかし、地上デジタル放送開始当初からウォーターマーク(ABC・3代目ロゴ)を表示していたが、諸般の事情で表示を取りやめた時期があった。

アナログ放送において、社屋移転した2008年6月23日から2010年7月中旬まで、画面に黒帯が出るレターボックス画面になった場合、自局送出の番組では字幕放送対応番組の冒頭に表示する「字幕」テロップは下と左に移動していた。時刻表示は番組中では下と左に移動するがCMでは移動しない。アナログ放送であることを判別するために表示される「アナログ」ウォーターマークは表示を開始した2009年1月12日から同年7月までの間は、自局送出の番組に限り画面に黒帯が出るレターボックスになると位置が下と右に移動した。

前述のように、ゴールデンタイムの番組が関西地区のみ野球中継に差し替えとなった場合は後日放送される(字幕放送のある番組は、後日放送でも対応)が、深夜番組など、特にスポンサーの付かない番組が特別編成(世界水泳などのスポーツ中継や機器メンテナンスなど)となった場合、休止となりその回の代替放送もされない場合が多い。

毎日放送関西テレビなどはローカル番組への差し替えを原則ローカルセールス枠に留めているのに対し、ABCはネットセールス枠でもローカル番組への差し替えが目立つ(阪神戦、全国高校野球選手権大会中継ココイロネオバラエティなど)。そのかわり、ローカルセールス枠となる夜7時の番組は稀にローカル番組への差し替えを行っている程度である。

主なテレビ番組

送信所

テレビの時刻出し

  • 時刻出しの方式は、アナログは「クロスカット」、地上デジタル放送は「横回転」で、地上デジタル放送では16:9の位置に表示されている。カスタムフォントは、アナログ・地上デジタル放送ともに「横回転」。地上デジタル放送の1の位だけ時刻が変わる時も10の位も変わる。
  • フィラー(お天気情報)開始時-9:54まで この内「おはようコールABC」「おはよう朝日です」(含・「おはよう朝日土曜日です」)の放送中はカスタム表示で時間を青で表示(※)し、またこれに天気予報のテロップ(放送されるのは近畿圏/大阪兵庫京都滋賀奈良和歌山札幌東京福岡)を併記する。尚、近畿圏の大阪以外の1府4県は北部と南部に分けて放送している。全国主要都市の天気を流すのはその地域に出張や修学旅行に出かける視聴者に配慮するためで、近畿地方では讀賣テレビ放送関西テレビ放送も同様の表示をしている。
  • 平日17:54-18:54 CM中は表示されない。また水曜日のナイター中継開催時は18:18まで
    ※2004年10月4日放送分から時刻出しフォントが変更され、やや丸みを帯びたものになった(同時に正午の「ポーン」の時報も廃止。1996年頃までは朝7時にも鳴っていたが、「おは朝」の時間帯移動により廃止)。上記の「おはようコールABC」「おはよう朝日です」では分表示のところは砂時計方式で00秒の段階では濃い青色だが2秒ごとに下から上に青緑色に変色していく。以前は天気のテロップは平日のみだったが2005年から土曜日についても表示されている。

2011年10月3日より、夕方の表示を廃止した。

お天気カメラ設置ポイント

※HD:ハイビジョンカメラ

スタジオ

ファイル:Stubico.svg この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています

全てHD対応。

大淀社屋のスタジオについてはABCセンター#テレビスタジオ(ABC)を参照。

オープニング・クロージング

ウォーターマーク

  • デジタル放送において画面右上に表示されるウォーターマークは、2008年1月から現在のロゴに移行した時に一時消滅。その後、ほたるまちに演奏所が移転した同6月より現ロゴが表示されるようになった。
  • 2010年11月からは、同局創立60周年に因んで「ABC 60th anniversary」と表示されている

脚注

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  1. ^ 逆に現在JNNに所属する毎日放送もANNに属していた。
  2. ^ この呼称は、放送局系列と新聞社系列の関係がこじれていたことに由来する。朝日新聞系列のABCは当初、TBSとネットを組んでいたが、後にTBSが毎日新聞系列(当時。現在は友好関係にとどまる)となったことで、問題が生じた。毎日放送(MBS)とNETとの関係も同様である。詳細はネットチェンジを参照。
  3. ^ 有名なところでは『やじうまテレビ!』→『おはようコールABC』『おはよう朝日です』。
  4. ^ 例:『ゴワッパー5 ゴーダム』=ABC→NET、『それゆけ!レッドビッキーズ』=テレビ朝日→ABC。
  5. ^ 世代交代が進み、腸捻転解消後に入社した社員が多数となった近年は「おはよう朝日です」で毎年5月第1週に「トレナビ・水着コレクション」を放送する等、かつてのエロ路線を排除した姿勢がやや緩やかになっている傾向がある。
  6. ^ 2000年頃は上位10社に含まれていなかったが、2005年の第三者割り当て増資後は信託口を除けば朝日新聞に次ぐ2位の大株主となった。
  7. ^ なお、MBSとTBSの関係は年々悪化している
  8. ^ 人的・物的な面がキー局と良好なのに対して、編成面ではキー局と対立し自社制作優先となっているのは関西テレビも同様である。ただし、関テレとは異なり報道面は現在ではキー局と友好的である。
  9. ^ 『ちい散歩』はBS朝日でも放送されている他、内容が関東中心のためか、過半数の局が放送せず、再放送・自社制作番組・ブロックネット番組(九州・山口地域『アサデス。九州・山口』)・テレビショッピングを編成している。特に、中四国・九州・沖縄地区ではフルネット局での定期放送がない(クロスネット局テレビ宮崎のみ定期放送)。その一方で、日本テレビ系列の北日本放送富山県)では週1回ネットされている。なお、関西圏・東海圏の独立UHF局ではKBS京都が2011年7月から放送している。
  10. ^ 2004年以前は、広島ホームテレビ広島東洋カープ戦中継をゴールデンタイムに多く行い、当然ながらABC制作番組も差し替え対象で、週や月によってはABCを上回る差し替え本数となっていた。ABCと異なり特定の曜日に集中しなかった反面、アニメや連続ドラマが遅れネットとなる事例が頻発していた。2010年現在では、ABCと差し替え日を同調させる場合が多い他、マツダスタジアムや甲子園のデーゲームでは、共同で放送権を購入し、相互に実況を差し替えて放送する事があった。
  11. ^ 腸捻転解消直後から80年代初頭はNET - テレビ朝日も高校野球に力を入れていて、関東地区の代表校の試合を中心にABCからネット受けしていた他、1976-77年はテレビ神奈川(tvk)と提携して全試合のリレー中継を行っていた程だった。また、関連番組として萩本欽一他『欽ちゃんのどこまでやるの!?』の出演者による全国定時制高校軟式野球大会の特集を『もう一つの甲子園』と題して制作した事もあった。
  12. ^ セレッソは関西の在阪の放送局8局全てがスポンサーについている。
  13. ^ 自治体関連の番組を放送した広島ホームテレビ等。同局では現在は枠を18:54に移動している。
  14. ^ 2008年に一度、広島ホームテレビ・北陸朝日放送が、2009年8月3日には東北ブロック6局と長野朝日放送がブロックネットまたは自社制作番組のため『Qさま!』スペシャルが20:00飛び乗りとなった。
  15. ^ フジテレビ・TBSは地方局に配慮して、録画番組では短縮編集版を制作している。また、ABCが「ココイロ」を放送している平日19:54(20時前)からテレビ朝日では事前・事後番組(ミニステなど)を放送していることもひとつの要因とも言える。
  16. ^ 余談だが、2007年5月より中京テレビ(CTV)が、当初東海テレビ(THK)でネット予定がキャンセルされた『アイドルマスター XENOGLOSSIA』(関西圏ではKTVでネット)の代替ネット局となった事で、東海3県でも同様となった。
  17. ^ 以前は京都タワーにお天気カメラを設置していたが、現在は京都ホテルオークラ屋上に移転。
  18. ^ 甲子園カメラは全国高校野球選手権大会期間中限定。

関連項目

現在
過去
その他関西のテレビ放送局